紙の本
改訳新版です
2016/12/29 16:36
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投稿者:肋骨痛男 - この投稿者のレビュー一覧を見る
擬人化されたウサギたちが新たな自分たちの場所を求めて、旅に出る物語です。大人になってから読むと、エピグラフが秀逸であることに気づきます。
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予知能力をもったウサギと統率能力のあるウサギを中心としたひと群れが故郷の村を離れ新しい村を作るまでの冒険譚。レースゲーム等で視点の車高が低くなればなる程見通しが悪くなりつつスピード感が増すアレのように、物語のほとんどがウサギ視点である為、人間にはとるにたらない状況も既にウサギとなった自分には激しくスリルをぶつけてきた。
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旅立ちそして戦い そしてウサギ達の目線 そして哲学 ウイットにとんだ 皮肉 ウサギ達の宗教観創世記”エルアライアーの恵み"おもしろい
そして 旅する集団の組織論 リーダー論 30年ぶりによんでも新鮮である
章ごとに紹介されてる詩や格言
これを読んでるだけで勉強にまります。
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数十年ぶりに再読。とはいっても、私が最初に読んだのは1975年の翻訳。今回は新装版で活字も訳文もずいぶん読みやすくなっていた。
ファイバーの不吉な予言を信じて命がけで村を脱出したヘイズルたち。新天地を求める旅の途中、立派な毛並みのうさぎたちと出会い、彼らの村に招かれるが・・・。
うさぎたちの旅立ちと苦難の旅、そして求めていた新天地に新しい巣穴を作るまでの前編、若きリーダー、ヘイズルの成長を眩しく感じながら読み進むことができた。誇り高き戦士のビグウィグ、天性の語り部ダンディライアンなど、どのうさぎたちも魅力的でいとおしい。新しい巣穴「ハチの巣」には、どうしても牝うさぎが必要。偶然助けたユリカモメのキハールの協力を得ながら、ヘイズルは無謀ともいえる作戦に出る。
10代のうちに出会っておいて本当に良かったと思える不朽の名作。
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一度、小学生の時になぜか挫折したんだけど、今度はかなりおもしろく読めました。「児童文学」と括るのはもったいない。
物語としてとてもおもしろい…ということの他、「組織」とか「リーダーシップ」だとかを考える上でもなかなか良いテキストになっているかも。
平(ヒラ)の若いウサギ(うさぎも階級社会なのです)ヘイズルが、群れを率いてサンドルフォード村を脱出し、新たな村(ウォーターシップダウンの村)を作るというのが、基本的なあらすじ。
ヘイズルの他にも、サンドルフォード村の長スリアラー、強権的で独裁的なエフラファ村の長ウンドワード将軍、長ウサギが不在の村のなんとなくのリーダーっぽいカウスリップ。また、ウサギの間で語り継がれているエル・アライラーという伝説的英雄ウサギの昔話。いろいろなタイプの「リーダー」が出てくる。
「組織」としても、上記の村々はそれぞれ個性的な組織になっている。
で、もちろん、ヘイズルは、失敗もあるし、不安や恐怖にもかられるんだけれども、人望(兎望?)篤い、理想的なリーダーとして描かれている。 柔軟で多様性を許容し、己の力量も冷静に分析できて、革新的な技術もうまく取り入れ、機転がきき、勇敢で決断力がある。
ヘイズルとファイバーと共に村を出たウサギたちは(もといたサンドルフォードでは彼よりも上の階級で、身体も大きく強いビグウィグやホリーですら!)、いつの間にかヘイゼルに信頼を寄せ、その信頼に応えようと、それぞれが持つ能力を最大限に出し切って使命感を持って、村を守る。
なかなかウォーターシップダウンのようにはいかないよなぁ…、と思いつつも、非常にうらやましい組織だなぁと。
特にヘイズルの中途採用者(よそ者というか、外様というか…)の扱い方は素晴らしいんだけど、なかなか真似できないだろうなぁ。
ウォーターシップダウンと対比してのウンドワード将軍のエフラファも興味深い。けっこう日本のワンマン社長の組織とかってこんなかんじだろうな、と思ったり。
組織論とかリーダーシップ論かなんかのテキストにして学生にディスカッションとかさせたらけっこうおもしろいんじゃないかなぁ。
ちなみに、話中に出てくる「ウサギ語」がけっこうかわいいのよ…。音の響きが。ちょっと使ってみたくなる…。(上下全2巻)(2006 Sep)
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この本は上・下の長編ですが、読めます!
