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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2007.3
  • 出版社: 新潮社
  • サイズ:20cm/571p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-10-459802-1

紙の本

星新一 一〇〇一話をつくった人

著者 最相 葉月 (著)

【講談社ノンフィクション賞(第29回)】【日本SF大賞(第28回)】【日本推理作家協会賞(第61回)】【星雲賞 ノンフィクション部門(第39回)】【大佛次郎賞(第34回)...

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星新一 一〇〇一話をつくった人

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商品説明

【講談社ノンフィクション賞(第29回)】【日本SF大賞(第28回)】【日本推理作家協会賞(第61回)】【星雲賞 ノンフィクション部門(第39回)】【大佛次郎賞(第34回)】製薬会社の御曹司、終生つきまとう“負の遺産”、創作の舞台裏、生き残りをかけた戦い…。ショートショートで「未来」を予見した小説家には封印された「過去」があった。関係者への取材と遺品から、謎に満ちた実像に迫る。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

最相 葉月

略歴
〈最相葉月〉1963年生まれ。関西学院大学法学部卒業。科学技術と人間の関係性、スポーツ、教育などをテーマに執筆活動を展開。著書に「絶対音感」「東京大学応援部物語」など。

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みんなのレビュー54件

みんなの評価4.2

評価内訳

紙の本

「純文学」と闘った「ショートショートの神様」の苦難

2010/01/17 16:37

10人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:yjisan - この投稿者のレビュー一覧を見る

 資料の徹底的な博捜と、関係者への綿密な取材によって、「ショートショートの第一人者」星新一の実像に迫った力作。小学校時代から調査するという念の入れようで (星は長い作文が書けずに先生から「その時の気持ちも書きましょう」などと注意されていたらしい)、飄々・恬淡・奇矯といった表面的なイメージの奥に隠された人気作家の焦燥と苦悩を炙り出している。

 星新一の家族関係や特殊な境遇は『人民は弱し 官吏は強し』やエッセイなどで彼自身がしばしば語ってきたが、その中で明かされなかった、異母兄との関係や星製薬の内情などの「秘密」を本書は容赦なく暴いている。

 そして「星製薬の御曹司」という肩書きは良きにつけ悪きにつけ、星新一の文筆活動に大きな影響を与えたことを明らかにしている。星製薬を潰したという負い目、社長時代に多くの人間に裏切られたことから生じた人間不信が、星の性格に暗い影を落とし、感情表現を省いた独特のクールな文体を生み出した(この点は星自身もある程度、認めていたが)。
 逆に、固有名詞を排した無個性の登場人物を描くことで知られる星新一が、実は自分をモデルとした人物を作中に登場させていた、という指摘は新鮮である。星製薬社長としての過去を振り払おうとすればするほど、その影は執拗にまとわりついてくる。そんな皮肉に星新一本人も気がついていたのだろうか。
 一方で、彼の毛並みの良さが、キワモノ扱いされていた黎明期の日本SFの地位向上に役立ったという。当時におけるSFの社会的評価を考える上で貴重な事実発掘と言える。

 また戦後日本のSFの創始者である星新一を通じて、本書が日本SF発展史を語っているところも興味深い。従来、この種の「日本SF史」は専ら、黎明期を支えた当事者たちの回顧録によって占められていたので、第三者が複数関係者の証言を突き合わせて客観的に分析した点には大きな意義がある。



 しかし何と言っても、本書の白眉は、星新一に対する社会的評価の変化を具体的に明らかにした部分であろう。今では信じられないことだが、デビュー当時の星新一は安部公房と並び称される文壇の新星であった。文壇の長老たちからは「人物が描けていない」などの酷評を受けたものの、若い世代からは、無駄を削ぎ落とした都会的で洗練された文体と核心を衝く卓抜な文明批評が斬新なものとして受け止められた。人間関係の描写に終始する泥臭い旧来の日本文学とは一線を画した、「科学の時代」に相応しい新しい文学として認識されたのである。そして星自身も当初はショートショート専門の作家で終わるつもりは毛頭なかった。

