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紙の本
多様な身体への目覚め 身体訓練の歴史に学ぶ
著者 山本 徳郎 (監修),杉山 重利 (監修),阿部 生雄 (編著),山田 理恵 (編著),榊原 浩晃 (編著)
ドイツ体育思想史に新たな成果と知見をもたらした、山本徳郎国士舘大学客員教授の国士舘大学教授退職を記念して編纂された論文集。広く一般の人々に体育・スポーツの問題を提起する論...
多様な身体への目覚め 身体訓練の歴史に学ぶ
多様な身体への目覚め : 身体訓練の歴史に学ぶ
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商品説明
ドイツ体育思想史に新たな成果と知見をもたらした、山本徳郎国士舘大学客員教授の国士舘大学教授退職を記念して編纂された論文集。広く一般の人々に体育・スポーツの問題を提起する論考を収録する。【「TRC MARC」の商品解説】
ドイツ体育史研究の第一人者である著者に指導を受けた気鋭の体育・スポーツ史研究者による論文集。身体論に学ぶ・身体教育の歴史に学ぶ・スポーツの歴史に学ぶの三部構成、ヤーン、グーツムーツからフーコーまで、既存の知の枠組にとらわれず、また体育・スポーツという学問領域にとどまらず、歴史学、宗教、哲学、人類学、民俗学を横断するスポーツ・身体論を展開。体育、スポーツの社会性と文化性をラジカルに問う。【商品解説】
目次
- 序 説
- わたしたちと近代の体育・スポーツ—「二一世紀オリンピズム」を求めて—(山本徳郎)
- 〔身体論に学ぶ〕
- 「筋肉的キリスト教」の波紋—明治、大正期日本におけるヒューズとキングズリ作品の翻訳動向を手がかりとして—(阿部生雄)
- ヴィヨームの性教育論—自慰と子ども—(西村美佳)
- スポーツと「俘虜—人間の遊戯性を求めて(山田理恵)
- 「生きるからだ」再考—「同意の文化」を超えて、今への提言—(池田恵子・辻井文絵)
- 三島由紀夫の身体運動と言語表現の試みに関する考察(森美佐紀)
- 〔身体教育の歴史に学ぶ〕
- イギリス初等教育草創期におけるマシアス・ロースの身体教育論と体育必修化の主(榊原浩晃)
収録作品一覧
わたしたちと近代の体育・スポーツ | 山本徳郎 著 | 11-25 |
---|---|---|
「筋肉的キリスト教」の波紋 | 阿部生雄 著 | 29-52 |
ヴィヨームの性教育論 | 西村美佳 著 | 53-72 |
著者紹介
山本 徳郎
- 略歴
- 筑波大学大学院人間総合科学研究科教授
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体育、スポーツの社会性と文化性をラジカルに問う
2006/11/30 08:31
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:えでぃっとK - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドイツ体育史研究の第一人者である著者に指導を受けた気鋭の体育・スポーツ史研究者による論文集です。身体論に学ぶ・身体教育の歴史に学ぶ・スポーツの歴史に学ぶの三部構成、ヤーン、グーツムーツからフーコーまで、既存の知の枠組にとらわれず、また体育・スポーツという学問領域にとどまらず、歴史学、宗教、哲学、人類学、民俗学を横断するスポーツ・身体論を展開していて、知的刺激に富んだ大作です。