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紙の本
水上勉氏がすさまじい気概で「良寛」を描きつくした文学史上最高峰の作品です!
2020/08/25 09:51
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、昭和から平成に活躍され、社会派推理小説『飢餓海峡』をはじめ、少年時代の禅寺での修行体験を元にした『雁の寺』、さらに伝記小説『一休』などの作品で知られる水上勉氏による一冊です。同書は、寺僧の堕落を痛罵し、妻や弟子ももたず、法も説かず、破庵に独り乞食の生涯を果てた大愚良寛について書かれた書で、その人間味豊かな真の宗教家の実像を凄まじい気魄で描き尽くした水上文学の最高峰とも言われる作品に仕上がっています。同書は、毎日芸術賞を受賞した傑作でもあります。 ぜひ、この機会に読んでみてください。