 ところがSFの大衆化、量産に伴うマンネリ化(ただし量産は星本人の本意ではなく、ショートショート依頼の殺到と、原稿料の安さが原因)、読者層の低年齢化に伴い、文壇での星新一の評価は下落する。時代の寵児は一転して、文学賞から無縁の存在になった。SF界においてすら「天皇」と祭り上げられつつも、中心的存在ではなくなっていく。酷使された星はアイディアの枯渇に悩まされるが、「ショートショートの第一人者」としての地位を守るため、「ショートショート1001編」を目指して、それでも書き続ける。だが、ようやく達成した空前絶後の偉業も、文壇的には全く評価されなかった。


 本名「親一」の由来である「親切第一」というサービス精神ゆえに「ショートショートの第一人者」という肩書きに生涯縛られ続けた点に、筆者は手塚治虫との共通点を指摘する。しかし本書を読む限り、手塚との共通点はそれだけに止まらない。ジャンル創始者としての自負、「子供相手の商売」と見下されることへの不満と反発、神格化されつつも人気面で後輩に抜かれていくことへの焦り(星の場合は小松左京・筒井康隆、手塚の場合は石ノ森章太郎・水木しげるなど)・・・・・・筒井への嫉妬、晩年になっても「どうして自分は直木賞をもらえないのか」と愚痴をこぼした、「文学的評価よりも売り上げ」と自己を卑下した、などのエピソードには意外の観があったが、偉大な功績に比して報われるところが少なかった作家であった証左とも言えよう。



 私の父はかつて、星新一にサインをもらったことがある。そのサインの言葉は「想像力を失えば、思想の自由も無意味となる」であった。
 本書では「SFなんて文学じゃない」と言う編集者に対して星新一が、
「文学が想像力を否定するものとは知らなかった」と反駁するエピソードが紹介されているが(370頁)、
こうした「純文学」の側からの無理解に、まさしく己の想像力ひとつを武器に立ち向かっていった作家が、星新一だったのである。

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紙の本

大部であることに最初は臆したが、一気呵成に読んでしまった

2007/04/28 06:55

9人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:yukkiebeer - この投稿者のレビュー一覧を見る

今から30年も昔のこと。小学生までは子供向けに簡略化したホームズ物ばかり読んでいた私は、中学に上がって大人が普通に読む文庫本というものを手にするようになります。
 最初に手にしたのがアガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」(早川文庫)。そして次に手にしたのが星新一の「ボッコちゃん」(新潮文庫)でした。
 頭の足りないボッコちゃんがバーで働き始め、お客との間でちぐはぐな会話を交わす様がおかしくて、私の母に当時読み聞かせたらその母も大笑い。
 今も思い返すそんな楽しい思い出を与えてくれた作家、それが星新一でした。

 本書「一〇〇一話をつくった人」は、現代のシェヘラザードともいえる星新一の評伝です。興味深いルポ「絶対音感」を物した最相葉月が、丹念に丹念に取材を重ねた末に編み上げています。500頁を越える大部の著ですが、一気に読みました。

 星新一の人生を辿るということが、日本のSF黎明史を辿ることになるということに、いまさらながら気づかされました。手塚治虫をたどると日本のマンガ・アニメ黎明史を辿るのとまさに同一です。それにしても日本のSFが推理小説の亜種であるかの扱いをされていた時期があるという、今ではなかなか想像しがたい事実に驚きます。

 また同時に、星新一がかつては日本の製薬業を大きく担っていた星製薬の御曹司だという話も、星新一ファンには広く知られた事実であるとはいえ、星新一にとっては思い返したくもないこの会社の栄枯盛衰の経緯を本書で改めて読み、なおかつ彼が家族にも明かすことなくひとりで様々な面倒をひきうけていたことを知ると、彼の孤独な姿が浮かんできます。

