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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2006.9
  • 出版社: 新潮社
  • サイズ:20cm/207p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-10-521711-9

紙の本

ティンブクトゥ

著者 ポール・オースター (著),柴田 元幸 (訳)

犬のミスター・ボーンズと飼い主の詩人ウィリーは初めから気のあう仲間だった。放浪癖のあるウィリーは、一緒に旅をしながらぶっ続けで話をしてくれた。だからミスター・ボーンズは、...

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ティンブクトゥ

税込 1,760 16pt

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商品説明

犬のミスター・ボーンズと飼い主の詩人ウィリーは初めから気のあう仲間だった。放浪癖のあるウィリーは、一緒に旅をしながらぶっ続けで話をしてくれた。だからミスター・ボーンズは、言葉を理解出来るようになった。そしてウィリーはもう先行き長くない—。出会いの喜び、別れの悲しみ。犬の視点で、世界を描くことを成功させた、オースターの最高傑作ラブ・ストーリー。【「BOOK」データベースの商品解説】

犬のミスター・ボーンズは考えた。優しかったウィリーに再会するために、ティンブクトゥへ行こう−。出会いの喜び、別れの悲しみ。犬の視点で、世界を描くことを成功させた、オースターの最高傑作ラブ・ストーリー。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

ポール・オースター

略歴
〈ポール・オースター〉1947年ニュージャージー州生まれ。コロンビア大学卒業。石油タンカー乗組員、山荘管理人などの職を転々としながら翻訳、詩作に携わる。「ニューヨーク三部作」で小説家となる。

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評価内訳

紙の本

いつものオースターとちょっと違う感じ

2006/10/17 23:14

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:yama-a - この投稿者のレビュー一覧を見る

 オースターの小説はほとんど全部読んでいるが、これはいつものオースターとちょっと違う感じ。なんだか平べったい印象がある。練りこんだ跡が目に見えない。いつものように読み終わって暫し「うーむ」と唸るようなこともなかった(だが読後感は少し爽快である)。
 短い小説だし、単純な設定だから仕方がないのかもしれない。話者は犬である。名前はミスター・ボーンズ。そして、最初の主人の名がウィリー。ウィリーは放浪の詩人、と言えば聞こえが良いが、悪く言えば定職にも就かず金にもならない詩を書いてばかりのイカレた中年男である。一応帰るべき家はあってそこに母親が住んでいるが、1年のほとんどをミスター・ボーンズとホームレスさながらの旅をしている。
 ミスター・ボーンズは犬であるからもちろん人間の言葉は話せないが、聞くほうでは人間の言葉をほぼ完璧に理解する。ウィリーはそのボーンズの能力を知ってか知らずか頻りにボーンズに話しかける。犬に人生を説いたりする。
 もっともミスター・ボーンズは人間ほどいろいろな知識があるわけではないので、時として意味の分からない単語に遭遇したり早合点したりもする。
 オースターの読者であればもちろんそんなことはありえないと思うが、そうでない人は、帯に「犬と飼い主の感動的な物語」と書いてあるからと言ってテリー・ケイの『白い犬とワルツを』みたいな話だと思ってはいけない。かと言ってディーン・R・クーンツの『ウォッチャーズ』のような本でもない。
 いつものオースターとはかなり趣が違うとは言え、これはやっぱりオースター以外の何ものでもないのである。そして、柴田元幸の「訳者あとがき」を読んで、「ふーん、なるほど。こういう風に読み解くのか」と驚くのである。今回はオースターにではなく柴田元幸に唸ってしまった。
 確かに、柴田の指摘するように、この物語は定型的な展開を避けている。そして、そのことによって読者は自分自身に向き合うこととなるのである。
 そして、この流儀に基づいて柴田は、一般的には「犬好きの方には特にお薦め」などと書きたいところを、とても控え目に「もしあなたが犬好きだったら、この本を好きになる確率は、犬好きでない人に較べてほんの少し高いかもしれない」と書いている。これには僕も同意。別にこれは犬の小説ではない。
 そして、ここでも定型的に陥ることを避けたエンディングを、僕は良いと思った。こんなことを書くと怒られるだろうが、もしあなたがこのエンディングを読んで良いと思わなかったのなら、それは端からこの小説を読むべきではなかったということではないかな、などと思う。
 できればオースターを何冊か読んでいる人に読んでもらいたい小説だ。
by yama-a 賢い言葉のWeb

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