サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

【HB】丸善・ジュンク堂書店×hontoブックツリー  あの人をもっと知りたい  ~7/5

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 3.5 1件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2006/08/01
  • 出版社: 弦書房
  • サイズ:19cm/227p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-902116-63-4

紙の本

緒方竹虎 リベラルを貫く

著者 渡邊 行男 (著)

戦中は軍部と、戦後は占領軍や右翼と対峙し、自由を守ろうとした「新聞人」として、吉田首相に退陣を迫り、保守合同を成し遂げた「政治家」として、リベラルを貫き通した緒方竹虎の生...

もっと見る

緒方竹虎 リベラルを貫く

税込 2,090 19pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

戦中は軍部と、戦後は占領軍や右翼と対峙し、自由を守ろうとした「新聞人」として、吉田首相に退陣を迫り、保守合同を成し遂げた「政治家」として、リベラルを貫き通した緒方竹虎の生き様を描く。『西日本文化』連載に加筆。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

渡邊 行男

略歴
〈渡邊行男〉1926年福岡県生まれ。明治大学文学部中退。衆議院事務局、憲政記念館(企画調査主幹)勤務。のち福岡県豊前市立図書館長。著書に「宇垣一成」など。

関連キーワード

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー1件

みんなの評価3.5

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (0件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

半世紀前の自民麻生VS民主鳩山の前哨戦は。

2009/08/26 11:38

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:浦辺 登 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 まるで、その現場を見てきたように語る人がいるが、著者の場合は衆議院事務局、憲政記念館に勤めていただけに、敗戦後の日本の政治を実況中継で見ているかのよう。臨場感というか緊迫感があるだけに、ついつい読み急いでしまう。
 この一冊の中でおもしろいのは、緒方竹虎の評伝でありながら麻生太郎総理大臣の祖父である吉田茂と鳩山民主党代表の祖父である鳩山一郎の政権争奪戦の裏話だろうか。その権力争いの中において吉田茂の側近でありながら、吉田茂に退任の引導を渡したのが緒方竹虎である。残念なことに、総理総裁を嘱望されながら病没してしまったために、記憶に留めている人の方が珍しい。
 が、しかし、元日本開発銀行副総裁の緒方四十郎氏の父、元国連難民高等弁務官の緒方貞子氏の岳父といったら、なにやら、その政治手法に興味を抱かれるのではないだろうか。

 この緒方竹虎であるが、朝日新聞の記者から政界入りを果たしたのだが、その新聞記者、政治家への道筋を作ったのが竹馬の友と言うべき中野正剛である。中野正剛といっても戦中の代議士なので知らない人が多いと思うが、東條英機首相を朝日新聞紙上で批判したために、東條お得意の憲兵を使っての因縁弾圧で自決に追い込まれた人物である。その中野正剛の葬儀委員長が緒方竹虎であるが、東條に逆らえば命は無い時代に正義を貫いた人である。
 二・二六事件で反乱軍将校が朝日新聞を襲撃した際に対応したのも緒方竹虎だが、もとより命を懸けて国家の行く末を考えていたのだろう。
 この緒方竹虎の考え方として驚くのは、戦前の内閣において陸軍大臣、海軍大臣が軍人であることに異を唱えていたこと、枢密院が日本の政治を操っていたことから廃止を主張していたことだろう。貴族院など、華族と爵位を有する退役軍人が多くを占め、とても議会とはいえないものであり、自然に軍部が権力を発揮するのも仕方のない政治機構となっている。

 政権交代が目的で政策がなおざりにされている今夏の衆議院選挙をみながら、半世紀以上も前の権力闘争の延長戦が今回の選挙なのではと思えてならない。棚ぼたで権力の座についた吉田茂(麻生太郎)が鳩山一郎(鳩山由紀夫)に政権を譲る、譲らないでもめた政争と同じ事が起きていることに、この国の真の政治改革は無理なのかとため息をついてしまった。
 自民党に対する大いなる不満、民主党に対する大いなる不安を抱きながら、国民は翻弄され続けるのだろう。「いま、緒方ありせば・・・・・・」と本書の帯にもあったが、つくづく、そう思う。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。