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愛国の作法(朝日新書)
  • みんなの評価 5つ星のうち 3.4 24件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2006.10
  • 出版社: 朝日新聞社
  • レーベル: 朝日新書
  • サイズ:18cm/205p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-02-273101-X

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新書

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愛国の作法 (朝日新書)

著者 姜 尚中 (著)

複雑な国際関係の中、今、日本国民は、憲法、歴史とどう向き合うべきなのか。声高な愛国論で何が損なわれるのか。日本と韓国、ふたつの「祖国」のはざまから鋭い問題提起を続けている...

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商品説明

複雑な国際関係の中、今、日本国民は、憲法、歴史とどう向き合うべきなのか。声高な愛国論で何が損なわれるのか。日本と韓国、ふたつの「祖国」のはざまから鋭い問題提起を続けている政治学者が贈る、この国の正しい愛し方。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

姜 尚中

略歴
〈姜尚中〉1950年熊本市生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了。政治学者。東京大学社会情報研究所(現・大学院情報学環)教授。著書に「ナショナリズム」など。

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みんなのレビュー24件

みんなの評価3.4

評価内訳

紙の本

「愛国」を巡る多面的なアプローチから浮かび上がる現代日本の現状

2006/10/22 17:34

12人中、11人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ブルース - この投稿者のレビュー一覧を見る

この10月に朝日新聞社から朝日新書が創刊された。ラインナップを見ると、朝日新聞社らしく現代的なテーマについて等身大の情報を提供することを主眼に置くという。いかにもこの新聞社らしい編集方針で、個人的に今後応援していきたいと思う。
さて、本書はこの新書のトップバッターに相応しく力の込った論考である。著者は、気鋭の政治学者・姜尚中氏で、国を愛することとはいかなることかということを様々な角度からシャープに論じている。
著者は、まず最初に、愛国心の担い手となる国民について、民族(エトノス)と市民(デーモス)という相反する観点から論じている。ここで言う民族は、従来、自明なものとされ、日本は単一民族であり悠久の歴史をほこり美しい自然と伝統文化を有しており、この美しい国を愛することは国民として当然ということになる。このような血縁・人種・美的感性を前面に打ち出した情緒的な考え方は、最近とにみ勢いを得ており、若い人にも徐々に浸透している。
他方、デーモスと呼ばれる国民は、著者の言葉を借りれば、「高度な自発性と主体性の契機を通じて絶えず作為的に形成される」共同体の担い手であり、従って国民国家とは、民族から構成される共同体ではなく、また代々受け継がれてきた価値観や伝統の延長上にあるのではなく、むしろそれを解消することで国として成り立つものであるという。このような自立的な個人に重きを置く社会契約的な国家観は、近代的な国家原理そのものであるとしている。
このように国を愛する担い手である国民に二つの相反する見方があることを著者は指摘し、上述のデーモス(市民)的な面を否定する情緒的なエトノス的「愛国」の声が声高に語られている現状に強い危機感を表明している。
さらに、著者は、愛郷心がそのまま愛国心につながるわけではないという重要な指摘をしている。安倍首相の著書『美しい国へ』の中でも、愛郷心がそのまま愛国心になることを当然視している。しかし、よく考えてみると、私たちの故郷は具体的なものであり、遠くにあっても生き生きと思い浮かべることができるものであるのに対して、国というイメージは非常に漠然としており、何か強いシンボルがないと想起できないものである。ということは、両者は同じものではなく別なものと言ってよく、例えば、アジア・太平洋戦争中で軍上層部が恐れたことは、従軍兵士たちが里心がついて、故郷のことを思うばかりに厭戦感を抱くことであったという。ここには、国という抽象的なものよりも故郷に心を寄せる兵士たちの偽らざる姿が垣間見られる。
以上、著者の愛国心を巡る多面的なアプローチの一端を示したが、それでは、著者のいう愛国の作法とは一体どのようなものなのであろうか。
それは、故郷をいとおしむ自然な感性を尊重し、疲弊している地域(故郷)の再生に向けて取り組み、対外的にはアジアとりわけ東アジア諸国との連携を図ることこそ、「愛国」が今後取り組む課題としている。私自身としては、姜氏のこの意見に賛意を表しておきたい。
なお、本書は、多くの有益な書物からの的確な引用があり、多くの知見を齎せてくれると同時に、所々に「在日コリアン」としての身を裂くような著者の個人的な体験も語られており、読後感を深いものにしていることも申し添えておきたい。

