西遊記 ５ 宝の巻 （斉藤洋の西遊記シリーズ）

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悟空の破門は取り消されたけど、濡れ衣で悟空を破門にしてしまった三蔵はもっと反省してもらいたいものだ。
金角、銀角登場。狐への愛情がちょっと泣かせる。

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　西遊記で僕が覚えていた唯一の悪役である金角・銀角とその瓢箪が登場した５巻です。三蔵がつかまり孫悟空が助けるというストーリーが実に典型的で、西遊記の西遊記らしいところを楽しむことができました。特に銀角がなかなかかっこよくて僕は好きでしたね。

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悟空が切られる巻。
わたしはこの話が結構好きなので、めっちゃ期待してたんですが割とあっさり復帰した…。何か…もっとこう…感動的なやりとりを期待してしまっていた…。でもおもろいけんほしごこ。
それより、悟空が破門になる話は白竜馬が活躍するんも見所のひとつやと思うんやけど、斉藤版ウマは喋らないのか…。人にも変身しないのか…。いけめんさんを期待してたんだけど（おい）

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ついに破門を言い渡された悟空は、仕方なく故郷の水廉洞（すいれんどう）に帰ってきた。水廉洞に活気を取り戻してやるが、悟空はみんなが気になってしまう。しかしほどなく、猪八戒がやってきて、三蔵法師一行は妖怪のとらわれの身となって困っているという。天の新将が下界に降りてきて黄ほう怪（こうほうかい）になった話で悟空が帰ってくる。その他、金角銀角の話があり、読みやすい。

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ついに出ました、金角・銀角。表紙絵を見た途端に期待値MAX。が、その前に黄色い綿入れの妖怪登場。その正体は、想い人を追って下界へとやって来た、天界の二十八宿の一人。天界の仕事より女の方が大事なのか(笑)。まぁ、天界はがっしりヒエラルキーが決まってるみたいだし、面白みに欠けるのかも。今回の見どころは、やはり悟空VS銀角。如意棒と七星宝剣の火花散る戦い、そして紅瓢箪をめぐる頭脳戦。悟空と互角に戦った銀角も天晴れ。金角・銀角の驚きの正体、その裏にはまたもや観音菩薩の影がちらり…（苦笑）。