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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2007.1
  • 出版社: 講談社
  • レーベル: 講談社ノベルス
  • サイズ:18cm/345p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-06-182513-0
新書

紙の本

密室殺人ゲーム王手飛車取り (講談社ノベルス)

著者 歌野 晶午 (著)

“頭狂人”“044APD”“aXe”“ザンギャ君”“伴道全教授”。奇妙なニックネームをもつ5人がインターネット上で殺人推理ゲームの出題をしあっている。密室、アリバイ崩し、...

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密室殺人ゲーム王手飛車取り (講談社ノベルス)

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商品説明

“頭狂人”“044APD”“aXe”“ザンギャ君”“伴道全教授”。奇妙なニックネームをもつ5人がインターネット上で殺人推理ゲームの出題をしあっている。密室、アリバイ崩し、ダイイングメッセージ、犯人当てなどなど。ただし、ここで語られる殺人はすべて、現実に発生していた。出題者の手で実行ずみなのである…。茫然自失のラストまでページをめくる手がとまらない、歌野本格の粋。【「BOOK」データベースの商品解説】

奇妙なニックネームを持つ5人がインターネット上で、密室、アリバイ崩し、ダイイングメッセージ、犯人当てなど殺人推理ゲームの出題をしあっている。ただし、語られる殺人はすべて出題者の手で実行済みだった…。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

歌野 晶午

略歴
〈歌野晶午〉1961年生まれ。88年「長い家の殺人」でデビュー。2004年「葉桜の季節に君を想うということ」で第4回本格ミステリ大賞、第57回日本推理作家協会賞を受賞。

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評価内訳

紙の本

トリックが優れているかどうかはともかく、小説としては少しも面白くないなあと。それに、現実のほうが先行っている感がするし。ゲーム感覚世代なら受けるかも、それに映画でもいい。でも、小説となると・・・『舞田ひとみ』シリーズのほうが上かな?

2011/11/07 20:26

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

今、私が位置づけに苦しむミステリ作家の一人が歌野晶午です。熱心な読者でないことはあります。『生存者、一名』『葉桜の季節に君を想うということ』『魔王城殺人事件』『女王様と私』『安達ヶ原の鬼密室』『そして名探偵は生まれた』『舞田ひとみ11歳、ダンスときどき探偵』『絶望ノート』『舞田ひとみ14歳、放課後ときどき探偵』以外に、アンソロジーなどで読んだ程度。

で、印象に残ったのは『葉桜の季節』と『舞田ひとみ11歳』『舞田ひとみ14歳』の3冊で、『葉桜』は友人と貶しまくり、『舞田』2冊は友人に褒めまくりました。むしろ、『舞田』2冊で現代日本のミステリ作家の頂点に立った、と言いたいくらいに感心しました。本格ミステリには心動かされないほうですが、ひとみの成長ぶりとミステリとしての完成度の高さという二つを見事に達成したと思ったからです。

で、その評価の振れが激しい歌野が2010年、第10回本格ミステリ大賞初の2度目受賞を果たしたというのが、今回読んだ本の続編にあたる『密室殺人ゲーム2.0』ということですから、期待も高まろうというものです。ちなみに、私は勘違いをしていまして、「なんで、2007年に出た作品が、3年後に受賞したんだろう」と「密室殺人ゲーム」が頭についた小説が二つあるとは知らずに、この本を手にした次第。いやはや、ではあります。

カバーイラスト=斎藤光男
カバーデザイン=坂野公一(wella design)
ブックデザイン=熊谷博人・釜津典之

が担当したカバーは、講談社ノベルズとしては平均的なもの。私としては、ゴチャゴチャしていて好きではありません。特に、赤を使うときはシンプルがいいにでは、と思う次第。カバー後ろの言葉は、
              *
〈頭狂人〉〈044APD〉〈aXe〉〈ザンギャ君〉〈伴道全教授〉。
奇妙なニックネームをもつ5人がインターネット上で
殺人推理ゲームの出題をしあっている。
密室、アリバイ崩し、ダイイングメッセージ、
犯人当てなどなど。
ただし、ここで語られる殺人はすべて、
現実に発生していた。
出題者の手で実行ずみなのである……。
茫然自失のラストまでページをめくる手がとまらない、
歌野本格の粋を心して噛み締めよ!
              *
とあります。さらにカバー折り返しには、
              *
「殺したい人間がいるから殺したのではなく、使いたいトリックがあるから殺してみた」(本書300ページより)

