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  • みんなの評価 5つ星のうち 3 5件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2007.3
  • 出版社: 東京大学出版会
  • サイズ:20cm/285p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-13-030143-5
  • 国内送料無料

紙の本

新左翼の遺産 ニューレフトからポストモダンへ

著者 大嶽 秀夫 (著)

第二次大戦後の先進国の豊かな社会の誕生とあいまって新左翼が登場する。その意味するものは何か−。ポストモダンにつながる近代主義批判の思想と運動を明らかにする。【「TRC M...

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新左翼の遺産 ニューレフトからポストモダンへ

税込 3,520 32pt

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商品説明

第二次大戦後の先進国の豊かな社会の誕生とあいまって新左翼が登場する。その意味するものは何か−。ポストモダンにつながる近代主義批判の思想と運動を明らかにする。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

大嶽 秀夫

略歴
〈大嶽秀夫〉1943年岐阜県生まれ。京都大学法学部卒業。同大学大学院法学研究科・法学部教授。著書に「高度成長期の政治学」「戦後政治と政治学」など。

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みんなのレビュー5件

みんなの評価3.0

評価内訳

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紙の本

サヨクが漢だったころ

2007/05/06 18:44

7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Living Yellow - この投稿者のレビュー一覧を見る

 「ナウシカ解読」の稲葉振一郎氏のブログで知って読んでみた。60年安保を仕切ったブントという学生組織を中心にその周辺の知識人、フランス、イギリスなどと客観的な解説が続くのだが、何となくにじみ出てくるものがある。描き出される主要登場人物は市民などではなく、とにかく男らしくあろうとしている。なんとなく「ゴーマニズム宣言・脱正義論」の時の小林よしのり氏を思わせる、凛とした、でも堅苦しくないたたずまい。
 文体は丁寧でわかりやすく、章構成も簡潔なので、ある年代以上の人には読みやすいだろう。事実関係ではいろいろ面白いことに気づかされた。当時の日本の左翼学生たちはサルトルに大きな影響を受けていたのだが、フランス本国ではそこまでの大きな影響力を、彼は一般大衆に対しては持っていなかったということ。全共闘のスローガン「孤立を求めて連帯を恐れず」の初出が谷川雁の1958年の文章「工作者の死体に萌えるもの」(ママ)だということとか。
 でもお祭りは楽しいけど、そのあとの日常を彼らがとらえ損なっていたということを示す、様々な描写には、「脱正義論」での小林よしのり氏の「日常に帰れ」というテーゼと考え合わせて、色々考えさせられた。
 60年安保以後、「左翼」が袋小路に入っていく様を描き出すであろう、続編に期待します。

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紙の本

大嶽よ、日本国憲法が規定する議会制民主主義を端から否定する「全学連」「全共闘」「ブント」「新左翼」は戦前の右翼のテロリストと同じ「日本国民の敵」だよな。そう言い切れなければお前に「政治学」を講義する資格はないと私は信じるものなんだけどな!

2009/04/21 21:27

15人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:塩津計 - この投稿者のレビュー一覧を見る

まず気を付けなければいけないのは、本書は「新左翼」といっても「ブント(共産主義者同盟)」と、そのブントが主導した全学連について書かれた本であって、ブントがその活動の頂点となった昭和35年6月の安保反対運動を境に急速に衰え、分裂した後のこと(全共闘の結成や日本赤軍、革マル派、中核派のバカどもが行った凄惨なる内ゲバなど)については全く触れていないということだ。全共闘・革マル派・中核派については立花隆の名著「中核vs革マル」を参照されたい。

すべての始まりは1955年7月の日本共産党第六回全国協議会で日本共産党が突如それまでの武装闘争方針を全面的に放棄した「六全共ショック」だったということだ。この六全協において日本共産党は「敵(日本政府)は優勢、味方(共産党及びそのシンパ)は劣勢」という認識の下、テロによる日本政府転覆を諦め、日本国憲法秩序の下、議会制民主主義を尊重し、その枠の中で国民の支持を獲得するという方針を打ち出した。私には武力による憲法秩序の紊乱を日本共産党が一時にせよ肯定していたこと自体がショック(これじゃあ、政党ではなくテロ集団であり、日本国民の敵であって、破防法により直ちに解散命令をすべき団体となるはず)だが、その元テロ集団がテロ路線を放棄し議会制民主主義尊重の路線を採用したことは、私には「真っ当な判断」に思えるのだが、当時の学生や知識人には「裏切られた」と泣き叫ぶものが続出し、共産党に失望して結成されたのがブント(共産主義者同盟)であり「全学連」だというのだから私には大変な驚きである。

彼らの当時の世界認識は、世界の共産主義化は自明であり歴史の必然であって、それを理解しないものや共産主義革命の実現を拒むものは「保守反動」であり殺しても構わない取るに足らない存在(ゴミ以下)だというものだ。また、歴史の必然である共産主義革命の早期実現の必要性を理解せず、洞ヶ峠を決め込む優柔不断は「日和見主義者」として、これまた糾弾の対象となる(場合によっては殺しても構わない)。

