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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.2 2,154件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2006/10/06
  • 出版社: 文藝春秋
  • レーベル: 文春文庫
  • サイズ:16cm/428p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-16-711011-3
文庫

紙の本

手紙 (文春文庫)

著者 東野 圭吾 (著)

強盗殺人の罪で服役中の兄、剛志。弟・直貴のもとには、獄中から月に一度、手紙が届く…。しかし、進学、恋愛、就職と、直貴が幸せをつかもうとするたびに、「強盗殺人犯の弟」という...

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手紙 (文春文庫)

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商品説明

強盗殺人の罪で服役中の兄、剛志。弟・直貴のもとには、獄中から月に一度、手紙が届く…。しかし、進学、恋愛、就職と、直貴が幸せをつかもうとするたびに、「強盗殺人犯の弟」という運命が立ちはだかる苛酷な現実。人の絆とは何か。いつか罪は償えるのだろうか。犯罪加害者の家族を真正面から描き切り、感動を呼んだ不朽の名作。【「BOOK」データベースの商品解説】

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みんなのレビュー2,154件

みんなの評価4.2

評価内訳

紙の本

本を読むことの意味を思い出す作品

2006/12/17 10:43

12人中、12人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちかげ - この投稿者のレビュー一覧を見る

この作品には、犯罪加害者の家族(直貴)を中心として、それを取り巻く周囲の人々、犯罪被害者の遺族、さらには犯罪加害者自身の苦悩までが描かれています。作中では、直貴が進学・恋愛・就職という人生の表舞台に立とうとするたびに、「犯罪加害者の親族」という現実が立ちはだかります。そこでは、差別がいけないことだと認識しながらも自己の家族を守るために差別を繰り返してしまう人々の苦しさ、自分が罪を犯したわけではないのに差別され続ける直貴の悔しさが克明に、何度も何度も描かれています。それこそ「お願いだから、もう書かないで!」と叫びたくなるくらいに何度も何度もその現実が描かれています。ぼくはその度に、悩み考えました。「どうすれば直貴は救われるのか」「どうすれば世の中から差別がなくなるのか」「差別ってどうしていけないのか。本当にいけないことなのか」。批判を覚悟のうえで言わせていただくなら、ぼくは正直、直貴のことを差別してしまう人々の気持ちも理解できてしまうのです。でも、それと同時に「やはり差別は決してしてはいけないことだ」とも思うのです。ページを読み進めるごとに、ぼくの中ではいろんな葛藤が広がっていって、ほんとうにつらくなりました。そして、そのつらさはこの本を読み終えた今でもぼくの中で続いています。ぼくの中では、いまだにその答えがでないのです。物語の終盤で直貴がした決断が正しかったのかどうかも、いまだにぼくには分からないのです。
でも、思うのですが、ぼくはこの本を読んで、いろいろなつらい場面を想像して、いろいろなことを考えて、なんだか少し温かい気持ちになれたような気がするのです。それは確かな感触ではなくて、ぼんやりとした蜃気楼のようなものなのだけれど、それでも、そう思えるのです。
私事で恐縮ですが、ぼくがまだ小さかった頃、母が毎晩のように枕元で本を読んでくれました。それは確か、童話だったりディズニーであったり児童文学であったりしたと思います。そして、母とその本について、簡単にではあるけれどいろいろと話をした記憶があります。本の具体的な内容はもう忘れてしまったけれど、それでも母が毎晩のように本を読んでくれた、という記憶はぼくの中に今でも生き続けていて、ぼくの大切な大切なものとなっています。だから、そういう大切な経験があるからこそ、ぼくは今でも本が大好きだし、本を読んでいろいろなことを想像したり、考えたりできるのだと思います。いま、テレビのニュースなんかを見ていると、さかんに「いじめ」の問題なんかが取り上げられています。ひょっとしたら、もっとみんながたくさん本を読んで、いろいろなことを考えて、人の気持ちを考えられるようになったら、「いじめ」ももっと減ってくれるんじゃないかなと思ったりもしてしまうのです(もちろん、それはぼくの中の漠然としたイメージであって、何か科学的な根拠があるわけではないのだけれど)。
だから、ぼくは本当に世の中のお母さんたちに(これからお母さんになる人たちも含めて)お願いしたいのです。どうか、子供が寝る前の十分でいいから、本を読んであげてください。そして、その本についてお子さんといろいろな話しをしてくださいと。そうすれば、きっと豊かな大人に成長してくれると思うから。

