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空白の叫び 上
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.2 64件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2006.9
  • 出版社: 小学館
  • サイズ:20cm/582p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-09-379729-0
  • 国内送料無料

紙の本

空白の叫び 上

著者 貫井 徳郎 (著)

ふつうの少年がなぜ人を殺すのか。世の中への違和感を抱え、彼らは何を思い、どんな行動に出るのか—やがて殺人者になる三人の心の軌跡をたどった戦慄のクライム・ノベル。【「BOO...

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空白の叫び 上

1,836(税込)

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商品説明

ふつうの少年がなぜ人を殺すのか。世の中への違和感を抱え、彼らは何を思い、どんな行動に出るのか—やがて殺人者になる三人の心の軌跡をたどった戦慄のクライム・ノベル。【「BOOK」データベースの商品解説】

ふつうの少年がなぜ人を殺すのか。世の中への違和感を抱え、彼らは何を思い、どんな行動に出るのか−。やがて殺人者になる3人の心の軌跡をたどった、戦慄のクライム・ノベル。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

貫井 徳郎

略歴
〈貫井徳郎〉1968年東京生まれ。早稲田大学商学部卒業。93年鮎川哲也賞最終候補作「慟哭」で作家デビュー。ほかの著書に「さよならの代わりに」「追憶のかけら」など。

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みんなのレビュー64件

みんなの評価4.2

評価内訳

紙の本

少年たちの破滅

2014/09/04 23:41

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:BACO - この投稿者のレビュー一覧を見る

上下巻とも、主人公3人の視点から物語を語っている。
上巻はそれぞれが犯罪に至るまでの経緯と少年院での出来事がメインであり、まだまだ核心には迫らないものであった。
しかし、3人の人格を読者が把握するには十分なストーリーが盛り込まれており、全編に亘ってその印象が保ち続けられる。
相変わらず著書の作品は暗いが、人間の心情を上手く表現しており臨場感が感じられる。

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紙の本

間違いなく今年のベスト本の一つ。しかしねえ、これを読むと、少年院てえのはいやなものだと思いますけれど、この本で悪いのは罪を犯した少年ではなく、そう仕向けた大人であることは確かでしょ

2006/10/08 22:35

7人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

私の貫井徳郎への評価を高めたのは、2005年に出た『悪党たちは千里を走る』でした。だから、『愚行録』が直木賞の候補になったときも、作品こそ読みはしなかったものの、さもありなん、と思ったものです。でも、今回の上下本の出版ニュースが出たときは、正直、気乗りがしませんでした。
まず、小学館というのがイマイチ、ピンと来ません。確かに片山恭一『世界の中心で愛を叫ぶ』、宮部みゆき『模倣犯』とメガヒットを出してはいます。でも、小説を出す会社、としては疑問符。しかも扱うのが少年犯罪で、上下本。謳い文句が「戦慄のクライム・ノベル」でしょ。おまけに大久保學の装幀は、造本だけを見ればいいけれど、カバーの千葉尚史の写真の扱いが、何となくナマな感じで、ちょっとセンス感じないし・・・。
でも、これだけは言えます。読んで、よかった。内容的には『模倣犯』より上だし、多分、重松清『疾走』だって超えてるかもしれない、もしかすると、今年のベストかもしれません。いやあ、凄い小説に出会っちゃったな、って。簡単に上下巻の構成を書いておけば
上巻 582頁
第一部 胎動
第二部 接触

下巻 572頁
第三部 発動
となっています。全体で1100頁を超えます。二段組ではないので、量では『模倣犯』に負けますが、連載期間で言えば、『模倣犯』の1995年から99年までという5年間に対して、この作品は『文芸ポスト』2001年春号〜2006年冬号連載ですから6年と、貫井の勝ち。しかも、貫井は1968年生まれ、といいますからまだ40前。商学部卒業と、学部こそ違いますが、近年、直木賞作家を輩出している早稲田大学出身。面白くないわけがない!はずはないか・・・
巻頭に「この物語は二〇〇〇年の少年法改正以前を舞台にしています。」という断りがあるように、少年犯罪がテーマの小説です。主人公は三人。彼らは、交じり合うことのない三つの事件の犯人です。プロフィールだけを簡単に紹介しましょう。共通点は、事件当時、彼らが14歳、中学生であったことだけです。
久藤美也(くどうよしや)は、都心部最大の団地に暮らしています。彼に「美也くん」と呼びかける母と、その彼に小学生の時「薄っぺらな人間」と見抜かれた、リストラされないことだけを喜んでいる父との三人暮らし。ただし、父親が気まぐれにつけた「美也」という名前が、少年の人生を捻じ曲げます。小学生当時、彼は執拗な苛めにあいます。でも中学に入った彼は、暴力によってその立場から抜け出します。そんな久藤の前に現れたのが、23歳になる非常勤講師柏木理穂です。
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他に、重要人物として、米山、黒沢、英里、彩といった人々が登場しますが、彼らの役割は小説を読んで理解してもらうのが一番でしょう。ともかく、単なるクライム・ノベルだと思っていたものが、突如、スタイルを変える、その伏線はいやでも気づくんですが、それが殆ど機能しないままに話が進んで、ラストにイッキ、いや、これも読んでもらいましょう。

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2007/02/18 03:43

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2007/03/10 09:26

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2007/08/04 14:50

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2006/11/27 16:53

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2006/09/20 21:41

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2006/10/22 17:58

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2008/01/17 17:07

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2010/05/28 19:47

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2007/10/20 23:10

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2006/12/29 18:41

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