ウサギが新たな土地を求めて冒険するお話です♪ウサギの目の高さでものを見て考えて、知恵と勇気でいくつもの罠や困難を乗り越えていきます☆ウサギだと思ってバカにしてはいけません!ウサギの間での神話がいくつも登場しますが、この神話も面白い。
登場ウサギは、予知能力をもつファイバーに始まり、とても個性豊かなウサギたちです。この本は章がたくさんに分けて書いてあるので、長編が苦手な人でも読み区切りがしやすい上に次が気になるので読みやすいと思いますよ。
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●ヘイズルが信頼され、人望を集めていくのが不思議に思える。ヘイズルの決断力は優れていると思うが、判断が正しいとは言い難く、ヘイズル一行が無事に旅することができたのは運がよかっただけだと思う。仮に一つでも失敗していたら彼はどうなっただろう?不確定要素が多くあるなかでも決断を下すことがリーダーの資質なのだろうか。
☆きっかけは八方美人な書評
読了日:2011/02/25
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1972年に発表され、イギリスの児童文学賞(カーネギ-賞とガ-ディアン賞)を同時受賞した《読み聞かせの名作》。予知能力をもつウサギ(ファイバ-)の言葉を信じて、棲家を捨て旅に出た11匹のウサギたちの物語です。ウサギ社会が擬人化されており、ウサギ語(ラパイン)でコミニケ-ションしながら、新天地を求める旅路が描かれていきます。彼らの最大の敵(エリル)は、シロイタチと鉄砲撃ちの人間ですが、傷ついたカモメ(キリ-ル)を助けたり、繁殖のため飼育ウサギを解放し牝ウサギを仲間にしたりと、生存のための苦闘の旅が続きます
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題名通り、うさぎの物語です。
…といえば、メルヘンもの? と思えるのですが
中身はごく普通の社会。
身分があり、上がいて下がいて。
そんな人間のような、それでものどかなそこで
1羽のうさぎが、恐ろしい事が起こる、と予言します。
今までいたうさぎ村を出て行って、安息地を求めるだけの話かと思いきや
そこまでで終了せず、そこから村を形成する事まで進みます。
…ここまでが上巻の話になるので、下巻がどうなるのかはなぞですが
色々持ち上がる問題を解決していくのでしょうか?
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漢を知りたければ読みましょう。
全員うさぎ、しかし全員、漢です。狼の様にかっこいい、うさぎ達の物語。
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「ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち」を読んで以来、頭の中に
疾走するウサギたちのイメージが住みつきました。
緑の野原、暖かい藪、草いきれの中、日の下、星の下。
狭くて空調のきいた部屋から外に出ると
頭のウサギたちがうずうずし始めます。
疲れてるのに、駅まで走り出してしまうのです。
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私が読んだのは1975年度版の方なのですが、ブクログさんが「そっちは画像がないよ!」って言うのでこちらにレビュー。
(ちなみに1975年度の方は、リアルうさぎのアップが表紙になってます)
穏やかで安定した生活を送っていたうさぎ一族
しかしチビですこし変わり者のファイバーが、間近に迫る危険を予感し、若衆組と呼ばれる一年児のうさぎたちはそれを長うさぎに申告する。
その申告を真面目に受け取ってもらえなかったヘイズル以下の若いうさぎたちは、自分たちだけでも新しい土地を探しに旅立つことに。
そこに待ち受ける苦難・苦難・苦難。
しかし「それを乗り越えた先に、待っているものが必ずある」と固く信じるうさぎたち。
彼らの旅路の行く末は・・・!
いやぁ、うさぎって、かわいいだけじゃないのね。
みんな必死に生きてるのだなぁ(しみじみ)
ヘイズルやブラックベリ、ビグウィグなどのうさぎそれぞれの性格分けがはっきりされているので、読んでて楽しいし、感情移入もしちゃいます。
上士(アウスラ)制度や油断しなければそんなに敵にやられないことや(猫と闘って勝っちゃうのよー)巣穴についてのあれこれや。
野うさぎについての生態も面白く学べるので、子供にも読ませたいなーと思いました。
いや、大人が読んでも楽しいのよ?
