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  • みんなの評価 5つ星のうち 4 125件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2006.10
  • 出版社: 角川書店
  • サイズ:20cm/305p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-04-873741-4

紙の本

雷の季節の終わりに

著者 恒川 光太郎 (著)

現世から隠れて存在する小さな町・穏で暮らす少年・賢也。彼にはかつて一緒に暮らしていた姉がいた。しかし、姉はある年の雷の季節に行方不明になってしまう。姉の失踪と同時に、賢也...

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雷の季節の終わりに

税込 1,650 15pt

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商品説明

現世から隠れて存在する小さな町・穏で暮らす少年・賢也。彼にはかつて一緒に暮らしていた姉がいた。しかし、姉はある年の雷の季節に行方不明になってしまう。姉の失踪と同時に、賢也は「風わいわい」という物の怪に取り憑かれる。風わいわいは姉を失った賢也を励ましてくれたが、穏では「風わいわい憑き」は忌み嫌われるため、賢也はその存在を隠し続けていた。賢也の穏での生活は、突然に断ち切られる。ある秘密を知ってしまった賢也は、穏を追われる羽目になったのだ。風わいわいと共に穏を出た賢也を待ち受けていたものは—?透明感あふれる筆致と、読者の魂をつかむ圧倒的な描写力。『夜市』で第12回日本ホラー小説大賞を受賞した恒川光太郎、待望の受賞第一作。【「BOOK」データベースの商品解説】

異世界の小さな町、穏(おん)で暮らす少年・賢也。「風わいわい」という物の怪に取り憑かれている彼は、ある秘密を知ってしまったために町を追われる羽目になる。風わいわいと共に穏を出た賢也を待ち受けていたものは−?【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

恒川 光太郎

略歴
〈恒川光太郎〉1973年東京都生まれ。大学卒業後、様々な職業を経て、沖縄県在住。「夜市」で日本ホラー小説大賞を受賞。

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みんなのレビュー125件

みんなの評価4.0

評価内訳

紙の本

幽玄で透明感のある物語

2007/05/12 14:04

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かつき - この投稿者のレビュー一覧を見る

「穏(おん)」と呼ばれる土地があります。
人間界とは緩やかに繋がりつつも
独立した世界で、季節が5つあります。
冬が終わると「雷季」と呼ばれる雷が鳴り
風が吹き荒れ、雨が激しく降る季節がやってきます。
その穏で暮らす少年少女の物語。
主人公は下界からやってきた賢也。
穏は、とても日本に似ていてどこか懐かしく
どこか幽鬼な雰囲気をまとった町です。
賢也には姉がひとりいましたが雷季にいなくなりました。
雷季は、そうやって誰かが知らないうちに
いなくなる季節でした。
賢也が穏の子どもたちに受け入れられるようになり
再びつまはじきになっていく過程が
ゆらゆらと、しかし勢いをもって描かれます。
この緩急と賢也に負わせたマイナス要素がうまいですね。
賢也が穏を追われるところでは
すっかり物語にのめりこんでいました。
途中で下界に話が移りますが
この時間軸をずらした構成も違和感なく受け入れられます。
風わいわいやトバムネキといった、ネーミングも秀逸。
賢也の姉、賢也の出自、風わいわいの正体が
分かったときのカタルシスは最高でした。
物語の世界観を作り上げる筆力は
デビュー作『夜市』でも感じましたが
描写力に透明感が加わり、自在に物語世界を描いています。

