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文学論 下 (岩波文庫)
文学論 (下)
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目次
- 第四編 文学的内容の相互関係
- 真を伝ふる手段
- 聯想法
- 第一章 投出語法
- 意義
- 抽象事物の擬人法
- その価値
- 十八世紀文学
- 第二章 投入語法
- 意義
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紙の本
漱石文学論の応用
2021/01/06 12:19
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投稿者:病身の孤独な読者 - この投稿者のレビュー一覧を見る
上巻では漱石文学論の基軸である「F+f」の公式の理論的基礎が盛り込まれていたが、下巻ではこの公式の応用を試みている。とくに、漱石の生い立ちから西洋の文学作品の例にこの公式を当てはめて、理論的分析を行っている。公式の詳細や応用から導き出された文学の類型論など、読むに値する論考であると言える。この作品を読まずに文学に携わることはできない。