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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2006.9
  • 出版社: 角川書店
  • サイズ:19cm/283p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-04-873716-6

紙の本

甘栗と金貨とエルム

著者 太田 忠司 (著)

名古屋に暮らす高校生・甘栗晃は、突然亡くなった父親の代わりに、探偵の仕事をすることに。依頼は、ナマイキな小学生・淑子の母親探し。—美枝子は鍵の中に?謎めいたこの一言だけを...

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甘栗と金貨とエルム

税込 1,430 13pt

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商品説明

名古屋に暮らす高校生・甘栗晃は、突然亡くなった父親の代わりに、探偵の仕事をすることに。依頼は、ナマイキな小学生・淑子の母親探し。—美枝子は鍵の中に?謎めいたこの一言だけを手がかりに、調査を始めた晃は、初めての「出張」で、大都会・東京へ。慣れない街に四苦八苦しつつ、必死で謎に近づく晃だが、衝撃の事実を知り。【「BOOK」データベースの商品解説】

名古屋に暮らす高校生・甘栗晃は、突然亡くなった父親の代わりに、探偵の仕事をすることに。依頼は、ナマイキな小学生の母親探し。調査を始めた晃は、大都会・東京へ向かうが…。みずみずしくて、ほんのり苦い青春ミステリ。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

太田 忠司

略歴
〈太田忠司〉1959年愛知県生まれ。名古屋工業大学電気工学科卒業。「僕の殺人」で作家デビュー。著書に「新宿少年探偵団」など多数。

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評価内訳

紙の本

装丁とタイトルに騙されてはいけません、この作品ハードボイルド系ミステリなのです。

2006/11/07 18:24

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:エルフ - この投稿者のレビュー一覧を見る

装丁があまりにも可愛らしいですしタイトルも何のことやらサッパリ?ということで書店で目にはしてもなかなか手にとることがなさそうな一冊なのですが、これが意外なくらいしっかりとしたハードボイルド系ミステリなのです。
主人公が17歳の高校生だということを途中ですっかりと忘れそうになるのですが、時々出てくる同級生二人の会話で「あぁまだ高校生なのね」と思う程度で後はひたすら大人の世界。
父親の突然の事故死で天涯孤独になった甘栗晃。
亡き父の仕事は探偵。その事務所を整理しているところに現れたのは小学生の少女。
金貨一枚で失踪した母親の行方を捜してくれと依頼していたらしい、そして肝心の金貨は紛失、生意気な少女は父にした依頼を晃に引き継げと言ってきた。そんな少女に晃がつけたあだ名が「エルム」。
このあたりまでは子供向けのミステリなのかしら?と思ってしまうのですがところがこの先から一変、物語は意外なほど本格的な謎解きに。
失踪した女性の後を辿るうちに亡き父の知らない過去を知ることができ、また失踪だけのはずが過去に起きた苦い事件も重なっていきますし、何より伏線が上手いのでラストのラストに本当に隠された真実が出てきたときには、それまでどこか歪だったパズルのピースがピタリと合うのです。
まさか本当に隠されたものがその部分だったとは・・・と、この装丁の甘さと反対の重たさに騙されたような一冊。
ちなみにこの本に登場する女性探偵などは著者のほかの作品でおなじみの方らしいです。ですから少年に情報を流したりアドバイスをするのが不自然だなと思う方は他の作品を読めば繋がりが分かるみたいですね。
実は私もこの妙にタイミングよく教える探偵たちに「あれ」と思っていたのですが他の作品に繋がりがあると分かって納得しました。

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2006/11/08 12:02

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