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中高生くらいで読んで、再読。
大人が読んでも非常におもしろい。
住処にしている草原が人間に開拓されることになったため、新天地を求めて旅立つうさぎたちの冒険物語。
物語のうさぎたちは先祖代々の習慣や風習や神話を持ち、言葉やふれあいでコミュニケーションを取り、一族は身分制度で統制されている。
うさぎ語は、敵の動物を「エリル」、時間の概念が自然と直結しているので月の出の後として「フ・インレ」、ショックを受けて自室茫然となることをわからない「サーン状態」、エンジンの付いた人間の車を「フルドド」、人間の毒ガスは「白い煙」、うさぎが死ぬことを「走るのを止める」などと表現する。
うさぎ神話によると、この世の創造神は太陽であるフリスで、伝説のうさぎの王はエル・アライラー(千の敵を持つ王)だ。この二人は知恵比べをしている。
エル・アライラーの忠臣ラブスカトル、エル・アライラーと勢力争いを行う虹の王子、死の運ぶインレの黒うさぎの話は、うさぎ一族の語り部たちにより語り継がれている。
そのような話を先祖代々語り部うさぎが語り継いでゆく。
物語はイギリスの田舎の野原に住んでいるうさぎたちの群れで始まる。
うさぎの群れは、一族の長のスリアラー(ナナカマドの頭領、という意味)で、その直下の強い上士うさぎたちがパトロールをしたり群れのうさぎたちを取りまとめ、まだ若いうさぎたちは人生を学び、巣穴を掘るのはこどものいるめすだった。
そんな野原の一族で若いヘイズル(ハシバミ)は、予知能力を持つ弟ファイバー(5番目以降に産まれた、という名前)の予言、「おそろしいことが近づいてくる!野原は血の海だ。ここを立ち去らなければいけない」という言葉を信じ…たわけではないのだが、弟を一人にしないために、他のうさぎたちに声をかけて野原を出ることにする。
最初に長のスリアラーに言ったが、いままで危機を乗り越えときには冷酷な決断もした彼は「はっきりしないことで群れのみんなを説得し当てのない放浪に出るなら、ここで守りを固めるべきだ」ということで警告を無視された。
ヘイズルとファイバーとともに平原を出たのは9匹のうさぎたち。
ビグヴィクは頭の毛が分厚いので「鬘・毛皮頭」を意味する人間語では「ピグヴィク」、うさぎ語では「スライリー」という名前を持つ。力が強いが直情的なところもある。
ダンディライオンは、足が強くて語り部。
ブラックベリは頭がよく、情報分析に優れ、今まで思いも寄らなかったアイデアを出し、決断を下す。
シルバーはビグヴィクの同僚の若く逞しい上士うさぎ。長のスリアラーの甥で灰色の毛並みを持つ。
バックソーンは、まだ若いうさぎだが将来上士入りを期待される力強いうさぎ。
ピプキン(草の梅雨の貯まるくぼみ。うさぎ語名では「フラオ・ルー」)は、幼く小さく弱々しいうさぎ。まだ自分が何をすべきかもわからないが、自分はヘイゼルのそばにいれば安全だと思い着いてきた。
ホークビットは体の重く頭の回転もそんなに良くはないヤツ、ス��ードウェルとエイコンはまだ若いうさぎで、彼らは群れにいても将来を見込めずヘイゼルについて行くことにした。
うさぎの一行は森を抜け川を渡り、初めて見るアナグマやカラスの目を逃れ、まったく未知の世界へと旅立った。
目的地はファイバーが夢見た小高い丘の上で安全な穴が掘れる場所、それは遥か遠くだ。
しばらく進むとあまりにも平和なうさぎの村に着いた。そこは人間たちがうさぎの敵を殺してくれてたまに餌も撒いてくれる。うさぎたちは太り戦いを忘れ、巣穴を広げたり道具を使ったりしている。彼らはヘイゼルたちの一行に、この村にずっといれば良いという。ヘイゼルは村の平穏さに喜びつつ、違和感を拭いきれない。
やがて恐るべき真相が見える。