 お茶目でありながら最後に背中をぞくぞくさせてくれる数々のショートショートの背後に、彼の人知れぬ苦闘があったことを教えてくれる。そんな大変興味深い一冊です。

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紙の本

ほら吹き星の王子さま

2007/04/22 12:56

8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:栗山光司 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 僕は星新一を愛読したわけではないが、PR雑誌を始めとした様々なメディアで、「ショート・ショート」を読んでいるはずなのに、どんな内容だったか全く思い出さない。
 最相葉月も中学生だった70年代、図書館にあったシリーズを全部読み終わって熱中したのにもかかわらず、その後、読まなくなって、忘れられた作家になっていたということです。
 平成13年夏、東京新聞で随筆依頼があり、そのテーマが「科学と幸福」であった。
≪ さて、何を書こうかと思案しながら神田の新刊書店に立ち寄り、文庫の棚で何気なく手にとったのが星新一の『ボッコちゃん』だった。二十五年ぶりの再会である。ぱらぱらとページをめくって斜め読みをしてみると、あれほど熱心に読んだのに内容をまったく覚えていないことに気づいた。ためしに、題名が気になった終りの一編「最後の地球人」を立ち読みしてみることにした。一組の夫婦に一人しか子供が生れなくなり、徐々に人口が減って人類滅亡のときを迎えた未来を描いた作品である。改行の多い、たった十ページほどの短編。ぐいぐいと引き込まれながら読み進めて最後のページにたどり着いたとき、思わず息を飲んだ。星新一はこんなこんなことを書いていたのか、と。≫
 あとがきに書いているように、このことが、『あのころの未来 星新一の預言』につながり、今回の大作を生んだのです。
 僕の書店員としての記憶では星新一を小松左京、筒井康隆のようにSF作家としてカウントするよりは、安岡章太郎の「なまけもの」、遠藤周作の「ぐうたら」、北杜夫の「マンボウ」に並べてへそ曲りのエスプリを効かせた「ユーモア小説・コラム」のように売っていた記憶があります。SFファンの方というより、あくまで星新一ファンで、小松、筒井よりは安岡、遠藤、北の読者層とダブっていましたね。中高校生が中心だったと思う。
 だから僕は安部公房を含めて、小松、筒井は愛読していたけれど、星新一の本は平積みしてよく売っていたが買ってまで読むことはなかった。
 大人が読むには気恥ずかしさがあったのですが、本書を読むと、僕は星新一を誤解していたんだと、大いにナットクしました。それどころか、無性に星新一の本が読みたくなったのですから、単なる星新一の評伝を越えて、文庫の発行部数は3000万部という驚異的な数字ですが、僕のようなオヤジを新たに読者に加えて記録を伸ばす販促効果があるかもしれない。
 どんどん、翻訳もされているらしいですね。彼の『ショート・ショート』の作風は一方では限りなく民話に近づき、他方、固有性を削ぎ落としてどの時代、どの国でも読んでもらえるような普遍性に向かう作品つくりなのでしょうが、サンテグジュベリの『星の王子さま』がいまだに世界の人びとに読み継がれている秘密と星新一の作品との違いはなんだろうと考えると、ひょっとして「1001話」に拘ってしまったことにあるのではないかと思ってしまう。
 安岡章太郎、北杜夫、遠藤周作、小松左京、筒井康隆、僕の大好きな半村良にしろ、結構、日本文学史に刻印される作品を思い浮かべることが出来るが、はてさて、星新一となると、代表作と問われれば、迷ってしまう。『1001話のショート・ショート』としか答えようがないとしたら、寂しいものを感じる。でも、潔いか、清らかか。
 作品以上に、「星新一」という、本名の「親一」とともに、「星一家」の物語が本書では書き尽せぬものが、まだまだ、沢山ある読後感でした。作者に別の視点から続刊を書いて欲しいですね。「星新一」が好きになってしまった作者の愛情こもった禁欲的な「清らかな」ものを感じるが、どろどろした星の王子さまも、もう少し、読んでみたかった。
葉っぱの「歩行と記憶」

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紙の本

ひとりの人間としての「星新一」に迫る

2009/09/09 16:58

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ゆこりん - この投稿者のレビュー一覧を見る

本を読む人なら誰でも一度くらいは彼の作品を手に取ったことがあるのではないだろうか。発想の面白さ、奇想天外な結末は、多くの人を魅了した。テンポがよく軽快な文章から、星新一自身もきっとそんな性格なのだろうと勝手に思っていた。だが、実際は大きく違った。製薬会社の御曹司でなに不自由なく育った幼年期。父の突然の死により社長になった苦悩の20代。そして、そこから逃れるように書き始めたショートショート。彼が望む望まないに関わらず、「星新一」はSF界の第一人者になっていくのだが・・・。
アイディアが枯渇し「もう書けない。」とつぶやく日々、自分だけおいて行かれるという焦燥の日々を経て、彼はショートショート1000作に向かって突き進んでいく。それは命を削りながらの作業だった。この人はこんなにも苦悩し、傷つきながらショートショートを書いていたのか!
遺された膨大な資料から、最相葉月は見事に「星新一」の実像を描き出している。それは、外見や作品からだけでは決して想像することのできないものだった。ひとりの人間としての「星新一」がこの作品の中にいる。
読み応えがあるというだけではない。星新一を知ることができる貴重な資料的作品だと思う。

