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ラギッド・ガール
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.6 26件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2006.10
  • 出版社: 早川書房
  • サイズ:19cm/325p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-15-208767-6
  • 国内送料無料

紙の本

ラギッド・ガール (ハヤカワSFシリーズJコレクション 廃園の天使)

著者 飛 浩隆 (著)

人間の情報的似姿を官能素空間に送りこむという画期的な技術によって開設された仮想リゾート“数値海岸”。その技術的/精神的基盤には、直感像的全身感覚をもつ一人の醜い女の存在が...

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ラギッド・ガール (ハヤカワSFシリーズJコレクション 廃園の天使)

1,728(税込)

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商品説明

人間の情報的似姿を官能素空間に送りこむという画期的な技術によって開設された仮想リゾート“数値海岸”。その技術的/精神的基盤には、直感像的全身感覚をもつ一人の醜い女の存在があった—“数値海岸”の開発秘話たる表題作、人間の訪問が途絶えた“大途絶”の真相を描く書き下ろし「魔述師」、“夏の区界”を蹂躙したランゴーニの誕生篇「蜘蛛の王」など全5篇を収録。“数値海岸”開設から長篇『グラン・ヴァカンス』に至る数多の謎を明らかにし、現実と仮想の新たなる相克を準備する“廃園の天使”シリーズ待望の第2章。【「BOOK」データベースの商品解説】

仮想リゾート〈数値海岸〉の開発秘話たる表題作、人間の訪問が途絶えた〈大途絶〉の真相を描いた「魔述師」、〈夏の区界〉を蹂躙したランゴーニの誕生篇「蜘蛛の王」など全5篇を収録。〈廃園の天使〉シリーズ待望の第2章。【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

夏の硝視体 5-38
ラギッド・ガール 39-85
クローゼット 87-141

著者紹介

飛 浩隆

略歴
〈飛浩隆〉1960年島根県生まれ。島根大学卒業。三省堂SFストーリーコンテスト入選作「異本:猿の手」で作家デビュー。「象られた力」で日本SF大賞受賞。他の著書に「グラン・ヴァカンス」がある。

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みんなのレビュー26件

みんなの評価4.6

評価内訳

  • 星 5 (15件)
  • 星 4 (8件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

今年の傑作SF

2006/12/14 23:03

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:シノスケ - この投稿者のレビュー一覧を見る

前作『グラン・ヴァカンス』は、物語の一部に過ぎないがそれでも太陽が照らす白い砂浜には、美しく残酷な物語が否応なしに伝わってきた。本作では、AIたちの住む<数値海岸>と現実世界を二分するに至った大途絶そのものと、そこにいたるまでの現実の物語を痛々しくも丁寧に描写している。作中人物ではないが、世界とは当然残酷なものであると言い切った博士がいる。この世界では現実も、そして<数値海岸>もやはり残酷である。
大途絶以降、<数値海岸>からは人間世界の様子はわからなかった。そして、本書では二つの異なる世界を結びつけ、さらには経緯を明らかにしているが、そこから掘り起こされるのは痛みだ。仮想空間の中に見出されたAIたち。残酷なのは現実だけではなく、作られた現実ですら同様で、メタな視点から仮想現実を切り刻みそこから抉り出される人間性はなんともエロティックだ。
それを支えているのは、視床カードと視覚的なイメージを雄弁に語る文章があってこそ。太陽が照らし出すジェリーの透き通るような白い肌とは正反対の、異形の阿形渓ですら怪物的な存在感で圧倒する。悪意や嫌悪感を想起させる外見にもかかわらずであるが、そこにすら官能的でエロティックな雰囲気が醸造されている。
<数値海岸>で暮らすAIたちは、前作との直接的なつながりもみせている。大きな宇宙と流れの中でカットバックされる物語は、『グラン・ヴァカンス』のどこかに挿入される物語に過ぎないのか。おそらく前作と本作をあわせても、全体の何十分の一なのだろう。『グラン・ヴァカンス』をさらに本書で掘り下げ、力強い線でひとつの世界が作られた。『グラン・ヴァカンス』だけではなく、こちらも読んでから評価するべきだ。続きを早く読みたい気持ちもあるが、この余韻を引っ張ってしばらくはこのままでいいかもしれない。再読することで、はじめて読んだ時の感覚を忘れたくもないほどの作品群。次の作品が今から楽しみで、そして待つことすら苦にしない大傑作。

