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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2006.9
  • 出版社: にんげん出版
  • サイズ:19cm/285p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-931344-14-3

紙の本

滅びゆくアメリカ帝国

著者 高野 孟 (著)

史上最強の軍事大国がイラクの泥沼に沈む理由とは? 情報誌『インサイダー』編集長の著者が、9・11事件後の5年間のテロ、アフガニスタン、そしてイラクをめぐる情勢について書き...

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滅びゆくアメリカ帝国

税込 1,980 18pt

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商品説明

史上最強の軍事大国がイラクの泥沼に沈む理由とは? 情報誌『インサイダー』編集長の著者が、9・11事件後の5年間のテロ、アフガニスタン、そしてイラクをめぐる情勢について書き綴った記事をまとめたもの。【「TRC MARC」の商品解説】

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評価内訳

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紙の本

驚くべき予測の正確さと原理原則に則った主張

2007/01/21 13:26

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ほいほい0080 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 「本書は、・・・情報誌『インサイダー』に書き綴った記事の主なものを、ほぼ原型のまま日付順に収録し」たという序章「はじめに」の記述が本当であるとすれば、著者の高野氏による米国の「テロとの戦争」に関する状況予測は非常な正確さで的中している。岡崎久彦、”恥辱の殿堂”古森義久、中西輝政、江畑謙介、森本敏・・・・といった有象無象の中東問題の素人の無責任な放言とは完全に一線を画し、まともな中東専門家と比べても十分以上に正確である。日本の中東専門家の主流派は、イラク戦争により、世界中でテロの脅威が増大し、中東がさらなる混乱状態になることは予測していたものの、専門家としての慎重さからであろうが、アフガン戦争やイラク戦争が泥沼化することを明確に断言した専門家はそれほど多くはなかった。著者はアフガン戦争以前から、「テロとの戦い」の泥沼化を断言している。
 基本的には、米国が強いから、そちらに付くというイラク戦争を支持した機会主義的な素人達と違って、著者の論は、一般的な「民主主義」や「法治主義」の原則に従っており、また、情勢分析については、専ら、海外の専門家の発言や海外報道からの情報抽出によるものの、その大部分が、後の検証により正しいと判明するものが選択されている。
 なお、米国のマスメディアに、ネオコン批判が出るようになったことを持って、著者は、イラク戦争によるネオコンの退潮を伝えているが、残念ながら、ネオコンは、相変わらず猛威を振るっている。未だに、米国の主流マスメディアは、ネオコンの広報機関状態から抜け出せていない(2001年1月時点)。既に、アフガニスタンでは、復活したタリバンが南部を実効支配し、米軍を引き継いだNATO軍に相次いで犠牲者が出ている。イラクでは、既に内戦が始まっていると言える状態で、毎日のように数十から百数十人の民間人が犠牲となり、米国人兵士も例えば2006年12月中には109人が死亡している。このような状況下で、イランへの攻撃を支持する米国主流マスメディアと、またも騙されつつある米国民多数派の学習能力の低さには、評者も頭を抱えざるを得ない。
 著者によるイラク戦争の予測がこれだけ当たっているとなると、日本の将来に不安を覚えざるを得ないのは、米国が超大国から最大ではあるが「超」のつかない大国になるという著者の将来予測である。すなわち、米国が何でも思い通りに行動できる時代が終わり、他の大国との協調の時代が始まるという。評者はこの予測を正しいかどうか判断できるだけの知識を持っていないが、そのような時代が来るとしたら、日本は今どのような外交を行うべきだろうか? 現在の日本政府がそのような可能性を考慮して、外交政策を策定しているとは到底思えない。
 中西輝政、岡崎久彦らの中東問題の素人は現在の安部政権(2007年1月時点)のブレーンとして活躍しているそうである。素人達の脳天気な北朝鮮問題や今後の中国の大国化に対する対応策は、中国・韓国・ロシアに敵対し、ひたすら米国に追随しておくというものであったが、彼らが熱烈に支持したイラク戦争の結果、中国やロシアの国際的立場と経済状態は圧倒的に強化され、北朝鮮問題はほぼ、中国やロシアが決定権を握る情勢となった。素人は専門家の意見を伺うことによって、適切な判断を下すことができるが、残念ながら現政権のブレーンは、日本の中東専門家の主流派の意見を完全に無視して、楽観論を振りまいた無能者である。日本の将来に不安を覚えざるを得ない。

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