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紙の本

子供の頃のあこがれの人でした

2009/11/01 18:43

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る

巻末の参考文献を除いても全部で560ページを超える本なんて久しぶりに読んだ気がする。読む前にも何度か躊躇したのだけれど、書かれているのが星新一なので読まないわけにはいかないとは思っていた。そして読んでみて、ただただ圧倒されるだけである。それは、本の分厚さだけの問題ではない。
これでも星新一を初めて読んでから30年以上もたつので、また一時期は日本SFを読み漁ろうとしていた時もあったので、ここで書かれていることの大雑把なところは知っていることではあった。本の帯には「知られざる生涯をたどる」というようなことも書かれているが、ちょっとしたSFファンなら知っているだろうことのようにも思う。
それでも星の幼年時代や少年・青年期の家族のありようや、父親の死後の製薬会社の一件などを知ると、改めて星新一の人となりを形成したものの多くがここにあるのだということに気づかされる。
作家になるあたりのことも、いくつかの偶然や人との巡り会いによっていたのだということがわかる。
そして、ショートショートの作家として人気が出るようになってから、1001編を目指していくあたりの星の内面については、初めて知るようなこともあった。
総じて語り口は静かで客観的にあろうとしたのがうかがえる文章で、それも星新一の生涯を語るのに適していたのかもしれない。主観を排するようにして、何人もの証言や残されたメモなどから星の姿に近づこうとしているところは好感が持てる。
だが、あまりに静かな語りだからか、少々物足りなさを感じるところもあった。父親の死後会社を引き継いでもうまくいかず、人手に渡さざるを得なかったあたりから作家デビューをしていくところは、もっと星新一自身が苦悩していたところではないかと思う。そのあたりが会社をあきらめてしばらくすると比較的速やかに作家になっていったように読めてしまう。
あるいは、ショートショートが普通の作家並みの作品であることが認められないでいた頃ももっと悩んでいたのではないだろうか。
そして、1001編を達成したあとの姿も同じような気がする。
それでもこの本は、久しぶりに伝記を読んだという気持ちにさせられた。
子供の頃にいわゆる偉人の伝記を読んだ時と同じような、「ああ、星新一と言うのはすごい人だったんだなあ」ということを改めて感じさせてくれた。
陳腐な言葉ではあるが、労作だと思う。

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紙の本

ノンフィクションの力を見直す1冊。昭和ファンも星新一ファンも楽しめる大作。

2009/09/18 13:57

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:書子司 - この投稿者のレビュー一覧を見る

日本の代表的ショートショート作家であり、SF作家である星新一の評伝、なのであるが、前半では、戦前から戦後、そして昭和の高度成長期の活気ある世相や、日本のSF界誕生の裏話や関係者の情熱が生き生きと伝わり、後半では星新一の内面やSF界の隆盛がわかるフィクションのように面白いノンフィクション。星新一やSFのことをあまり知らなくても、ウルトラマンの脚本家やTVアニメの原作者などよく知った事柄が出てくるので、500ページを超える大作なのに、一気に読ませられてしまった。作者は本文中で、星新一の【祖父・小金井良精の記】を「ショートショートから人間の感情や風俗、性を徹底して排除したように、私情を差し挟むこともなければ、これといった感動的なドラマを設定することもない。重視されているのは日記や文献といった事実であり、淡々と良精と一の周辺を記述して、祖父・小金井良精という人間を描く。その近くにそこはかとなく体温が感じられる程度に自分がいる。」と記しているが、まさに、この作品がそうであり、日記や文献と関係する人々の声を淡々と記述しているだけなのに、そこからは、昭和の香りや、日本にSFを根付かせることにかける情熱なども伝わってくる。しかも、星新一のショートショートに夢中になった読者には、発想のヒケツや知らなかった意外な一面、苦しみなど星新一の内面の一部部分を知ることもできる。500ページ以上と分厚いけれど、一冊で何度も楽しめる……。こんな面白いノンフィクションもあるのだ、と思ってしまった。