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電子書籍

愛国の作法

2015/09/28 10:46

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Carmilla - この投稿者のレビュー一覧を見る

この本が発行されたのは、足かけ5年にわたった小泉政権が退陣し安倍内閣(第一次)が発足した時代である。小泉元首相は2005年の終戦記念日に靖国神社に公式参拝し、安倍総理が「美
しき国へ」という著書を発行するなど、世間は右傾化の雰囲気が漂っていた。本書はその雰囲気に抗うかのごとく出版されたものである。
この本の一番の難点は、その難解な文章にある。問題点を指摘しようという意欲は買うが、表現がわかりにくくて何が言いたいのかわからないところがある。読みこなすには、政治思想史
や哲学、日本近代史・現代史の知識がないと、理解するのは難しいだろう。

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紙の本

逃避行

2006/11/15 13:05

22人中、20人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:後藤和智 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 明らかに、香山リカの『ぷちナショナリズム症候群』で若年層の「右傾化」について知った気になり、三浦展の『下流社会』で格差社会について知った気になっている似非左翼の「癒し」路線を狙った人選・タイトル・内容・出版社(笑)に辟易とさせられる。ハンナ・アレントやマックス・ヴェーバーなど、近現代思想における暴力論にしても、あるいは我が国の論壇における「愛国」という言葉の取り扱いにしても、荒削りすぎて、最近権力論や暴力論を多く読んでいる私にとってはほとんど知的刺激のないものだった。清水幾太郎とか丸山真男とか司馬遼太郎を持ってくるのもいいけれども、どうせなら三島由紀夫くらい持ってこいよ、鈴木邦男氏(『愛国者は信用できるか』講談社現代新書)みたいに。
 本書は3つの「逃避行」から成り立っている。一つは、暴力論からの。先ほど言ったとおり、本書における暴力論の位置づけはかなりおおざっぱだけれども、戦争とか秩序とか暴力の組織化などの問題に関してはほとんど触れられていない。このことに関しては、理論の面から突き詰めたいならば、萱野稔人『国家とはなにか』(以文社)を、実際の事象から突き詰めたいならば、鈴木透『性と暴力のアメリカ』(中公新書)をおすすめする。
 若者論の研究家としての私が注目したいのが、残り2つの逃避行である。まず、教育基本法の「改正」に代表される勢力における、その基盤を衝く行為からの。そもそも教育基本法の、さらには憲法の「改正」を推進するものの言説は、多分に通俗的青少年言説によって潤色されている。嘘だ、と思うのであれば彼らの言説を参照してみよ。多くの「改正」論者が根拠としているのが、少年犯罪や「ニート」などといった青少年の「問題行動」であるが、「ニート」に関しては多くの論者によって明らかにされているとおり(本田由紀ほか『「ニート」って言うな!』光文社新書、門倉貴史『ワーキング・プア』宝島社新書など)、少なくとも帰るべきは教育基本法よりも現代の労働環境である。また著者も少しだけ述べているとおり、治安の悪化、そしてその中核を成す「とされている」少年犯罪の増加も全くの虚構である。この点についても議論を深めるべきではないか。
 そして、これが最も重要な論点なのだが、著者も属する左派論壇もまた、若年層の「右傾化」なるものに関してはほとんど共謀共同正犯だと言ってもいいくらい役割を果たしているのに、その点に関する批判的検証がないことである。そもそも左派論壇は、小林よしのり氏の『戦争論』発刊以降、「「個人化」「原子化」した若年層が小林よしのりを読んで右傾化する」という変なイメージをずっと持ち続けてきた——そして平成14年のサッカーW杯の際も、同様の対応をとってきた。はっきりさせておこう。左派論壇における若年層の「右傾化」なるものに対する過剰反応は、逆にそれを推進した。冷戦体制の崩壊で権威を失った左派は、「敵」を若年層に求めることによって結束を強化したが、逆にそれが敵を増やすことにつながっている。第一、小泉改革や不安定雇用による「個人化」が「右傾化」なるものの原因である、というのであれば、まず労働環境の改善を訴えるべきでは?敵も減るはずだが。
 本書の著者を一人の師として認識している高原基彰氏は、『不安型ナショナリズムの時代』(洋泉社新書)で、既に本書から二歩も三歩も踏み込んでいる議論をしている。若い世代の論客が台頭する一方で、本書の如き言論は狭い世界の読者を満足させるだけで終わっていいのか?それでいいのであれば——読者としての私は何も言うことはない。
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紙の本

どうして日本ばかりを問題視するんだろう、この「半導体学者」は?