 最初のアイデアは1988年ごろ芽生えました。あまりにふざけた話で、現実に発生しえないのはもちろん、小説にもできないと捨てていました。
 ところが前世紀末あたりから、案外こういう事件が現実に起きたりして、起きそう、きっと起こるぞ、としだいに強く思うようになり、そして本作が生まれました。
 さいわい、現実に追い越されずにすみましたが、未来永劫こういう事件が起きないことを切に願います。
――歌野晶午
              *
と。かなり危険な言葉が並びます。目次に従って、各話を簡単に紹介すれば

目次
     *
Q1 次は誰を殺しますか:aXeが問いかけたのは、連続殺人事件の共通点・・・
     ×
Q2 推理ゲームの夜は更けて:教授が出した問題は、アリバイトリック? 特急草津四号で男が死んでいた。死亡推定時刻に殺人犯である教授は特急水上五号に乗車して、友人と談笑していた・・・
     (
Q3 生首に聞いてみる?:今回はザンギャくんの犯行。衣装ケースに入っていたのが見つかった首なし遺体。その首は、衆人環視のアパートの花瓶の上に置かれていた。どうやって人目を・・・
     +
Q4 ホーチミン―浜名湖五千キロの壁:前回、簡単に犯罪を見破られた教授のリベンジ。ただし、再びアリバイトリック。なにより、事件現場と教授がいたことがはっきりしている場所の距離が違う・・・
     ⇒
Q5 求道者の密室:044APDが今回の出題のために殺したのは一人。事件そのものはテレビでも報道されている。事件そのものはありふれた殺人事件のようだが、ニュースをしっかり見ていれば問題点が自然と分かると言って、それ以外のヒントも何もない・・・
     ◎
Q6 究極の犯人当てはこのあとすぐ!:頭狂人が出したのも密室問題。もう密室は飽きたという仲間の声に、助け船を出したのが教授。密室の変形でもあるけれど、今回は消えた凶器。アリバイものはすぐにばれる教授の実力は・・・
     ☆
Q7 密室でなく、アリバイでもなく:頭狂人の犯罪は、品川で起きた。マンションで27歳の兄が殺されているのを発見したのは、大学から帰ってきた同居している妹だった。マンションへの出入りはオートロックだが管理人もいないので密室とはいいがたい。でも住戸は窓にもドアにも鍵が・・・
     ■
Q8 誰が彼女を殺しますか?:頭狂人の住む部屋にネットの仲間が集まって・・・
        救えますか?

となります。ネット上で殺人談義に耽る五人の男たち。ただし、仲間とはいってもあくまでネット上でのおつき合いです。ですから、性別もわかりません。お互いに姿を見せるときも、それが実際のものかどうかは当人だけが知っています。その五人について書いておきましょう。

まず、頭狂人がいます。いつもダース・ベイダーのマスクをかぶってネットに登場します。犯行現場に取材に行き、実際に聞き込みもするという、結構マメな人間のようです。次は、044APDです。ネット上で素顔をさらしているのですが映像は曖昧で、目鼻立ちの特徴は全く分かりません。ボカシやモザイクは胡散臭いものですが、この人は、ちょっとコワイ。コロンボ氏とも呼ばれ、つねに冷静な推理を展開します。

三人目が、aXe。ジェイソンのようなホッケーマスクをつけているというので、私がもっとも苦手とするタイプです。ザンギャ君がウィンドウに映る時の姿はカメ。すぐ突っ込みを入れるタイプ。いますねえ、こういう人。最後が伴道全教授。黄色いアフロの鬘をかぶり、レンズがグルグル渦を巻いた、加藤茶がコントで使うようなおもちゃの眼鏡をかけていて、極めてオーソドックスな謎解きをします。

彼らは、仲間たちに自分が行う殺人を予告します。そして現実世界でも、予告通りに殺人が起きる。本当に予告した人間の犯行なのか、それとも似通った事件が起きただけなのか。疑問をよそに、一つの事件が起これば、選手が交代して、再びあらたな事件が。やはり警察が絡んでこないと、緊張感は薄くなります。まして、ネット上での語り合いというのが、リアル感を殺ぐ。ネットを利用した犯罪や犯罪絡みの依頼が多いのは、このリアルさの欠如ゆえかもしれません。歌野は、2007年時点では小説が先行していたように書いていますが、多分、当時でも現実世界のほうが先をいっていたんじゃないのかな、なんて思います。

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紙の本

トリックを詰め込めるだけ、詰め込む

2008/01/17 21:49

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:読み人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 先日、中央公論に上半期のミステリのランキングが出ておりました。
定期にやっているのかは、偶々の企画かは、知りません。
 そこに本書が紹介されていました。
葉桜、、で、このミスで一位を取った、歌野晶午さんです。
 