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紙の本

評伝、星新一

2008/10/16 00:28

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:読み人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 誰もが、知っているショートショートの作家、星新一さんの評伝です。

 東大卒で、全国にチェーン展開までしていた星製薬の御曹司でありながら、
驚くほど背が高く、そして大きな頭。
それでいて、女子高の教師の口を断られるぐらいのイケメン、
そして、同人誌的な存在だった、SFを黎明期からささえショートショートの第一人者にまでなった作家。
誰もが知っているけど、その星さんの誰もが知らない面に迫った一冊です。

 又、本書は、プロの書評家が指摘しているように、日本SF界の歴史を描いた一冊でもあります。
宇宙陣という同人誌の存在から、日本のSFがどういう人によってささえられ
どう発展してきたのか、星さんのサイドストーリと呼ぶには、紙幅を費やしすぎるぐらい、
その内部の人間の相克にいたるまで克明に描かれています。
 柴田拓美に、福島正実、光瀬龍など、私も、幼いときに著者で、知ったのか、編集者として知ったのか、
翻訳者として知ったのか、もうはっきりとは覚えていませんが、
名前だけは、知っている人が、バンバン登場します。

 私自身は、星さんが大きな会社の御曹司で引き継ぐや会社の実態は実は借金まみれで
すぐにつぶしてしまったことすら、知りませんでした。 
 御曹司というだけで、ちやほやする世間、そして、その会社が潰れると手の平を返すような世間。
あの独特のニヒリズムというか、エヌ氏とまで名付け、世相、風俗を一切封印した作風は
このあたりの世俗、世間のいやらしさをいやというほど感じたからにちがいありません。
 (実際、幼い頃から、浮世離れしちょっと変わった子供だったそうですが)
 星さんは、ショートショートといえば、阿刀田さんぐらいしか、思いつかない、
ワン・オンド・オンリーの作家です。
40歳過ぎて短編なんて書くもんじゃないという司馬さん。
短編小説ですら、アイデアの一発勝負といわれているのに、それをさらに短くしたショートショート。
作品を描き続けるというより、量産する苦しさは、想像に難くありません。
多く書くということより、その水準を維持することが、大変だったみたいですね。
しかし、その世相、風俗を封印したお陰で、(言葉直しのリライトもすごかったそうです)
 その作品は、普遍性を得、子供にまで、読まれる作品となったのも、見逃せない事実です。

本書は、それこそ、ノンフィクションなのに、SFの小説のランキングにまで登場する
多数の資料を屈指した本当に労作の評伝です。
 しかし、星さんの
誰もが知らない一面に迫ると私自身上記しながら、本当の星さんに迫れたかどうかは、
私にもわかりません、。
 逆に知れば知るほど、疑問は大きくなります。
星さんが、本当は、会社を引き継いだ時、又潰した時、
作品を書き上げた時、書けなかったとき、本当はどう感じていたかは、全くわかりません。
星さん自身の言葉をもっと載せて欲しかった気もします。