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紙の本

2つの世界の狭間に生きることを余儀なくされた存在が、自らの存在をかけて生き抜いていく物語

2009/08/06 00:09

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:wildcat - この投稿者のレビュー一覧を見る

前作、『夜市』/『風の古道』と同じものが流れている。

2つの世界の狭間に生きることを余儀なくされた存在が、
自らの存在をかけて生き抜いていく。

「私」という一人称で語るのは、「賢也」のみだが、
三人称であっても内面を語る存在は他に、
「ナギヒサ」、「茜」、「トバムネキ」。

主人公の立場だけではない語りが存在することが
この物語に厚みを与えている。

時が途中でことわりもなく前後するが、
最後にはすべてがつながって、この流れ方の必然性を実感する。

前作は、数奇な運命に翻弄されても、
恨みの念を抱かないような純粋さを残した人物が描かれていたが、
本作では、心の闇の部分がより細やかに描かれる。

「穏」には、外の世界を「下界」として、どこか見下している感情がある。

いや、誰にでも、何かと理由をつけて、
自分は他人とはちがうと思いたいのだ。

そういったところから生まれる負の力関係や闇。

異界といっても、どちらも人であることには変わりはない。

人が交わり、交錯するところでの、思いや葛藤は、光も闇も生む。

それらの光や闇を表現する言葉たちは、
私が日頃感じていたこと、考えてきたこととも結びつき、
また、励ましてもくれた。


  殺しにくるということは、殺されても構わぬというのが道理だ。

  それを忘れるな。

  おまえが生き延び、どこか別の地で成長することを俺は祈る。

  そのように祈っている人間が、
  たった一人としてもここにいることを忘れるな。

旅立ちのときに、賢也がもらった言葉。

たとえ世界中がすべて敵でも、
こうやって思ってくれる存在はどれほど大きいことか。

その人とは、もう二度と会えないのだとしても。


賢也に降りている「風わいわい」はこんなことを言った。

  強い獣に降りて狩りの喜びを楽しんだり、
  弱い獣に降りて逃げるスリルを味わったり、
  樹木に降りてじっくりと瞑想したり。

  人に降りて思い悩んだり。辛かったり、哀しかったり、
  痛かったり、ひもじかったりもしますが、
  それぞれの生物に、それぞれの喜びがあるものです。

  あとになって空に戻ると、楽しかったな、と思えるのですよ。

  不思議なもので、私たち風わいわいは、
  自分が降りたいと思った生き物のところに降りているのですが
  ―結局のところ、どこに降りるのかは
  あらかじめ決まっているようにも思えるのですね。

これは輪廻転生している魂の言葉のようだ。
私たちの読書行為もどこかこういう体験に似ている。


  約束の少年に降り立ったとき、風の鳥は、息を呑んだ。

  輝く泉。

  少年の泉は澄んで、色とりどりの光を発している。

  これは良い。風の鳥の胸は高鳴った。
  水面は合格。健康で清潔。だが、まずは底に何があるか確認だ。

  泉の中を覗きこむ。意識の泥の底に何か沈んでいる。
  闇の塊。まだ小さいのにこんなものがあるとは珍しい。
  どんな闇があるというのだろう。

  (中略)

  知っているぞ、とかぜの鳥は思う。

  この子の闇の塊にはおぼえがある。

  (中略)

  この子は敵の存在を魂に刻み込んでいる。それで充分だ。

  呪力に守られた隠れ里で、苦労もするだろうが、
  仲間達と成長していくだろう。

  闇は闇として水底の泥に埋もれてゆけばいい。

闇の存在は否定されてはいない。

闇の塊とならないようにしながら、
人は、清濁併せ呑み、闇を内在させて、
生き抜いていく存在なのだ。

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紙の本

巨大なボウルの上にある私達の世界

2009/02/15 14:33

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:菜摘 - この投稿者のレビュー一覧を見る

まず出だしがいい。
>私の知る限り、穏は一般の書物にはその名を記されていないし、地図にも載っていない。
異世界である穏。果たしてどんな地なのか?読者の想像を膨らませ、やがて雷季と呼ばれる季節の秘密を知ることとなる。

狭い共同体で子どもがその庇護を受けずに生き抜くことは難しい。賢也はそのことを本能で知りながらも、いなくなったたった1人の肉親である姉を捜し求め、やがて穏の秘密にも触れていこうとする。単なる好奇心からか、それとも賢也自身の持つ特別な『能力』のためか。

その素直さゆえに闇番は賢也に穏の秘密を教え、やがて穏を追われる身となる賢也の命を助けようとする。始めは賢也を疎ましいと思っていた闇番の心の移り変わりゆく様も、穏を出た賢也が始めて目にする外の世界も、何もかもが賢也と同じく新鮮だ。穏を異世界、異次元の世界として描きながらその位置付けをハッキリさせている本作は破綻がなく素晴らしい。

一人称が賢也から茜、そしてトバムネキと章により変わるのも、全て『風わいわい』を介していることから自然の流れでありとても分かりやすい。『風わいわい』の存在が物語では大きな核であり、全ての事象、世界の成り立ちまでを理解させてくれる存在となっている。
その世界観の描き方も秀逸。現実社会は穏のある異次元から見ると巨大なボウルの上に浮いているように見える、そこへの入り口は日本の場合は神社の鳥居だった。振り返っても鳥居の向こう側に異次元はもう見えない。

何より今回も作品全体に流れる民俗的色合いが心地よい作品だった。意味不明な妖怪物ではなく、私達の生活のすぐ隣にこうした森羅万象が存在していることを気付かせてくれる、そんな作品だと思う。

読んでいて心地よい。そんな作品にこれからも出会いたい、そう強く思わせてくれるのが恒川作品でしょう。

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2007/01/16 15:50

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2007/02/21 03:38

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2008/01/16 19:16

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2008/04/27 15:42

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2007/04/14 23:40

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2007/01/08 23:03

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2010/04/18 21:03

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2006/11/29 23:08

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2010/03/17 19:55

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2006/12/10 15:30

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2009/02/04 10:25

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2007/01/28 14:52

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