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紙の本

この本は、ほんと凄い!!感動の一冊です。

2009/04/13 23:36

12人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:読み人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書、誰もが、感動し、薦める話題の一冊なのですが、
東野さんが上手いのは、知っているよ、ぐらいの軽い気持ちで 
読んでみたら、本当に凄い。正に、感動の一冊です。
 
 貧しい家庭で兄弟で支えあって生きてきた、兄剛志と弟の直貴。
兄剛志が、強盗殺人を犯し、服役します。
しかも、犯行の動機には、弟直貴の学費を助けるためと
いう目的すらあったのです。
 その後、直貴には、獄中の兄からは手紙が届きます。
兄にとって、支え、人とのつながりといえるものは、
弟の存在しかなかったのです。
 直貴は、兄が服役囚であることを隠して生きていきますが
完全に隠して生きることは出来ません。
彼を待っているのは、犯罪者の弟というレッテルと社会的差別。
いつしか、直貴は兄に返事すら出さなくなるのですが、、、。

 東野圭吾作品で、エンタメに徹した作品だともっと面白いのは、
他にも、たくさんあるでしょう。
 しかし、安易に感動という言葉を使いたくないのですが、
感動する小説、人間を描いた、その人間が生きる社会を描いたという意味では、
東野作品でも、最高の作品ではないでしょうか。
 しかも、エンタメ小説としても最高にリーダビリティが高く、ノンストップです。
 ミステリで安易に描かれる"犯罪"というものを加害者サイドから、こんなに深刻に又、ディープに捉えた作品はないでしょう、しかも、それを
東野圭吾という大成功しているミステリ作家の一人が書いたことに意義があるかもしれません。
 作中に登場し、直貴に差別とは、人間社会とはと語る、直樹の勤める会社の社長の存在も凄い。
差別をどう捉えればいいのか。又、人間はなぜ差別するのか、。
これらに対する東野圭吾の考えが十二分にこのキャラに投影されているといってもいいでしょう。
 
 直貴が重大な決意をした後に、訪れるラストもまた凄い。
直気の終盤での決意こそ容易に予想できましたが、
 このラストの2ページいや、最後の1ページはほんと、凄いの一言。
是非、皆さん、一人でも多くの方に読んで欲しいです。

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紙の本

映画化もされた作品です

2008/11/08 17:07

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:龍. - この投稿者のレビュー一覧を見る

映画化もされた作品です。個人的には、東野作品の中でいちばん好きなものです。

おもに描かれているのは、殺された人本人ではありません。殺した人、殺した人の周りの人、殺された人の周りの人の心理描写で物語が進んでいきます。

本作品のテーマは、「善意の殺人」と「周りの影響」です。

殺すつもりなど毛頭なかったのにも関わらず、殺人を犯してしまう犯人とその犯人が大切に思っている兄弟。

しかし、その感情のつながりはすれ違いを生みます。

どんなに「申し訳ないことをした」と謝ったとしても、殺人はそれを犯した時点で「殺された人の未来の可能性をすべて奪ってしまう」行為だからです。

そして、本作品では世間が「殺人犯」の弟に対する反応を鋭く描いています。彼はあらゆる場面で差別的な対応をされます。きれいごとでは済まされないということなのでしょう。

本作品の最後は、感動的です。場面の描写と心理描写がぴったりマッチしているため、情景が目の前に浮かんできます。

涙なくしては読めませんでした。



http://ameblo.jp/12484/

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紙の本

社会の弱点・人間の弱さ

2006/10/29 18:20

7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:やまぐち はなこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