 そして、本書を読み終わった感想ですが、どこか悲しく切ないです。どうしてでしょう??
しかし、一級の評伝であることは。まちがいなしです。

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紙の本

「ショートショートの神様」と「マンガの神様」の共通点

2007/04/22 22:47

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:木の葉燃朗 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 日本のSF・ショートショートの第一人者である、作家星新一氏の評伝。本の内容は、大きく三つの部分に大きく分けることができる。
1.父星一氏のエピソードから、星氏が本格的に作家としてデビューするまで。
2.星氏のデビュー以降の記録とともに、戦後日本SFの黎明期から成熟期への記録。
3.ショートショート一〇〇一編を目指す執筆活動と、星氏の人間らしさを感じさせるエピソードの数々。
 星新一氏の題材としての興味深さと、著者最相葉月氏のノンフィクション作家としての取材力・執筆力の高さがあわさった、非常に興味深い内容。もちろん、これまで星新一氏の著作で書かれていたことや、昔からのSFファンなら知っていることもあるだろう。しかし、父星一氏の生涯から始まり、星新一氏の晩年までを丁寧に書いたこの本は、やはり貴重だと思う。
 非常にボリュームのある本で、読む人によって興味を持つ部分は様々だろう(例えば、若くして父の製薬会社を継いだ頃の話や、作家デビュー後の日本のSF小説の発展とのかかわり、などなど)。
 その中で私が印象的だったのは、現役の作家としての評価を求め続けた星氏の人間らしさだった。
 私は星氏の小説・随筆などを読んで、その中に皮肉やブラックジョークはあるものの、なんとなく星氏は「のほほん」とした方だというイメージを抱いていた。しかしこの本に登場するいくつかのエピソードから感じたのは、自らの人気や文学的評価にこだわる一面だった。
 それは、星氏が作家デビューした頃からあったようだ。昭和32年、同人誌『宇宙塵』に掲載した短編「セキストラ」が、雑誌『宝石』に転載されることが決まった。その当時、星氏の友人の日記には、「星君には前々から権勢欲、名誉欲が内在していたとは思えるが、今のように露骨に表面に表れるようなことはなかった。今は独りよがり、独善、自己の力を過信しているように見える」(P.212)と記されている。
 そして、作家として名を成してからも、例えば日本SF大会でファン投票によりSF作品・SF活動を選ぶ「星雲賞」を受賞できなかったことに寂しさを感じ、それを周囲に漏らしたり(p.407)、ショートショート一〇〇一編という偉業を達成してもなお、「なんでぼくには直木賞くれなかったんだろうなあ」(p.510)と愚痴をこぼしたりしたようだ。
 こうした様子を読んで思ったのは、手塚治虫氏との類似だった。手塚氏は比較的多くの賞を受賞しているなど、異なる部分もあるのだが、生涯にわたり評価・結果を求め続けたという点で、二人には共通した思いがあったのではないかと思う。
 それを思わせるエピソードとして、星氏が昭和61年から、「新潮文庫が活字を大きくするため改版を行うこととなり、この機会に時代が変わって通じなくなるような言葉は使わないという自分の方針をさらに徹底させようとした」(p.517)ことがある。そして、その時々の読者にあわせて、作品の細かな表現を改定していく。これは、「時代に応じて作品に手を入れるのは手塚治虫も同様で、絵が古びることを気にして定期的に描き直していた」(p.521)と紹介されているように、手塚氏が作品をその時代に受け入れられるように手直ししていったことと共通する。
 こうした姿勢には、賛否両論があるかもしれない。しかし私は、周囲から距離を置き、どことなく超越した立場で活動していたように思える星氏も、やはり作品を書くにあたり悩み、苦しみ、そして作品が発表されれば、その評価に気を揉んでいた、という点に、星氏の人間らしさを感じ、改めて星氏が好きになった。
 そして、そうした様々な出来事や考えをを知った上で、もう一度星氏の作品を読んでみたい、という気持ちになった。

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紙の本

日本SF50年。大長老・星新一を追悼するブルーな評伝。

2012/05/18 02:50

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:しのはら - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、1001話を越えるショートショートを発表し伝説を作ったSF界の大長老・星新一氏の評伝。
とにかくこれは、ものすごい労作だ。
著者である最相葉月氏が、故人の奥様に遺品の整理をまかされ、また家族・親戚・友人・星製薬関係者など、多くの人々の証言や資料を元に、気の遠くなるような作業の末にまとめられたもの。資料的な価値は計り知れない。

 星作品は教科書にも載り、学校図書館でも定番中の定番。その名を知らない人はない。また、氏が星製薬の御曹司であり、父君の急死により経営の傾いた会社を引き継いで整理に苦労した事も、ご本人のエッセイなどから周知の事実。
だが、その「苦労」の具体的な内容が、ここまで明らかになったのは初めてだろう。

 若き御曹司にこれでもかと降りかかる困難の山。ここで一度、星親一(本名)という若者は会社や世間から徹底的に否定されたのだ。もちろん、父の会社を人手に渡した「不肖の息子」としての自己否定も。(この時期に早まった事をせず、よくぞ生き延びてくれました、と一ファンとして強く思う)