この一体は人間がうさぎが住みやすくしてうさぎたちを太らせ、肉が欲しくなったら罠を仕掛けるといういわばうさぎ牧場だった。そこのうさぎたちは、敵もいない食料も豊富という安定と、いつ自分が罠で殺されるかわからない恐怖とのバランスを保つために独自の生活や歌を編み出していたのだ。
ヘイゼルたちの一行は危ういところを抜け出し、自分たちが住む場所を探しに村を逃げ出した。
この出来事は、成り行きで放浪うさぎの頭領となったヘイゼルの指導力、ファイバーの予知力、ブラックベリの知恵を確かなものとして一行に再認知され、直情的だったビグヴィクも考えることの大切さを思い知らしめ、目的地の見えない旅に疑問を持ち始めたうさぎたちの心を改めて一つにさせたのだった。
そして村からはストローベリーといううさぎが「一緒に連れて行ってくれ!」と仲間に加わった。
こうして一行はウォーターシップ・ダウンに着いた。
この丘の上こそが自分たちの住処に相応しい。彼らはうさぎ農場村で見た巣穴を参考に、初めてのオスうさぎによる初めての巣穴堀りを行った。
自分たちの生まれ故郷では巣穴はすでに先祖たちが掘っていたし、新たに作るのは子育てが必要なメスうさぎだった。だが自分たちは未知の世界に出て自分たちで新たなことを始めるのだ。
そんなある晩、ヘイゼルたちのいた草原から命からがら逃げ出した上士うさぎで実直なホーリーと、冗談ばっかり言っているブルーベルが、ヘイゼルたちを追ってくる。
ホーリーの話は恐ろしいものだった。ヘイゼルたちが元いた草原は人間により開墾され、うさぎたちは巣穴に毒を入れられみんなが死んだ。なんとか逃げ出した数匹のうち、やっとヘイゼルたちに追いついたのがこの二匹だけだったのだ。
こうしてうさぎたちは14匹となった。
ウォーターシップ・ダウンで暮らし始めたヘイゼルは鷹に狙われたネズミ、そして怪我をしたユリカモメのキハール(波の音を名前にした)を助ける。
多種との協力は珍しいのだが、ヘイゼルには初めての土地なのだから違う特技を持つ生物と協力体制を作りたいという思惑があった。
そしてヘイゼルが一番心配していたのは、この地で群れを作るには、子供を産んでくれるメスが不可欠だということだった。
空を飛べるキハールの協力で、近隣の農場に籠に入れられたうさぎが、そしてうさぎの足で3日ほどの行程の草原にうさぎの群れがいる情報を得た。
そこで草原のうさぎの群れに、「余っているメスがいたらうちの群れにいただきたい」と使いを出すことにした。(作者から、「人間の男女とうさぎの雄雌の感情は違うのだから、ヘイゼルたちがメスを子供を生むものとしか考えていなくてもしかたないことなんですよ」と一言お断りがありました)
使いに出たのはホリーたち4匹のうさぎたち。
その留守中に、自分も何かをしたくなったヘイゼルは、数匹の仲間を連れて農場のうさぎを脱走させて群れにつれてこようとする。
ヘイゼルの危険を予言するファイバーの言葉を聞かずにでかけたヘイゼルたちは、農場からオスメス三匹のうさぎを連れ出した。しかしヘイゼルは農場主に鉄砲で撃たれて怪我をする。
遠征していたホリーたちは怪我をして戻ってきた。
草原にいるのは、ウーンドウォート将軍が群れのうさぎたちを完全に支配するエフラファ一族だった。
めすは余っていたが、とても交渉のできる相手ではなかった。
ウーンドウォート将軍は厳しい統制を引き、脱走しようとするうさぎには制裁を加え、群れうさぎたちはただ命令に従い罰を免れることにいっぱいいっぱいで自分では物事を考えられなくなっていた。
怪我から癒えたヘイゼルは、今度はファイバーの明るい見立てもあり、改めてエフラファ一族のめすを連れ出す計画を立てる。
下巻に続く。
https://booklog.jp/users/junsuido/archives/1/4566015017