人は差別をせずには生きていけない生き物である。
自分の置かれた現状に満足できないとき、自分よりも下の存在を思うことによって、自らを肯定していくからだ。
かつての為政者は、この人間の性質を巧みに利用し、階級を操作することによって統治を行っていた。

しかしこの現代というかりそめの「平等社会」において、差別を行うとき、行う側にもある程度の代償が要求される。
社会的な制裁であったり、自らの後ろめたさであったり。
けれども、その代償を要求されずに堂々と他人を差別し、声高に批判・中傷を行える相手がいる。それが犯罪者だ。

犯罪者は社会に背きその犯罪を行った時点で、この「平等社会」に守られる立場から外れ、社会全体の憎しみを受けて「社会的制裁」の名の元に差別される存在となる。
そして、その被差別者を取り巻く家族や関係者も、同様に堂々と差別され憎まれるべき対象となりうるのだ。たとえ本人に非がないとしても。

11月3日より映画が公開されるこの作品は、私たちが見ようとしてはいなかったそういう社会の弱点と人間の弱さを、真っ向から描いた作品だ。

作者はインタビューでこの作品のことを「書くのが非常に辛かった」と語っているが、読者にとっても読むのが非常に辛い作品でもある。作品を読む以上、私たちはどうしても主人公に共感して行かざるを得ないが、その主人公を苦しめる「社会の偏見・差別」は、私たちの中にも堂々と存在するものであるからだ。
主人公を苦しめる差別者に、読み手である私たちは反感を覚えつつも、一度現実社会に戻れば、私たち自身がその差別者となるのである。

そんな読むのが辛い作品だが、読んだ後には「辛くても読んでよかった」と思わせられるだけのものが残るだろう。
映画を見に行くつもりの人もそうでない人も、ぜひ一度この作品を読んでほしい。

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紙の本

因果応報?

2009/04/25 15:22

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:nanako17girls - この投稿者のレビュー一覧を見る

 「強盗殺人の弟」が主人公の本書。兄の罪によって、進学、恋愛、仕事、どれもまともにいきません。常に「殺人者の弟」というレッテルに貼られ、読んでるうちに胸が苦しくなります。「なんでこんなに頑張っているのに報われないんだ!!」読みながら作者を恨みました。どうして、どうして、この差別があるんだ。気づかされます。まるで鏡をみているかのように。もし、自分の周りに犯罪者の家族がいたら・・・。いや、もし、自分が犯人だったら・・。悩みました。読んでも結論は出ません。犯罪だけではなく、世の中には様々な差別があります。
 例えばいじめというきわめてみじかな差別に一体、僕はどう対処しているのか。周りにいじめられてる奴がいても、きっと傍観者としてしまうかもしれない。あまり関わりたくないことには人間は手を出しません。しかし、いじめにあっていたら・・・。これも結論は出ません。ただ、悩み、前を向くことしか僕には考えられません。春が近づくのを待つかのように・・・。

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紙の本

2022/09/13 14:14

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:もも - この投稿者のレビュー一覧を見る

著者の文章力は素晴らしいく、読みやすく、引き込まれます。重い内容ですが、
これが本物の本だなと感じます。ひたすら涙、涙でした。被害者の家族は犯人をもちろん許すなんてもってのほかでしょうが、加害者の家族、身内の現実も随分辛いんだなと知ることができました。だからこそ罪は重いし、殺人はあっちゃいけないんだ、あってはいけないんだと…思えます。しかしいつ人は、被害者、もしくは加害者になってしまうか、誰もわからない。やはり丁寧に生きていきたいなと思いました。
本の中の、平野社長の言葉は私の中にはない考え方で、ハッとさせられます。
私も結構逃げ逃げの人生なので、この小説のように幾度も現実に向き合わされる
ことが、辛くなりました。考えさせられる良書でした。