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紙の本

仮想空間のなかの「官能」

2011/10/28 21:04

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:king - この投稿者のレビュー一覧を見る

「廃園の天使」シリーズの第二作。このシリーズは長篇三作とその他中短篇からなる予定だという。たまに全三作と勘違いして、あと一冊で終わると思っている人がいるけれど、違います。

『グラン・ヴァカンス』ではずっと数値海岸内での事件が扱われていたけれど今作では外部と内部、あるいはその両方にまたがった話が収められていて、数値海岸がいかにしてできたのか、そして大途絶はどうして起こったのかという謎が明かされる。

というわけで話や設定的にも『グラン・ヴァカンス』読者には必読の一冊。以前何度か飛浩隆はSFのようで何か違うことをしている感じがあると書いたような覚えがあるけれど、ひとつ自分のなかではっきりしたのは、それが「官能」だということだ。SF設定や仮想世界、AI等の道具立てを使いつつ、現実ではあり得ない形での恐れや愉楽を濃密に描き出していくのが飛のスタイルだ。

たとえば、「ラギッド・ガール」で安奈自身が編み目をほどくように解されていく印象的なシーンがそれだ。普通はこういう設定だとイーガン等のようにアイデンティティの問題に焦点が当たりがちだけれど、飛はここに色濃い官能的な描写をぶちこむ。サブタイトルが「Unweaving the Humanbeing」というのはそのことを示唆している。これはシリーズ全体に対してもそうだろう。この意味で、特に「ラギッド・ガール」と「クローゼット」がインパクト大だった。後半の派手なアクション中篇等どれも面白い。

読んでいる間にずっと頭に浮かんでいたのが松浦理英子の『ナチュラル・ウーマン』だった。もう随分前に読んだきりなので、ちょっと具体的に思い出せないのだけれど、レズビアンを描くこの作品では、皮膚同士の触れ合いの瞬間が非常にエロチックだったのを覚えている。私は「官能」ときくと、そうした身体の接触をイメージする。仮想人格、ヴァーチャルリアリティ等、非身体性を強調するような舞台のなかで、きわめて身体的な「官能」の様態を描き出そうとする矛盾は、かなり意図的に選択されたものだろう。

やはり飛浩隆は図抜けているなあと思う。自分の読んだなかでは、2000年代は伊藤計劃、円城塔、飛浩隆の三人は格が違うという印象だ。

ちなみに、「ラギッド・ガール」の副題「Unweaving the Humanbeing」を「Unweaving the Rainbow」とすると、ニュートンによるプリズム分光等の科学的発見が、文学の詩情を破壊したとして非難したジョン・キーツの詩『ラミア』の一節「Unweave a rainbow」に対して科学の詩情を擁護したリチャード・ドーキンスの『虹の解体』の原題となる。意識してるかも知れない。

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紙の本

現実と幻想の5編

2016/03/01 06:51

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る

著者は2008年「象られた力」で星雲賞を受賞した。現実と虚構入り乱れる作風が持ち味だ。本書でも架空のリゾート地数値海岸を舞台に、現実を見つめるところが良かった。

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2010/01/20 20:40

投稿元:ブクログ

飛浩隆は短編の方が好きだなぁ。長編だとイメージが溢れすぎていて、視界に全てが入らない。中短編だとイメージだけを鮮やかに堪能出来る気がします。

2007/01/18 02:06

投稿元:ブクログ

SFというのは、なにか詩的なものがあると思う。未来の、つまり誰も見たことのない世界は、美しく、醜く、想像力のある限り果てしない。そして、最も怖い部分もえぐり出したりする。2巻は怖い内容になった。一巻でも登場する置き忘れられた仮想世界を生んだ人間たちの話。だからリアルに辛い。だから面白い。

2008/02/06 00:01

投稿元:ブクログ

こんなにうつくしさとグロテスクの境界(じゃなくて……何かのギリギリのラインというか、言葉が見つからない)をさわった感じがするのは久々だった。完成度もすごく高くて何も言いようがない。