 本書は、設定からして、ネット社会ではありがちですが、
やっていることは、凄いですよ、、、。問題になりそうです。
 
 ネットのビデオ・チャットに集まるミステリ・マニアというか、
トリック・マニアの5人。
 それぞれハンドル・ネームは、
〈頭狂人〉〈044APD〉〈aXe〉〈ザンギャ君〉〈伴道全教授〉。
 彼らが、ライブ・ビデオ・チャットに集まり、
自分が犯した殺人事件のトリックを問題に出し、解き合います。
彼らの一人曰く、
殺したい、動機があったから殺したのでなく、
試したいトリックがあったから殺したと、、。
 そして、出されるトリックや、謎の数々、、。
という設定です。

 本格派でよくある、そんなトリック本当に実行できるのかいな?
という突っ込みを
登場人物たちが、実際に犯してきた
ということで、軽く、いなすと言うか、小説の構成、構造的にかわしています。
 しかし、一体、謎とトリックが幾つ登場するのでしょう??
トリック重視の本格派好みにはたまらないでしょう??。
(私は、あんまりトリック重視じゃないので)

 こういうのネタばれで殆ど書けないのが、
辛いところですが、
 倫理的には、小説ということとゲームだということで、置いといて、
謎解きとして読むしかないですね。
 最後まで、読者をひっぱるドンでん返しが何度もあり
ラストにここまで来ると、究極としか呼ぶことの出来ないゲーム
が待っているのですが、
 これは、どうなのでしょう。
ここまでトリック重視で倫理的にぶっ飛んでいると、
突詰めれば、ここしか着地点がなかったとしか考えられないです。

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紙の本

極限の謎解きゲームに挑みたい人に贈りたい

2007/11/10 01:07

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:けい - この投稿者のレビュー一覧を見る

 残虐な事件が起こるたびにむやみやたらと「心の闇」なんて言葉を使う有識者やコメンテーターの訳知り顔に、「なんだかなぁ」と思ってしまうのは私だけでしょうか。彼らをあまりよく思えないのは、彼らが人殺しを扱ったゲームや映画・小説の悪影響を挙げるからかもしれません。確かにいたずらに恐怖をあおるような表現や、無神経なほどにグロテスクさ、残酷さを求めるようなものには私も「なんだ、これ。創った奴の気がしれん」と思いますが……。
 推理小説も彼らによって槍玉にあげられるジャンル。ミステリの多くは「人の死」を扱います。その死の大半は他者による暴力です。ですが、ミステリの本質は人殺しを描くことではありません。ましてや、それをすすめるものではありません。推理小説の真髄は謎であり、事件という謎を解決し、秩序を取り戻すことにあります。人の死なない作品を読むと、謎と戯れることこそミステリの醍醐味とも感じます。
 本書はネット上で知り合ったメンバーによる推理クイズという体裁をとっています。今までの作品と大きく違うのは、出題される問題がメンバーの考えた小説ではなく、メンバーが実際に起こした事件ということ。犯人が出題者となった事件を推理する・させるという手法は小説のうえでとはいえ、モラルを突き抜けたところに触れていると感じてしまいます。
 そこは著者も承知のことで、はしがきには「このアイデアを思いついたのはずいぶん前だが、作品にして世に出すのをためらっていた」といったことが書かれています。世紀末を越えて今や、現実の世界で絵空事のようなことを行ってしまうほどモラルは崩壊し、現実の世界に生きている感覚は薄れがち。現実と作り事の世界の間隔は狭まってきています。「ふん、もう実際に起きたようなことをわざわざ小説に書いて、こんなもんに金と時間を使えるか」と読者が怒る(笑う?)日は近い(もう来ている?)のかもしれません。現実が架空を追い越さないように祈っているのは、読者とフィクションの紡ぎ手の双方のようです。
 この悪趣味なまでの設定は著者の狙い。古くからミステリ作家は極端なことを考え、読者の想像の範囲を飛び越えることで、驚きを提供してきました。モラルを飛び越えた極限の推理ゲームの先に用意された極限の驚き。新本格の書き手として作家生活を始め、『葉桜の季節に君を想うということ』で数々の賞を総なめにした歌野先生による計算しつくされた「驚き」と「謎解き」を楽しめる作品です。
 こんなトリックを現実に使う犯人はいない。奇想天外なトリックを扱ったミステリにしばしば浴びせられる声です。これはゲームである、としたことでそういった声を封じ、トリックを魅せ、純粋な推理を展開させる。とんでもない設定を生かした非常に技巧的な作品です。究極で禁断のゲームに手を出してしまった背徳の探偵(ときに犯人)たちの背後に見え隠れする悲哀も感じ取ってもらいたいです。ラストまでとんでもない、並みのミステリを突き破った衝撃の作品。

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2007/02/14 21:22

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2007/03/21 09:51

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2008/04/01 22:26

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