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穴(講談社文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.1 107件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2006.12
  • 出版社: 講談社
  • レーベル: 講談社文庫
  • サイズ:15cm/339p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-06-275587-4
  • 国内送料無料
文庫

紙の本

穴 (講談社文庫)

著者 ルイス・サッカー (著),幸田 敦子 (訳)

無実の罪で少年たちの矯正キャンプに放りこまれたスタンリー。かちんこちんの焼ける大地に一日一つ、でっかい穴を掘らされる。人格形成のためとはいうが、本当はそうではないらしい。...

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穴 (講談社文庫)

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商品説明

無実の罪で少年たちの矯正キャンプに放りこまれたスタンリー。かちんこちんの焼ける大地に一日一つ、でっかい穴を掘らされる。人格形成のためとはいうが、本当はそうではないらしい。ある日とうとう決死の脱出。友情とプライドをかけ、どことも知れない「約束の地」をめざして、穴の向こうへ踏み出した。【「BOOK」データベースの商品解説】

【ボストングローブ・ホーンブック賞(1999年度)】【全米図書賞(1998年度)】【ニューベリー賞(1999年)】【「TRC MARC」の商品解説】

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みんなのレビュー107件

みんなの評価4.1

評価内訳

紙の本

待望の文庫化

2015/03/16 22:57

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る

中学生の時に単行本がヒットして、図書館で読んだのが最初の出会いでした。

「はじめての海外文学フェア」でこの本が文庫化されたことを知り、先日購入しました。久々に読んで、色あせない魅力に浸っています。物語の前半は現在と過去のエピソードが交互に語られるため、混乱するかもしれませんが、それらが後半に収束し、ハッピーエンドに転じていく過程は見事です。

海外文学が苦手な方でも抵抗なく読める作品だと思います。むしろ海外文学に抵抗がある人にこそ読んで欲しいかもしれません。

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紙の本

すごくついてない少年むのすごく素敵な物語

2007/02/01 00:25

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:さあちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

 「ねえねえ。この本凄く面白いから読んでみて!」と思わず人に勧めたくなるような作品です。
 無実の罪によって矯正キャンプに送られたスタンリー少年。そこで彼に科せられた作業とは干上がった湖に一日一つ穴を掘ることだった・・・・
 そこに彼のひいひいおじいちゃんの昔の話から、スタンリーが毎日穴を掘っている現在の話がうまく絡まり合ってとにかく一字一句目が離せなくて最後に「おおっー」と叫んでしまう。そんな素敵な本でした。
 そこの貴方。とにかく読んでみて!絶対に後悔しないから!

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紙の本

呆れるほど緻密な構成

2008/03/09 08:40

10人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:久我忍 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 子供向けなのかな、と思って読むといい意味で裏切られる作品。

 空から降ってきたスニーカーのせいで無実の罪を着せられた少年、スタンリーは、グリーン・レイク・キャンプという名の、少年強制施設へと入ることになる。
 見渡す限りに続く焼けた大地。緑のないグリーン・レイクにて彼を待ち受けていたのは、毎日一つ──直径1.5メートル。深さ1.5メートルの穴を掘るという過酷な労働だった。
 穴を掘るのは何のためか? それは人格形成と、根性を養うためであるらしい。にもかかわらず、『何か珍しいものや面白いものが出たら必ず報告するように』という言葉が、穴掘り作業が何かを見つけるための作業であることを示唆している。
 本書ではキャンプにて穴を掘り続ける主人公スタンリーの日々と中心に、その他幾つかのエピソードが断片的に語られていく。
 例えば110年前のグリーン・レイク──街にただ一人の教師キャサリン・バーロウと、たまねぎ売りのサムの恋。
 雨が降らなくなった街で生まれた、西部で心底恐れられることになる一人の無法者。
 大金持ちだったスタンリーの祖父が身ぐるみをはがされ、荒地に置き去りにされた後、無事に助け出されたときに発した言葉。
 穴を掘り続けるスタンリーとは全く関係ないようなエピソードの数々は、やがて奇跡のような瞬間へと集束していく。
 息を呑む、という表現があるが本作品のラスト近くでまさにそれを体験した気がする。
 断片的なエピソードたちが最後にはきっちりと一枚の絵に、それも無駄なところが全くない完成度の高い絵に仕上がる構成の緻密さからも、この作品を『子供向け』であると言うことは出来ない。むしろ子供に喜ばれるような要素を持ちながらも、多くの年代の人々が気持ちよく読める作品だと言えるだろう。

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2007/05/25 22:10

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2007/02/03 14:20

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2008/01/20 13:24

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2007/01/19 08:38

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2007/02/21 19:54

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