 なのでその後、作家としての「星新一」が認められ、失ったアイデンティティーを取り戻すと、我が事のように嬉しくなる。星親一は、「星新一」として再生したのだ。
日本SF黎明期の話も非常に詳細に渡り、(たとえそれが内輪揉めの話であっても)胸躍る。そして、氏が1001話という偉業を目指した動機は、はたして・・・。

 ただ、ノンフィクション畑の人らしく、お話の流れよりも資料事実の開示と説明に重点が置かれ、構成が整理されていない印象。簡潔でスマートな星作品とは対極の、複雑で重厚長大な仕上がり。

 けれども、本書が、今のところ唯一無二の濃密さで星新一の人生を描いた評伝である事に、誰も異論はないだろう。
ご本人のエッセイや小説・対談などを、星新一史における日本書紀や古事記のような「日の当たる勝者の歴史書」とするならば、本書は、地方の蔵から発掘された古文書を繋ぎ合わせ浮かび上がったような「真実の歴史書」なのかも知れない。そして、真実というものは決して口当たりのよいものではない。往々にして、悲しいものだ。
 本書は氏が亡くなった前後の事情から書き起こされ、装丁同様、全体をブルーな霧が覆っている。それもこれも、著者の氏を追悼する気持ちの表れか。

 しかし、本文最終ページの写真で、読者は救われる。
痩せた長身を折り曲げて自宅マンションの床にしゃがみ、初孫タナー君と遊んでいる星氏。
その背負った悲しみの大きさゆえに、この上ない優しさを身に付けた老人の、視線を注ぐ先にある無垢な瞳に。そして、それを覗きこむ星氏の幸福に。

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紙の本

未来が見える人は、生きるのが辛い

2007/07/05 22:04

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:栗太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 最相葉月の精神的体力には感服する。約560ページのボリューム、しかもノンフィクションである。創作とは違い「ちょっとしんどくなったから、この辺とこの辺は適当に辻褄を合わせてショートカットしよう」というわけにはいかないのだ。
 いかに自分で興味を持ち調べ始めたこととはいえ、行き詰まり、心が奮い立たない時もあっただろう。まして「絶対音感」「青いバラ」といったこれまでの作品と違い、今回の対象は「星新一」という人間である。
 実に7年という歳月をかけ、一人の人間を掘り下げようとした著者の姿には、心身をボロボロになるまで追いつめ1001話を書き上げた星新一に通じるものを感じた。まさに執念である。
 星新一という作家については、これまでも解説等を通じて、どうやら「知的で、繊細、温厚な学者タイプ」ではなさそうだと思っていたが、本書を読むと、想像以上に強烈なお人柄だったらしい。性格も、生き方も、作品に対する拘りも、ほんの少し視線をずらしたり妥協すれば、もっと楽に生きられただろうにと思わせる人生だった。
 星新一のショートショートには、子どもが読んでも楽しめる作品、心温まる作品も多数あるが、私の記憶に鮮やかな作品は、現代社会への警告や、未来への乾いた絶望を感じさせるものだ。そして今、星新一の描いた世界はSFでなく現実のものとなりつつある。
 今や、未来が薔薇色と信じる人はいないだろうが、ほんの数十年前まで、多くの人が未来に夢を抱いていたのだ。頑張れば、より良い生活が待っている。子どもたちは、より豊かに幸福に生きていけるだろう、と。
 その時代、星新一の目は既に灰色の未来を見ていたのではないか。だからこそ決して滅びぬ何かを残したかったのではないか。それが1001話のショートショートだった。

 亡き夫をふり返る香代子夫人の言葉が胸に痛い。
「信じられるのは自分ひとり、だった。 あんなに人が信じられなくて、どれほど苦しかっただろう。(p552)」

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紙の本

どこからアイデアがわき出てきたのか?