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最近、いまひとつ合わない読書が続いていたので、ずっと気になっていたウォーターシップダウンにトライした。
(実際に読んだのは、評論社のハードカバー、1989新装版だったが、ブクログには見当たらないので、こちらで登録しておく。)
結果、すごく良かったです。他に言いようがないくらい楽しめた。
うさぎ社会=迫力のある、リアルとポエティックな世界に浸って大満足。
素晴らしい作品だと思う。
まだ上巻までなので大した感想は書けないけど、下巻が今から楽しみ。
以下、自分のためのメモ。
ウサギたちの軍記物、と聞いていたけど、自分には「竜馬が行く」の前半にダブって見えた。
ウサギたちの脱藩もの。
ヘイズルは竜馬、ビグウィクが武市半平太(上士だし、主人公に対してやや上から目線だし、強いし、早々にピンチだし)。
神宮さんの日本語が格調高く、歯切れ良く、で、痺れる。
翻訳物は訳者の日本語巧拙が読者の手応えの八割を占める。
ストーリーとかキャラクターとか、そんなのを読者に読ませる力があるかは、構成する日本語何如だから。(※効果には個人差があります)
ウサギキャラクターや用語などを以下に備忘。
ヘイズル、心理戦のうまい主人公。けっこう残酷な考えもできる。頼れるリーダー。
ファイバー、予言者。ヘイズルの弟。宝塚ではこれが女体化して娘役一番手になる。(想像)
ビグウィク、ジャイアンで、アームズの隼人、武市半平太で、主人公のライバル戦友。体格が良く、友情にアツく、生まれは高貴。これは人気でたはず。宝塚では男役二番手がこれ。(想像)本名はスライリ。忘れてたわ。
ブラックベリ、頼れる親友。賢いし、いい奴。好き。ベリーじゃなくてベリ。それが大事なんです。
ダンディライアン、陽気な吟遊詩人。かわいい。たんぽぽ?
シルバー、ビグウィクの派閥の友達。強くてクール。唯一無傷でカルト村から脱出。私がうさぎなら彼を選ぶね。一択。
ホリー。もと組頭で上士。ビグウィクの先輩?誇り高き貴族キャラ。合流組。
ブルーベル、ホリーの寵愛を受ける道化師キャラ。すごいなウサギ社会は。
ピプキン、最小最弱。エーミールと探偵たちのディーンスタークくんかな。後半キーパーソンになるとみた。
ホークビット、あんまり特徴がなかったけど、ちょっと役に立ってきた。退屈で出来の悪い奴らしい。
スピードウェル、エイコン、あんまり特徴なし。
バックソーン、もと上士?途中で怪我してた。
ストローベリ、合流組。ディストピア村と妻を捨てて合流。いい奴。広間作りとカルト村侵入で頑張った。
ボックスウッド、農場から来た飼いうさぎ。妻たちをとられるけど自由を得たってこと?
クローバー、農場から(自主的に)脱出させられた雌。賢いらしい。ホリーといいかんじ?
ヘイスタック、農場から脱出させられ、マゴついてなかなか動かなかった雌。こんなウサギでいいのか。
ローレル、農場で脱出失敗し、捨て置かれたウサギ。雄だから別にヨシってか。
カウスリップ、ディストピア村の案内キャラ。笑うシーン、めちゃくちゃ怖いよ。
キハール、白鳥?共生している鳥。喋り方が片言で可愛い。海を知らないウサギたちに大きな水の話をする。
エル・アライラー、伝説上のヒーローうさぎ
フリス様、うさぎの神だけどちょっとおかしい。太陽神?
虹の王子、うさぎ伝承の神様の一。神様が頭がおかしい意地悪な話って多いよね。
エリル、うさぎの敵全て
ヘイズル・ラーは尊称?
フルドドは重機。それっぽい。
正午、食事のために外で過ごすこと、などもウサギ語で表す
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ウサギが主人公で冒険ファンタジーは、めったにないんじゃないでしょうか。
ほのぼのだったり緊張感のある話もあり、まさにオススメな一冊です。
子供から大人まで楽しめる本ともいえます。