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- カテゴリ:小学生
- 発行年月:2006.11
- 出版社: 岩崎書店
- サイズ:21cm/194p
- 利用対象:小学生
- ISBN:4-265-06771-9
紙の本
気まぐれな犯罪者 (現代ミステリー短編集)
夫にさられて、万引きをくり返す主婦に、多くの人間が入れ乱れて物語は進むが、はれて本当の幸せにたどりつく「気まぐれな犯罪者」の表題作のほか、高層ビルの火災に立ちむかう平凡な...
気まぐれな犯罪者 (現代ミステリー短編集)
紙の本 |
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- 税込価格:15,400円(140pt)
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商品説明
夫にさられて、万引きをくり返す主婦に、多くの人間が入れ乱れて物語は進むが、はれて本当の幸せにたどりつく「気まぐれな犯罪者」の表題作のほか、高層ビルの火災に立ちむかう平凡なサラリーマンの勇気と選択を描いた「脱出順位」。全4短編を収録。【「BOOK」データベースの商品解説】
夫にさられて、万引きをくり返す主婦に、多くの人間が入り乱れて物語は進むが、はれて本当の幸せにたどりつく表題作ほか、人びとをまきこむ悲喜劇をユーモアとともに軽快に描いた短編を全4作品収録する。【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
金メッキの英雄 | 5-46 | |
---|---|---|
残された日々 | 47-90 | |
気まぐれな犯罪者 | 91-141 |
著者紹介
赤川 次郎
- 略歴
- 〈赤川次郎〉1948年福岡県生まれ。76年「幽霊列車」でオール読物推理小説新人賞を受賞。「三毛猫ホームズの推理」が好評を博し、人気作家となる。ほかの著書に「ひまつぶしの殺人」など。
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紙の本
底本の出版社名を見ているだけで、赤川のバランス感覚っていうのが分かるんですね。見直しました・・・
2007/04/02 19:21
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
前にも書いたかもしれませんが、赤川次郎、西村京太郎という二大作家を殆ど読みません。彼らの作品を読んだことがないわけじゃあありません。西村については、1980年代のものまでは殆ど書棚にあって、特に都津川もの以外は高く評価しています。でも、トラベル・ミステリが中心になった途端に読書意欲がなくなりました。
赤川次郎などはもっと酷いかも。デビュー作から三毛猫ホームズの数作までは、これまた我が家にあります。勿論、単行本初版。コバルト文庫だってあります。でも、あっという間に卒業。ようするに、甘い。私が読まなくたって、他のお嬢ちゃんたちが手にするんだから、一抜けたっていいだろ、って。
ま、赤川については娘たちの意見も聞きたい、というので気になる新作があれば、彼女たちにスルー・パス出してます。でも、高校生二人にも「甘い」という印象を与える。私もちょっと目を通すんですが、ギブアップ。全く手にもしない西村よりはいいけれど、冷遇には変わりない。
でも、あきらかに児童書として出されると、読んでもいいかな、なんて浮気心が起きる。子供向けミステリは甘くて当たり前。そう割り切ればいい。しかも岩崎書店のこのシリーズ、カバーデザインもですが人選、作品の選択がなかなか上手。久しぶりに読みますか、赤川センセイ・・・
カバー折り返しの言葉は
「人びとをまきこむ
悲喜劇をユーモアとともに
軽快に描く!
◆◆◆◆◆◆◆◆
夫にさられて、万引きをくり返す主
婦に、多くの人間が入れ乱れて物語
は進むが、はれて本当の幸せにた
どりつく「気まぐれな犯罪者」の表
題作のほか、高層ビルの火災に立
ちむかう平凡なサラリーマンの勇
気と選択を描いた「脱出順位」。
全4短編を収録。」
現代ミステリー短編集 清張から有栖まで の輝ける第一巻です。装丁は、全巻を通して、こやまたかこ。絵は、はせがわひろこ。いつものように( )内に底本を示して、全四篇の内容紹介。
・金メッキの英雄(『幽霊はテニスがお好き』/中公文庫):遅刻が理由で会社をリストラされた安井がホテルで巻き込まれた事件は・・・
・残された日々〈放射線科〉(『死者におくる入院案内』/新潮文庫):余命3ヶ月と宣告された美奈が家出先で出会った男は・・・
・気まぐれな犯罪者 (『秘密のひととき』/集英社文庫):夫に去られて、万引きをくり返す美穂。母のことを気にする娘亜美と彼女を見守る男は・・・
・脱出順位 (『一日だけの殺し屋』/角川文庫):ビルの最上階で開かれているある会社のパーティ。仕事が成功して社長から直々に言葉をかけられた城野だが、そのとき下の階では火災が・・・
正直、見直したんです、赤川次郎。確かに、赤川らしいハッピーエンドばかり。特に、遅刻ばっかりしている男なんて、魅力もなんにもない。家出娘も、万引き母も、最愛の妻を亡くした男も、正直、ウザイ。でも、悪くはない。感動はしないし、感心もしないけれど、絶対に下手じゃあない。むしろ、計算され過ぎているのが厭なくらい。
それと底本の出版社、見ました?中公、新潮、集英、角川。気、使ってますよね。多分、もっと収録数が多ければ、文春、光文、講談、徳間といった大手全社の文庫から作品を選んだと思うんですね。その気配りとバランス感覚。しかも新作がコンスタントに出る。人気の秘訣は、これなんでしょうね。ま、私にはやはり物足りない。でも、悪くはない。一応、見直せる内容ではあります。
紙の本
ミステリー短編集
2016/10/04 10:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ミステリー短編集。
この作者らしく読みやすい作品たちです。
みんな巻き込まれながらも情も見えて、いいですね。