サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

  1. hontoトップ
  2. 本の通販
  3. 児童書・絵本の通販
  4. 知る・学ぶの通販
  5. 岩崎書店の通販
  6. 命のバトンタッチ 障がいを負った犬・未来の通販

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

アプリで立ち読み

hontoアプリの確認

立ち読みには最新の「honto」アプリ(無料)が必要です。

バージョンの確認はアプリの「設定/情報」から確認できます。

最新の「honto」アプリをご利用の方

立ち読みする

最新の「honto」アプリをダウンロードされる方

hontoビューアアプリ

ブラウザで立ち読み

  • みんなの評価 5つ星のうち 4.7 4件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:小学生
  • 発売日:2006/12/01
  • 出版社: 岩崎書店
  • サイズ:22cm/143p
  • 利用対象:小学生
  • ISBN:4-265-04278-3

読割 50

読割50とは?

読割50とは?

hontoネットストアおよび、丸善・ジュンク堂・文教堂の提携書店にて対象の紙書籍を購入すると、同一の電子書籍が紙書籍の購入から5年間、50%OFFで購入できるサービスです。
購入時点で電子書籍が未発売でも、紙書籍の購入時期にかかわらず、電子書籍の発売後5年間、50%OFFで購入できます。

または読割50のアイコンがついている商品が対象です。

一部、対象外の出版社・商品があります。商品ページでアイコンの有無をご確認ください。

  • ※ご利用には、honto会員登録が必要です。
  • ※書店店頭でのお買い物の際は、会計時にレジにてhontoカードをご提示ください。
  • ※hontoが提供するサービスで、販売価格の50%OFFを負担しています。

読割50について詳しく見る

紙の本

命のバトンタッチ 障がいを負った犬・未来 (イワサキ・ノンフィクション)

著者 今西 乃子 (著)

右目が切られ、足首のない子犬がとどけられた。はたして、この子の里親は見つかるだろうか…。捨て犬たちを殺処分から救う里親ボランティアの活躍を描く感動のノンフィクション。【「...

もっと見る

命のバトンタッチ 障がいを負った犬・未来 (イワサキ・ノンフィクション)

税込 1,320 12pt

命のバトンタッチ-障がいを負った犬・未来

税込 1,320 12pt

命のバトンタッチ-障がいを負った犬・未来

ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは

ほしい本に追加(値下がりすると通知がきます)

ご利用中のデバイスが対応しているかご確認ください

  • ブラウザ
  • iOS
  • Android
  • Win
  • Mac

対応デバイスごとのコンテンツタイプやファイルサイズヘルプ

対応デバイス毎のコンテンツタイプやファイルサイズ

対応デバイス コンテンツタイプ ファイルサイズ
ブラウザ EPUB
iOS EPUB 16.1MB
Android EPUB 16.1MB
Win EPUB 16.1MB
Mac EPUB 16.1MB

対応デバイス毎のコンテンツタイプやファイルサイズ

対応デバイス コンテンツタイプ 閲覧期限
ブラウザ EPUB 無制限
iOS EPUB 無制限
Android EPUB 無制限
Win EPUB 無制限
Mac EPUB 無制限

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

紙の本
セット商品

捨て犬・未来&きららものがたり 10巻セット

  • 税込価格:13,860126pt
  • 発送可能日:1~3日

感動!動物たちと命のものがたり 〈2014年版〉 11巻セット

  • 税込価格:15,400140pt
  • 発送可能日:購入できません

感動!動物たちと命のものがたり〈2013年版〉 11巻セット

  • 税込価格:15,290139pt
  • 発送可能日:購入できません

感動!動物たちと命のものがたり 7巻セット

  • 税込価格:9,68088pt
  • 発送可能日:購入できません

イワサキ・ノンフィクション〈2010年版〉 15巻セット

  • 税込価格:20,460186pt
  • 発送可能日:購入できません

イワサキ・ノンフィクション 15巻セット

  • 税込価格:20,460186pt
  • 発送可能日:購入できません

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

右目が切られ、足首のない子犬がとどけられた。はたして、この子の里親は見つかるだろうか…。捨て犬たちを殺処分から救う里親ボランティアの活躍を描く感動のノンフィクション。【「BOOK」データベースの商品解説】

捨て犬の里親探しをしている麻里子は、右目が切られ、後ろ足首のない子犬と出会う。はたして、この子の里親は見つかるだろうか…。捨て犬たちを殺処分から救う里親ボランティアの活躍を描くノンフィクション。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

今西 乃子

略歴
〈今西乃子〉1965年大阪府生まれ。航空会社勤務などを経て、児童書のノンフィクションを手がけるようになる。著書に「ドッグ・シェルター」「国境を越えた子どもたち」など。

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー4件

みんなの評価4.7

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (1件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

「犬はね、どんな犬もみんな、みーんな、やさしい心をもっているよ。あったかいよ。だって……生きてるんだもん」

2010/03/25 21:39

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:wildcat - この投稿者のレビュー一覧を見る

『命のバトンタッチ』と『しあわせのバトンタッチ』は、
「右目負傷、右うしろ足切断、左足の指がすべてない」という
人為的な障害を負った柴の子犬・未来の物語である。

『命のバトンタッチ』は、未来が
千葉県動物愛護センターの見学に訪れた
ペットシッターの山口麻里子さんに引き取られ、
里親さんのところに送り届けられるまでの物語である。

