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- カテゴリ:研究者
- 発売日:2007/02/28
- 出版社: 松籟社
- サイズ:22cm/408,7p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-87984-249-7
- 国内送料無料
紙の本
周縁の文学 ベルギーのフランス語文学にみるナショナリズムの変遷
著者 岩本 和子 (著)
フランスとドイツの間に位置する小国ベルギー。3つの公用語(フランス語、オランダ語、ドイツ語)をもつベルギーにおけるフランス語文学の系譜をたどりつつ、文学と国家/言語と国家...
周縁の文学 ベルギーのフランス語文学にみるナショナリズムの変遷
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商品説明
フランスとドイツの間に位置する小国ベルギー。3つの公用語(フランス語、オランダ語、ドイツ語)をもつベルギーにおけるフランス語文学の系譜をたどりつつ、文学と国家/言語と国家/文学と言語の関わりを剔抉する論考。【「TRC MARC」の商品解説】
フランスとドイツの間に位置する小国ベルギー。文化的中心地・フランスへの憧れ/反発を常にかかえるこの国は、他国家と共有する3つの公用語(フランス語、オランダ語、ドイツ語)をもつこともあいまって、陰翳に富んだ独特なナショナリズム、及びそれと切り離せない文学とを生み出してきた──ベルギーにおけるフランス語文学の系譜をたどりつつ、文学と国家/言語と国家/文学と言語の関わりを剔抉する、意欲的論考。【商品解説】
目次
- 序章 国家と文学─ベルギーの場合─
- はじめに 「他者の言語」を生きること
- 第一節 ベルギーの言語について
- 第二節 フランス語による「ベルギー文学」の定義
- 第一章 ベルギーにおけるロマン主義運動─想像の〈国民文化〉形成─
- はじめに 独立と「ロマン主義」
- 第一節 革命と「フランス」の幻影
- 第二節 フランス・ロマン主義の受容=自由主義
- 第三節 出版資本主義 海賊版 contre-faon 論争をめぐって
著者紹介
岩本 和子
- 略歴
- 1959年生まれ。1988年神戸大学大学院文化学研究科博士課程単位修得(文学修士)。現在、神戸大学国際文化学部助教授。共著に『フランス知ってる?』(教科書、青山社、1991年)、『スタンダール変幻—作品と時代を読む—』(慶應義塾大学出版会、2002年)、『欧州諸国の言語法—欧州統合と多言語主義—』(三元社、2005年)、その他ベルギーの文学・芸術活動およびスタンダールなどに関する論文多数。
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