2007/08/20 17:08

20人中、13人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:塩津計 - この投稿者のレビュー一覧を見る

傍目に見て、日本人の愛国心、ナショナリズムは極めて穏当で穏健で健全なものに見えるがどうか?香山リカが『ぷちナショナリズム症候群』なる本で同じようなことを懸念しているが、どうしてこういうピントはずれな本が次から次へと繰り出されるのだろう。少なくともこの東アジアで一番危険なナショナリズムを振り回しているのは日本ではないことは国際常識であろう。一番危険なのは、もちろん北朝鮮である。北朝鮮は危険なナショナリズムを振り回すだけでは足りず、核兵器で国際社会を恫喝している。この世界最悪のテロリスト国家について、姜尚中は何も感じないのだろうか、不思議である。二番目が中国である。中国は日本の領海を潜水艦で勝手に侵犯しても謝罪せず、日本の大使館、領事館に危害を加えてもなかな謝罪せず現状修復工事に着手するのに理由も無しに1年以上の歳月をかける非礼国家である。そのほか、中国のナショナリズムが極めて危険で排他的で攻撃的なこと、悪逆非道なことは先のサッカーアジア大会で日本全国民の知るところとなった。三番目に悪いのが韓国である。韓国のマナーの悪さは先の日韓ワールドカップサッカー大会で明らかとなった(詳細は山野車輪著『マンガ嫌韓流』晋遊舎参照)。それに比べると今の日本人の、特に若者がもつ愛国心、ナショナリズムとは極めて寛容で、非排他的で、穏健・穏当・健全なものである。あえて言えば、1980年まで日本でタブーとされてきた国旗「日の丸」を喜んで振り回し、国歌「君が代」を人前で堂々と歌うことくらいだろう。でも、こんなことは世界中どの国でもやっている当たり前のことであって、危険でもなんでもないグローバルな常識の範囲内のことである。サッカーワールドカップのフランス大会に日本人の茶髪サポーターが大量に押しかけて、それまでダークスーツにメガネのエコノミックアニマル=日の丸ビジネスマンしか見たことの無かった欧米人の注目を集めたが、試合後、日本が負けたにもかかわらず彼ら日本人サポーターはスタジアムの掃除にボランティアとして参加したことで、欧米人の度肝を再度抜いた。彼ら日本人サポーターは危険なカミカゼの国から来た野蛮なフーリガンどころか、極めて常識的で優しさに満ち溢れた紳士淑女の集団でもあったからだ。それなのに、ああ、それなのに。姜尚中はひたすら日本のナショナリズムを危険視し、日本人のみを対象として「作法」を説く。そんな暇があったら、姜尚中よ、北朝鮮へ行け、北京へ行け、ソウルへ行って来い。川人博さんが『金正日と日本の知識人』で口を極めて姜尚中の言論活動を厳しく批判しているように、彼のような欺瞞に満ちた言論を弄するものを、我々日本人はもはや許してはならないのである。

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2008/11/16 22:15

投稿元:ブクログ

「したがって、「愛国心」を、与えられた環境への情緒的(感性的)な依存とみなすことは国民の原理そのものを蔑ろにすることですし、ましてや「愛国心」を強制することなど自家撞着と言わざるをえません」

ちょっと前までにあーだこーだ言われてた、「愛国心」を分析している。
その歴史の流れのところでは、過去の資料などをたくさん用いて、著者の引き出しの多さを物凄く納得。
そして、講義ならうとうとしてしまうような分かり難い箇所も多々・・・。
ですが、後半以降、この著者の考えが明確に論じてあるところに関しては明快!非常に分かり易かった。
そして、巷で溢れる愛国心論に対して自分自身が持ってた違和感を言葉にしてもらえたなぁ、という気がした。

面白いというか、ふふって思ってしまったのは「『美しい国へ』の著書」という表現がしばしば出てくるんだけど、多分その名前がしっかり出てきたのは1回ぐらいかな?こだわりがあるのかしら!?
そして、まぁ、「怪しい外人」とこの人のことを表現した人がいるそうですが、その人よりも何倍もきっと人間的に出来ている、知識もある賢い人なんだろうなぁ、と思いました。
「悩む人」読まなくっちゃ!