プロローグとエピローグに登場するのは
里親さんが未来を散歩しているシーンで、
未来がいると子ども達が心を開いて話しかけてくる。

  たくさんの大人は未来の足を見て
  「かわいそう」としか言わないのに、
  子どもはかならず「未来ちゃん、がんばってるね! 
  すごいね!」と言ってくれます。

  子どもたちは未来から
  たくさんの勇気をもらっているのでしょう。

このエピソードが、『しあわせのバトンタッチ』で展開される、
学校で命の授業を行う話へとつながっていく。

本書では、未来の里親さんが誰だか明かされていない
(『しあわせのバトンタッチ』ではわかる。)のが特徴で、
山口麻里子さんを中心に話が進んでいく。

初出では「山口麻里子」、以後「麻里子」という三人称で語られ、
彼女の内面描写も深い。

彼女がどういった家族構成で、
犬達とどんな思いで接してきたのか、
動物愛護センターをどんな思いで見学したのか。

  この部屋の犬たちは一週間後、次の部屋は6日後、
  そして、最後の部屋にいる犬たちは明日の朝、
  密閉されたまっ暗なステンレスの箱においやられ、
  何十頭もいっしょにおしこめられて、
  二酸化炭素ガスで窒息死させられてしまうのだ。

  その時間は5分から15分と言われていた。

本書は動物愛護センターの現実を書き切っている。

ここで、麻里子は未来と出会う。

  「何……? この子……」

  それは、小さな、小さな、あまりにも小さな子犬だった。

  しかも、右目がざっくり切られて大けがをしている。

  ところが大けがをしているにもかかわらず、
  子犬は、麻里子を見ると、
  大よろこびでしっぽをふって近づいてきた。

  ヒョコ……ヒョコ……。

  歩き方が少しへんだ。

この印象的な出会いのシーンは、
同じ著者の『読書介助犬オリビア』を思い出させた。

サンディとオリビアもアニマル・シェルターで出会っているのだ。

このとき、麻里子は、未来を連れて帰っていない。

だが、彼女は、忘れることができなかった。

ここで彼女がどんな風に犬と接してきたのか、
犬の里親ボランティアをするのなら見ておくべきだといわれて
動物愛護センターに見学にきたこと、
そして、
麻里子がこのときはまだ名もなき子犬だった
未来をなぜ忘れられなかったのかが
語られていく。

麻里子は、もう一度子犬に会いにいく。

彼女は、子犬を選び、未来と名付ける。

それは、最初は候補としていた犬を選ばないということを意味していた。

なんという重い選択だろう、運命だろう。

そして、なんという縁なのだろう。

未来は足に重い障害を持っていたが、麻里子の家で、
麻里子が飼っている他の三頭の犬の中で
社会性を学びながらすくすくと育っていく。

未来は負けん気の強い、勝気な女の子で、
指のない小さな肉球が残った左うしろ足だけで、
トコトコとよく走り回る犬だった。

1歳(人間で言えば18歳)で体重18キロのタイソンと
体重2キロに満たない未来は
元気いっぱいプロレスごっこをしているというくらい。

処分寸前で連れてきた子犬がどんどんけがを回復して、
元気いっぱいに毎日を生きる姿に麻里子は心を動かされる。

  この子は絶対に死にたくなかったのだ。

  生きていたかったのだ。

  それが、自分の心を動かしたにちがいない。

気が強い未来は、大きな先住犬たちをものともせず、
飼い主の麻里子の次は怒るとこわいと思うマーカスだが
その次は自分だと思っている元気のよさ。

遊んでいる未来を見ているうちに、麻里子は気づく。

ふかふかの布団の上なら、未来は四本とも足がつくと。

未来の様子はホームページに公開していたため、
彼女のためにたくさんの役立つ品が送られてきていた。

そして、里親募集もしていたのだが・・・。

掲示板にも未来を応援するメッセージがたくさん寄せられていた。

  ハンディのある未来を一生飼うことは
  かんたんなことではない。

  未来のことを真剣に思えば思う人ほど、
  うちで引きとるとはかんたんに言えないはずだ。

未来の里親候補は何人か現れたが条件に合う人はなかなかいなかった。

そして、「千葉県在住の40歳の女性で、夫と二人ぐらし、
現在は5歳になる犬を飼っている」という人から応募がある。

その人は、以前の里親候補をなぜ断ったのか訊ね、
その候補の語った「かわいそう」という言葉に敏感に反応する。

  "かわいそう"ですか。

  なぜ、その方たちは未来ちゃんを見て
  かわいそうと思ったんでしょうか?

  ネットで掲載されていたセンターでの写真ですか、
  切りとられたうしろ足や傷ついた右目のことですか?

  あわれみだけで、
  「命」はあずかれないのではないでしょうか。

彼女の言葉はさらに続いている。

麻里子はそれに対して、
「かわいそう」だから何かできないかという立場を否定はできない、
そこから少しずつはじめたいと思うことだってあると考えている。

里親候補の女性は言う。

  ハンディがある未来を引きとることで、
  自分がどこまでこの子を幸せにできるのか、
  チャレンジしたかったのです。

  私は、未来ちゃんを幸せにすることで、
  私も幸せになりたいんです。

  だから……、里親を希望したのです……。

「かわいそう」と思う立場に対して、意見が異なった二人だったが、
未来を幸せにすることで自分も幸せになりたい
という思いは二人をつなげたのだろう。

  人間は犬から、あたえてもらうだけあたえてもらい、
  何もかえしてはいないように思えた。

  だからこそ……、その命を助けることは必要だ。

  しかし、ほんとうにたいせつなのは
  動物たちを殺す処分所が必要でなくなる世の中なのだ。

本書は、犬を取り巻くつらい現実を描写している部分もある。

だが、その現実の中で、暖かい陽の光のような
生命力を感じさせる存在感を未来は持っている。

犬と縁を持とうと思うすべての人に手に取ってほしい1冊である。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。