2007/02/17 01:37

投稿元:ブクログ

いやあ、面白かったぁぁ!堪能した♪シリーズ前作は長編。今作は短編集。仮想と現実の境界の危うさに目眩に襲われそう・・・。冗談抜きにクラクラするような、得難い読書体験。快感だった!映画の『マトリックス』シリーズの1作目を思い起こすな。話は全然違うけど。前作で提示された謎の多くは今作で解明されたが、肝心の謎は残った。その全貌は、シリーズ最終作となる『空の園丁(仮)』で明らかにされるだろう。めくるめく飛浩隆氏の創造力。今から楽しみだ。首を長くして待っているぞ!なるべく早い出版を宜しく頼みたい!

2007/04/09 23:19

投稿元:ブクログ

すべて、彼女の計算どおりだったのか。
数値海岸の創設者たちの話や、「夏の区画」以外の海岸の話なども読める短編集。グラン・ヴァカンスの続編。
相変わらず、残酷で官能的で、どうしようもなく綺麗。

2007/03/12 18:29

投稿元:ブクログ

一作目のグラン・ヴァカンスを超えるスケール。
短編集の形を取りながら、徐々に明らかになってゆく”世界”の構造が不気味でそれでいて魅力的です。
本当に一話一話、出来上がった世界観を次の仕掛けで毀してしまうところが心憎く、上手いなぁって溜め息をついてしまいます。
そして言葉がハードSFとは思えないほどに詩的なんです。

2006/11/19 18:31

投稿元:ブクログ

中・短編集。どれも完成度の高さが凄い。SFとしては、現行の科学技術の延長線上での、仮想空間の導入といったアイデアが面白い。ただ、収録中2編は、ファウルズの作品が下敷きになっていて、著者とファウルズとの解釈に齟齬があって、十全に楽しめなかった。

2010/07/31 20:51

投稿元:ブクログ

仮想リゾート〈数値海岸〉の開発秘話たる表題作、人間の訪問が途絶えた〈大途絶〉の真相を描いた「魔述師」、〈夏の区界〉を蹂躙したランゴーニの誕生篇「蜘蛛の王」など全5篇を収録。〈廃園の天使〉シリーズ待望の第2章。

2010/08/21 23:52

投稿元:ブクログ

廃園の天使シリーズ、短編集。
グラン・バカンスよりも、背筋の凍るような恐ろしさを感じる内容。
全貌が見えそうで、やっぱり分からない…そういう焦燥感が恐怖に拍車をかけている…と思う。
ラギッド・ガールが、本当に不気味だった。

2011/02/26 00:32

投稿元:ブクログ

絶品。飲まれた。
設定と世界観が卑怯だって。
正直それぞれの区界でストーリー作ればいくらでもできるじゃないか。
感覚を外に出す、って発想は完全になかったし。
文体が読みやすいわけでもストーリーの進行が速いわけでもないのにここまで頭に切り込んでくるのは久々だ。
マジこわいし。恩田陸の鋭さがある。
次作も楽しみだ。

2010/11/30 22:37

投稿元:ブクログ

「グラン・ヴァカンス」の物語の、過去を舞台とした短編集。
前作では語られなかった、仮想空間「数値海岸」とその外側の世界観を、一話ごとにつむいで構築した傑作。
特に表題作は、これまで紹介されなかった「数値海岸」を支えるSF的要素が紹介され、これを読むだけでも前作を再読したくなります。
いくつかの謎は解決しましたが、残された謎、AIたちの行く末、人間世界の顛末・・・気になることが多すぎて、早く続きが読みたいシリーズです。

2011/10/08 00:00

投稿元:ブクログ

グラン・ヴァカンス未読で読み始めてしまったが、今作で垣間見える部分だけでも十分楽しめた。こちらがここまで濃密なハードSFなのに、グラン・ヴァカンスのほうはSF的解説なしだったは…びっくり。むしろこちらの≪数値海岸≫創世記のほうが先にあったのではないかと思ってしまう。ただのオーバーテクノロジーでダラダラやるだけではなく、人の「意識」の境界・AIの自意識などなど興味深いテーマもちりばめられているから、読了後もじっくり余韻に浸れます。面白かった…。

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