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紙の本

悲痛

2023/10/13 22:17

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:悟空 - この投稿者のレビュー一覧を見る

殺人犯の兄を持つ事になってしまった弟の人生を描いた作品。普通の人生を送りたくても、殺人犯の兄のせいで思うようにいかない主人公の頑張りに感動しました。

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紙の本

これまで注目される機会が少なかった立場から書かれた良書

2022/09/09 03:01

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:うえは - この投稿者のレビュー一覧を見る

何らかの事故・事件に巻きこまれてその後の人生が崩壊する、いわば被害者側からの視点から描いた作品が多かったと思われるが、この本はその逆。

犯罪者の家族の苦悩、葛藤が生々しく描かれた作品。

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紙の本

手紙

2022/06/13 23:34

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者: - この投稿者のレビュー一覧を見る

序盤からかなりやるせなく、切ない気分になってしまう。本書のような経験はないはずなのに、どちらの気持ちも手に取るように分かる高い表現力に感謝する気持ちとうらむ気持ちどちらもが生まれてくる。東野圭吾の中でかなり好きな作品。

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紙の本

葛藤と希望

2022/05/09 22:44

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:喜劇から - この投稿者のレビュー一覧を見る

社会的には決して多数と言えない人たちの話。それでも、多くの人は、分かると思ってしまう。
作品の中で登場人物が葛藤して人間関係がほつれていきますが、読破すると、何故か希望を感じます

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紙の本

一度は読んで欲しい

2022/02/16 00:13

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ポム - この投稿者のレビュー一覧を見る

オススメ小説のランキングで東野圭吾さんの手紙が上位に入っていたので読んでみました。

意図的な自殺・殺人は、残された家族からも自由を奪い人生を変えてしまうことがリアルに描かれています。
強盗殺人犯のを持つ直貴は周りから厳しい言葉や扱いを受けますが、自分にできる事を精一杯やり、社会の一員として見てもらえるよう立ち向かっていく姿に心を打たれました。

加害者の家族をもつ人とは関わりたくないという心境や、血がつながっている以上、家族も何か問題を起こすのではないかと思う心境はよく分かります。しかし、残された家族は罪を犯しているわけではないので差別的な目で見るのではなく1人の人として見ることの大切さを感じました。

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紙の本

いつもの安定感。

2019/09/03 20:27

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:優乃 - この投稿者のレビュー一覧を見る

とても重い内容ですが、一度読むことをお勧めします。
世の中の現実を考え直すきっかけにもなると思うし、
やっぱり社会は綺麗ごと、理想論だけでは無理なんですよね。

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紙の本

号泣したい時にお勧め

2018/05/15 00:55

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:chieeee - この投稿者のレビュー一覧を見る

理由はどうあれ、殺人者となってしまった兄。たった1人の家族である弟が加害者家族として生き抜く話。あらゆる差別を受けながらも転機も訪れる。でもそんな人生の節目には必ず登場する兄からの手紙。なるほど、このタイトル以外考えられませんね。最後の3ページは涙腺が緩むので、家で読む事をお勧めします。確かに強盗殺人の弟と聞いても今までと同じように接するのは難しい事。それを真っ正面から伝える社長、その社長に訴える友人、事実を知っても態度の変わらない寺尾という友人を持った直貴は加害者家族としては幸せな方なのかもしれない。

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紙の本

考えさせられる

2017/10/18 22:31

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投稿者:L - この投稿者のレビュー一覧を見る

犯罪加害者の身内、という視点が興味深かった。そして様々な場面でそれを悪い意味で突き付けられているのはつらいだろうなと思った。そして、自分はそういう立場になったことがないことに感謝しなければならないと。

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紙の本

この小説は純文学と呼んでもいいのではないか

2017/10/10 17:55

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る

私は東野圭吾を最近集中的に読み始めた。東野圭吾は推理小説作家だと思っていた。でも、この「手紙」もそうだし「ナミヤ雑貨店の奇跡」や「秘密」も推理小説ではない。この「手紙」は、物語の起伏がそんなにない。いわゆるエンターテイメント小説ではない。純文学と大衆文学と分けるのにそんなに意味はないと思うが、この小説は純文学と呼んでもいいのではないかと思った。

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