- カテゴリ:一般
- 発行年月:2007.1
- 出版社: 講談社
- サイズ:19cm/254p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-06-282036-3
紙の本
我らクレイジー★エンジニア主義 (講談社BIZ)
死ぬまで面白いことやろう! 自分が本当に欲しいもの、心から好きなことに人生を捧げる天才たちの、ものすごい生き方。理系の怪人15名が、発想の秘密、あり得ない日常生活を語る。...
我らクレイジー★エンジニア主義 (講談社BIZ)
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商品説明
死ぬまで面白いことやろう! 自分が本当に欲しいもの、心から好きなことに人生を捧げる天才たちの、ものすごい生き方。理系の怪人15名が、発想の秘密、あり得ない日常生活を語る。Webサイト連載のインタビューを書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
石井裕 | 石井裕 述 | 7-21 |
---|---|---|
石黒浩 | 石黒浩 述 | 23-40 |
稲見昌彦 | 稲見昌彦 述 | 41-58 |
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紙の本
クレイジーエンジニアという生き方
2011/02/27 17:00
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投稿者:MtVictory - この投稿者のレビュー一覧を見る
リクルート社が開設しているエンジニアライフ応援サイト「リクナビNEXT Tech総研」で連載された技術者インタビュー集。 2005年8月から2006年11月までに掲載されたものとのこと。タイトルの「クレイジー」は好きなことに黙々と向かうエンジニア達に敬意を込めた言葉。総勢15人の技術者、研究者らが自分の仕事を熱く語っている。エンジニアではない人にも読んで欲しい。エンジニアを理解してもらいたい。また本書は、行き詰まっているエンジニアには勇気づける応援にもなるだろう。
スピーカー開発の由井啓之氏は次のように語る。やめるのはいつでもできる。だったら慌ててやめることはない。とことんやり抜く。あらゆることをやり尽くして、もうすることがない、とあきらめかけたとき、ふっと思いつく、と。そこまで出来る粘り強さ、執念がないと物事は成し遂げられないのだというのが分かる。突き抜ける瞬間までやり続けられるかどうか、そのプロセスを楽しめるかが、「クレイジーエンジニア」になれるかどうかの境目だ。
動画変換技術の富田拓朗氏がこんなことを語っていて興味深い。「日本はいろんな意味で世界の先端を走っている国」で、「極まってしまっている部分がある」。そのため「日常のストレス、閉塞感やフラストレーションすらも相当に熟成されている」と分析する。同意する人も多いのではないか。そうなると「いつかは何らかの方法で正しくバランスして浄化されることになる」、と日本人の自然治癒力に期待をしている。特に技術を想定した話ではないと私は受け取っているが、日本社会の差し迫った状況、そしてそれに対して本気で立ち向かう時期が来ていることを物語っているようにも感じる。