こういう発想は、そもそも自由と民主主義を基礎とする日本国憲法の発想とはそもそも根本から相容れない。当時の学生は安保改定を断行した岸信介を保守反動の権化と決めつけ「岸を殺せ」を合言葉に国会に乱入したり、首相官邸を包囲したりして岸信介や自民党他の議員に対する脅迫を繰り返していたが、その岸ですら「自分に反対するものは容赦なく皆殺しだ」とは考えはしなかった。彼はあくまで自由と民主主義の擁護者という建前は崩さなかったのだ。この差は天と地ほど大きいはずだ。

だのに著者の視線は自由と民主主義を易々と否定し、議会制民主主義を否定し(自分たちの主張が通らないと、「日本の議会制民主主義は機能していない」などと勝手に決めつけ)てしまう浅はかな若者(ばか者)たちに妙に同情的で優しいのである。これではもはや大嶽自身に自由と民主主義を前提とする「政治」を語る資質にさえ疑問符が付くと私には思えてしまう。

学生たちは自分たちに同情的な発言や行為を行った(特殊な、一部の)沿道の住民たちを、あたかも日本国民大多数の声であり思いであるかのごとき拡大解釈をして「我々は無限の連帯感を感じた」などと勝手に解釈して感動したりしているのもお笑い種だ。仮にそうなら、とっくの昔に日米安保改正を支持した自由民主党は選挙で破れ政権の座から引きずり下ろされていたはずだが、事実はそれとは全く異なる結果となったことは今日誰でも知っている。僕たち私たちの平和と安全を守ってくださる警察官の皆様に罵声を浴びせ投石を繰り返す乱暴な学生たちを苦々しい思いで眺めていた日本国民の数は、学生を支持した(特殊な)市民より遥かに多かったからこそ、日米安保条約は岸の思惑通り改正され、その後も自民党は政権党の座にあり続け、やがて来る高度経済成長時代を演出しきったのではなかったのか。

今日の目から見れば、彼ら学生たちが夢想した共産主義革命は歴史の必然どころか、共産主義の翼下に不幸にして入った国々はどこもかしこも惨めなまでに零落し窮乏化し大量虐殺を国内で繰り返した挙句、最後には崩壊して自由主義陣営に復帰したことは誰でも知っている。後知恵で過去を裁くことはフェアではない。しかし「されど我らが日々」よろしく結果として完全に間違っていた若者たちの暴走行為を、あたかも青春のノスタルジーのように描写するのは学者として如何なものか。「彼らはどこで間違ったのか」という痛切な視点から、怜悧に容赦なく彼らを分析する視点なくして、全学連やブントの失敗から何かを学ぶことは出来ない。

「彼らは思いは純粋だった」として彼ら成した日本国憲法秩序を踏みにじる破壊活動を正当化するなら、それは同じく「青年将校の思いは純粋だった」として5.15事件、2.2.6事件を正当化する右翼団体と何ら変わらなくなってしまうことを大嶽は思い知るべきだ。

収穫もないではない。日米安保条約改正反対運動の最中、群集に踏みつけられて死亡した樺美智子は、当時、純真無垢な若者の象徴であるかのうように祭り上げられたが、彼女が実は戦闘的で札付きの「プロの活動家」であり革命闘士だったということや、アルジェリアの植民地独立運動に対するフランス軍の対応が凄惨な無差別殺戮でしかなかったこと(ゲリラに対する正規軍の対応はどこでも同じ)、さらには煮え切らないフランス政府の対応に業を煮やしたアルジェリア派遣軍がクーデターを起こして一時コルシカ島以下の支配権を掌握したりしたことである(フランスのシビリアンコントロールも弱いものなんだのう。フランスよ、あんまり偉そうにするなよ)。

しかに何といっても最大の収穫は、安保反対を起爆剤に日本国憲法秩序の否定・打倒に失敗した「新左翼」が、その後、日本国政府や日本社会にいちゃもんをつけ、日本社会を紊乱する手段として「なんでもござれ」と環境問題、反原発運動、部落問題、朝鮮人問題、ウーマンリブ運動と、それこそ手段を選ばない何でもありの作戦に打って出たと、大嶽が正直に記述していることだ。ロシア、北朝鮮、中国が何をやっても「不気味なダンマリ」を決め込む不可思議な「市民」運動、「社会主義陣営の核は平和を守るためのきれいな核だが、アメリカの核は世界支配を目論む汚い核だ」という理解不能な主張を繰り出す「反核」団体の不可思議さは、実はこの辺りにその理由があった。要するに「人権」も「平和」も「環境」も、その運動の目的自体はどうでもよくて、真の狙いは「日本国政府に対して如何に嫌がらせをするか」にあったわけだ。日本における「市民」団体が、どうしてかくも胡散臭い臭気を放ち続けてきたのか、その理由をようやく理解することができた。

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2007/09/04 16:02

投稿元:ブクログ

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2008/10/02 00:34

投稿元:ブクログ

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2012/09/19 13:47

投稿元:ブクログ

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