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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2006.8
- 出版社: 筑摩書房
- サイズ:19cm/166p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-480-87774-6
紙の本
くいしんぼう
著者 高橋 みどり (著)
一番の好物ってなんですか? 私は「のり」、そして「大根おろし」。外で食べるなら「寿司」もいい…。気取らなくて本当においしい、スタイリスト高橋みどりのくいしんぼうな日々を綴...
くいしんぼう
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商品説明
一番の好物ってなんですか? 私は「のり」、そして「大根おろし」。外で食べるなら「寿司」もいい…。気取らなくて本当においしい、スタイリスト高橋みどりのくいしんぼうな日々を綴る。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
高橋 みどり
- 略歴
- 〈高橋みどり〉1957年生まれ。スタイリスト。著書に「うちの器」「好きな理由」「ひさしぶりの引越し」など。
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紙の本
読後は、満足満足の満腹状態!
2007/04/05 18:53
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:佐々木 なおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
根っからのくいしんぼうだと、自分のことを分析する。
なにしろ本を読んでいても、
美味しいものが出てくると、本当に嬉しくなる。
にた〜っとした顔をしているだろうなとも予想がつく。
そして見つけたばかりの美味しいものを食べたくなったり、作ってみたくなったり、
買いに行きたくなったり…
くいしんぼうの血がさわぐと言うもんだ。
フリーのスタイリストとしてご活躍の高橋みどりさん。
おいしいものと旨い酒、楽しい人たち好きの
文字通りの「くいしんぼう」と著者紹介のところに書いてある。料理や手芸の本を作るのが好きで、かかわった本はすでに
100冊を超えるそうだ。
その高橋さんのくいしいぼうぶりをこの一冊でとくと拝見!
仕事柄、美味しいもの出合う機会の断然多い彼女ならではの
ラインナップに、
読んでいて、写真を見ていて、そのあまりの充実さにうなってばかりいました。
特に惹かれたのは蒸し土鍋。
ちょうど、季節は今時分ではないでしょうか?
京都の朝掘りたけのこを潔く豪快に切り、生を蒸す。
そしてあったかそうに汗をかいたたけのこたちを
秘伝のタレで食べる。
「おいしい、おいしすぎる」
たけのこなのに、初めて食べたたけのこの味がしたそうだ。
生ソーセージ、ホワイトアスパラ、プチトマト、小なすなども
次々に蒸す。
それぞれがなんとも美味しそうなのだが、
最後のスペシャルうどんがたまらない!
中蓋の下に落ちたさまざまの素材のエキスを含んだ汁に
昆布を加えて、塩、コショウで調味し、細うどんを入れる。
まさに美味しさの極み!
美味しいものには美味しさを分かちあう友達もいて、
食べるまでの会話や雰囲気がなんとも楽しそうだ。
蒸し土鍋のところでは渡邊かをるさんという実に魅力的な男性が登場する。
ヨーガンレールの食堂のところでは、
一瞬身震いするほどの気持ちよさを読んでいて感じた。
そして沖縄のところもじっくり読みました。
山羊料理、沖縄そば、そしてステーキ…、
美味しいのはもちろん、「行くたびに出会う沖縄の人たちのやさしさに、
今回もやられたなと思う」というくだりに、
やはり一度は沖縄に行ってみたいと思ったのでした。
最後まで読んで、満足満足の満腹状態。
ご馳走様でした!