【自分メモ】
石橋湛山『東洋経済新報』1945年10月13日

2006/11/30 21:51

投稿元:ブクログ

情に訴える「美しい国」や「国家の品格」と違い、姜先生の鋭い視点で「愛国心」というパラドックスに挑む意欲作。
なぜ、負け組ほど「愛国」に癒しを求めるかがよく解りました。

2007/02/02 02:09

投稿元:ブクログ

当世流行の「愛国心」には主語がない。述語だけが異様に肥大化したような感情の暴走である。それは醜悪で身勝手なナルシシズムであり、そこには決定的に知性が欠けている。とまあ、そういう警鐘から始まり、民族共同体と国民共同体、愛国心と愛郷心、パトリアとナショナリティなど、まさに"知性"をフル動員して「愛国」の本質を明らかにしてゆく。この点、ついに情緒表現の域を脱せなかった現宰相の著書とは格段の違いである。「ただ日本の美しい伝統や国土、その情趣をナルシシズム的に吹聴する『愛国』」ではなく、「時には生身を引き裂くような激しい相克と葛藤を自我の内面の中に抱え込んでしまう」ことすら辞さない「努力」が、「愛国」には必要なのだと著者は言う。素直にその通りだと思った。

2007/07/20 20:44

投稿元:ブクログ

舜臣を読んだあとだとどうしても霞むなぁ。なんでこうも批判的なものの見方ばかりするのだろう。結局明確なビジョンを自分から提示することはなく。故郷≠母国は非常によくわかる図式で、今やってることの参考にもなるんだが。

2008/02/12 22:06

投稿元:ブクログ

近代国家とは理性的・意識的に作り上げるものであって、「愛国心」と自然な感情としての「郷土愛」とは決して同心円状にあるものではないという分析にそういえばそうだとうなずく。

2009/12/20 19:22

投稿元:ブクログ

「愛国」のあり方についての本。
典型的な知的エリート左翼の主張かな。引き出しはすごいなと思う。
「愛郷」と「愛国」の違いなど、ためになることも多いが、外交、国防についてほとんど触れられてない。これなくして「愛国」は語れないと思うのだが。

2010/05/11 09:17

投稿元:ブクログ

「」で括られた引用がやたらと多くて筆者の主張が分かりづらいと言う印象だった。
在日韓国人の目線からの愛国心という観念が知りたかったのだが。

当然、日本人が持つ排他的な愛国心批判であることは予想できるが、
韓国、中国が現在抱いている、あるいは政治的に利用されている
彼らの愛国心についての言及がもっとあってもよいのではないかと思った。

どこの国もパトリオット・ゲームを競っているのは間違いなく、
特に東アジア地域におけるその解決を
北朝鮮を巡る六カ国協議に期待しているという筆者の認識は
どうにも理想主義的すぎてリアリティに欠けるのではないか。

ただ、第四章での「愛郷心」と「愛国心」の違いについては同意できる。
「愛郷心」を国家が利用して「愛国心」という概念にすり替えた事は事実としてあったであろう。

現在も多くの国で同じ事は行われていて、
そもそもそれは変えられることなのか、という事を
もっと深掘りする必要があるだろう。

そういう意味で物足りなさを感じた。

2008/11/21 14:24

投稿元:ブクログ

彼だから、書けるのだと思う。

あえて難しい内容を、自分に問いかけ、苦しみ、あえて答えを無理にでも出したいかのようだ。

確かな理由が存在してほしいのだろう。

2010/12/24 23:41

投稿元:ブクログ

愛することは技術が必要なのだ。
愛国心はネーションという形で想像される兄弟愛の発露とみなされている。
お国自慢や自分自慢のナルシズムから抜け出すには謙虚さと客観性と理性を育てなければならない。
小泉さんの靖国参拝をきっかけとする靖国問題は、戦後の日本の形の中に封印されてきたねじれを解き放ち、それを改めて白日の下にさらけ出した。
日本で生まれ日本語で生活する在日コリアンの筆者だからこそ、この本に書かれている愛国については考えさせられる。
日本人にとって、愛国とは何か?

2016/05/14 21:54

投稿元:ブクログ

この本が発行されたのは、足かけ5年にわたった小泉政権が退陣し安倍内閣(第一次)が発足した時代である。小泉元首相は2005年の終戦記念日に靖国神社に公式参拝し、安倍総理が「美
しき国へ」という著書を発行するなど、世間は右傾化の雰囲気が漂っていた。本書はその雰囲気に抗うかのごとく出版されたものである。この本の一番の難点は、その難解な文章にある。
問題点を指摘しようという意欲は買うが、表現がわかりにくくて何が言いたいのかわからないところがある。読みこなすには、政治思想史や哲学、日本近代史・現代史の知識がないと、理
解するのは難しいだろう。

2010/02/22 04:57

投稿元:ブクログ

姜さんのファンになるきっかけの本。彼自身がそのアイデンティティに悩み苦しんで結論を出している様子がうかがえる。とても読みやすい。

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