2007/06/04 17:11

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:k-kana - この投稿者のレビュー一覧を見る

星新一のショートショートが前人未踏とも言える1001編に達したのは昭和58年である。作家デビューから26年、56歳であった。昭和63年には、新潮文庫の総発行部数が2千万部を突破したとのことだ。この数字は、松本清張、司馬遼太郎に次ぐという。すごいとしか言いようがない。
星新一は、「くすりはホシ」「ホシ胃腸薬」などの宣伝でかつては圧倒的な知名度を誇っていた製薬会社の御曹司であった。しかし戦後の混乱のなかで会社は倒産騒ぎに巻き込まれる。父の事業を引き継いだものの、借金は膨れ上がり、二十代の星が処理仕切れるものではなかった。会社は依然として債権者と係争中、製薬会社としての再建にはほど遠い。そんな状況から、星新一は作家としてのスタートを切る。
作文は下手だったという少年時代から、いかにしてショートショートの大家へと成長したのか。ベストセラーは続きSF作家として名を成すものの、文学的評価は低いという精神的葛藤を抱える。読み進むほどにスリリングと思えるほどの評伝だ。
しかし、どうしてあのようなショートショートのアイデアが次々と枯渇することなく湧出してきたのだろう。健全な常識があってこそ、意表を突くアイデアが生まれる、と繰り返し星新一は言っていたが。アイデアとは異質なものを結びつけるところから発生する。大変なのは異様なシチュエーション。この段階が最も苦しい。それができれば、ストーリーはなんとかなると。
異質な状況を設定するという最も困難な作業をより刺激的に、よりスピードアップするためには、まず素材を集めることだ。あらゆるジャンルの本を読み、映画を鑑賞し、人と会話し、人生経験を積んで、広く深く多様な素材を探すことだという。このとき、知識の断片に優劣はつけないようにすること。まさにブレーンストーミングの手法ではないか。
たとえば、手元にある本をたくさん積み重ねてタイトルに使われている言葉を分解し、その言葉を小さな紙に書いてバラバラに混ぜ、ランダムに組み合わせて意外なものを見つけるといったこと。
膨大な星新一の遺品からは、大量のメモが見つかったという。大きさは、2センチ四方の小さな断片から銀行手帳サイズ、文庫本サイズ、B4版などさまざま。内容は、単語だけ記した小さなメモや、短い文章を記したメモ、断片と断片を線で結びつけ、組合せを試行錯誤した形跡を示すメモ、物語のかたちになった長方形のメモなどであった。
断片的なメモの大半は、脈絡のない単語がいくつも鉛筆で書きとめられている。……幽霊と催眠術。友情と動物園。月賦と殺し屋。ドラムと鬼。チョウチンとツチガネ。まばたきと変装。左利きのサル。裏がえしの憲法。やとわれた怪物……。
これらのメモは、茶封筒やビニール袋に無造作に入れられてあったそうだ。アイデアの断片メモの山に手をつっこみ、くじを引くように取り出して、あれこれ組み合わせては、アイデア創出に苦吟している様が目に浮かぶ。このような発想的手法を仲間内では「要素分解共鳴結合」と称していたらしい。
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紙の本

丁寧な労作だが感傷過多で減点

2008/02/14 11:34

7人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:わたなべ - この投稿者のレビュー一覧を見る

感傷過多である。あのクールでスタイリッシュな、ほとんどニヒリズムすれすれの透明感と空虚さをたたえた星新一の作品世界の背後にはさまざまな感情的軋轢やら何やらがあっただろうということは、べつだん特別星新一は隠していたわけでもなく、星製薬の騒動やら創作への無理解、SFへの偏見など、折りにふれて語られてきたものなので(彼の神経質な苛立ちはその書評など読めば誰だってある程度推察できる)、まあ、さもありなん、という事例であり、よく調べられ丁寧に書かれた評伝であるにもかかわらず、正直物足りなかった。一番面白かったのは青春時代の友情と恋愛、そして作品を書きはじめ作家として自立していく過程の感情の揺れ動きをメモと日記、書き残された文章や周囲の人間の証言などを引用しつつ語っていく部分だった。しかしまあたとえば母親の死に際して、「〜するべきだったのだ」と書いているような文章を読むと、大きなお世話だよバーカ、と思わずにいられない。人の心の内側はまあわかることもあるし(何故か根拠なく/あやしくわかってしまう、というべきか)、わからないといえばわからないだろう。むしろその対象となる人のスタイルと、みずからのスタイルをいかに衝突させるか、というのが文学者の評伝には必要な美学的態度なんじゃないかね、という気がした。感情のあからさまな表出を抑え事実を淡々と叙述するほうがたぶん良かった。この感傷過多はかったるくダサい。

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2007/05/05 08:51

投稿元:ブクログ

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2008/01/21 21:27

投稿元:ブクログ

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2008/01/23 23:40

投稿元:ブクログ

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