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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2007.4
- 出版社: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- サイズ:19cm/223p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-88759-544-6
読割 50
紙の本
無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法
著者 勝間 和代 (著)
勉強でいちばん大事なのは、勉強の内容そのものではなく、勉強をうまく続かせる仕組みであり、意識づくりなのです。これまでどんな勉強法も続かなかった人も楽しく続く、根性いらずの...
無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法
年収10倍アップ勉強法 無理なく続けられる
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商品説明
勉強でいちばん大事なのは、勉強の内容そのものではなく、勉強をうまく続かせる仕組みであり、意識づくりなのです。これまでどんな勉強法も続かなかった人も楽しく続く、根性いらずの勉強法を紹介します。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
勝間 和代
- 略歴
- 〈勝間和代〉東京都生まれ。早稲田大学ファインスMBA、慶應義塾大学商学部卒業。経済評論家(兼公認会計士)。男女共同参画会議「仕事と生活の調和に関する専門調査会」委員。
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紙の本
ビジネス書の女王(?)の代表作を読み直す。
2009/12/30 01:04
14人中、12人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:marekuro - この投稿者のレビュー一覧を見る
はじめに断っておきますが、評者はいわゆる
「カツマー」ではありません。
評者の言う「カツマー」とは
この本で
ニッコリと笑顔を作って「三毒追放」とプリントされた
シャツを着ているような人たちです。
いわゆる「信者」と呼んでもいい位の人達の事を指します。
では、断る力
などで散々書かれている、2chなどで誹謗中傷を繰り返す
「アンチ」かというと、そうでもありません。
言い換えるなら、ごくごくフラットな立ち位置から
氏の著作を、時に好奇心の目で、時に生暖かい目で
眺めている、ごくごく平凡な読者です。
ネット上で著者の本の書評を探すと
「信者」VS「アンチ」が目立ちます。
表には出てこないけど実際は、「信者」でも「アンチ」
でもない平凡な読者も多いのではないかと思います。
自分の立ち位置を明確にした上で、改めて2007年に出版
されたこの本を書評する理由を述べたいと思います。
理由は簡単で、批判も多いけど、この勉強法が優れている
と思っているからです。
ついでに言うと、著者の著作の中でも一番の出来だと
思っています。
この作品の評価は、ばっさりと2分されています。
理由は色々あるでしょうが、そのひとつには
あまりに拝金主義に見える側面を持ち合わせているから
というものがあるでしょう。
確かに「年収があがると幸せになります」的な記述が
散見されます。
個人的には、もっともだと思うのでこの点に特に批判は
ありません。
この著者の特徴として、某カリスマ経営コンサルタント
と同等か、それ以上に自慢が多く鼻につきます。
それは特に最近の作品になると顕著ですが、本作の頃は
まだ微々たるものでした。
しかし、この作品の優れている点として
勉強をするために必要な事について
5W1Hを踏まえて回答してくれている。という事が
挙げられます。
著者の表現を借りるなら“個別具体的”な記述が
かなりあります。
それは使用するパソコンに関してだったり
ソフトウェアだったりと物に関してすら個別具体的です。
さらに何をどのように勉強するのか?それはなぜか?
についてもかなり細かく言及されます。
残念ながら2年前の本なので、掲載されている情報
自体は古くなっていますし、推奨している道具に関して
も、例えばPCならレッツノートを推奨していますが
現在はもっと安価で耐久性のあるUMPC等があり
選択の幅は広がっています。
ですが、この本に書かれている基本原則は
掲載されている情報が古くなっても色あせないように
思います。
以下は著者の言う勉強の基本的なコツの抜粋です。
1)基礎を最初に徹底的に学ぶ
2)先達から、勉強の仕方をしっかりと聞く
3)学ぶ対象の基本思想を理解する
4)学んだことを自分の言葉でアウトプットしてみる
5)勉強をわくわく楽しむ
(p64)
本書の内容を俯瞰するには目次が最適でしょう。
*****************************************************
【目次】
年収10倍アップ勉強法 基礎編
1なぜ勉強するのか?
2なぜ勉強が続かないのか?
3まずは道具を揃えよう
4勉強の基本的なコツを知る
5目でする勉強 本・新聞・雑誌・ネット
6耳でする勉強 オーディオブック・音声コンテンツダウンロード
7目と耳でする勉強 セミナー・DVD
8学校に行ってみる
9基礎編のまとめ 「勉強の仕組み」を投資しながら組み立てる
年収10倍アップ勉強法 実践篇
10何を勉強すればいいのか?
11英語 めざせ、TOEIC860点
12会計 「さおだけ屋」を超える知識とは?
13IT みんなに頼られるエキスパート
14経済 日本経済の裏を読める
15転職 身に付けたものをお金にしよう
16資産運用 勉強内容が収入に直結する
17さあ、スケジュール帖に予定を入れましょう
あとがき
*******************************************************
残念ながら、タイトルの“年収10倍アップ”というのは
煽り過ぎだと思います。
そして、著者の提案している勉強法もその時々の状況
に合わせて自分流にチューニングする必要性もあります。
もちろん書かれている事を鵜呑みにしないで情報を
取捨選択する事も欠かせません。
※本作以降の作品は特に取捨選択が必要だと思います。
なお、この本において著者はテレビを見るなと
書かれていますが、現在はテレビ番組への出演が
目立ちます。
それについてどうのこうの言える立場にはありませんが
様々な活動を経た現在の著者が改めて勉強法を書いた
としたらどのような勉強法になるのか?
なんとなく予想はつきますが、読んでみたい気がするから
不思議です。
紙の本
未来を作るための勉強法
2007/08/14 14:33
16人中、15人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:新井宏征 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書では、勝間さん自身が学生時代に会計士の試験に合格されてから、社会人になっても勉強し続けてきた、その実践方法について、具体的なツールから各分野の勉強法までをかなり詳細に説明しています。
この本が類書と比べてユニークなのが、勝間さんの「勉強ができない、続かないのは意志の問題ではない。仕組みの問題」という姿勢です。つまり、勉強を続ける仕組みを知り、それを実践していきさえすれば、誰でも勉強を継続でき、結果を残すことができるということです。
日頃から比較的本を読んだりしている人には「そんなの自分には関係ない」と思うかもしれませんが、仕事をやっている限り、誰にでも「やりたくないけど、やらなくてはいけない勉強」をする羽目になるはずです。そういう時に、この本で紹介されている数々の具体的な方法は役に立つと思いますので、一度目を通してみることをお薦めします。
最後に、本書で特に強調はされていなかったのですが、印象に残っている部分について少し。
本書の最後の方で「これからは卒業大学のブランドだけでは通用しない」という内容があるのですが、そこに以下のくだりがありました。
「それらの能力(短時間の問題解決能力や事務処理能力のこと)は、ITにどんどん置き換わってきているからです。私の友人のことばで、名言だと思ったのが、「勝間さん、世の中の定型作業は、だいたい、ワードとエクセルとアクセスでできるんですよ」ということばです。」
現在自分たちがやっている「仕事」が仕事でなくなってしまう日は恐らくそう遠くはありません。
10年後、いや下手をすると5年後、若者たちに「昔はGoogleで検索して、その結果をまとめてレポートとして提出するだけで付加価値があったんだよ」と話して、若者が笑っているという光景が見られるかもしれません。
そういう時代に突入していく中、自分は将来何をやりたくて、今何をやらなければいけないのか、そういうことを考え、日々勉強していくためのきっかけとして、本書はお薦めできる一冊と言えそうです。
電子書籍
10年前の作品だが
2019/05/12 12:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:アイロン - この投稿者のレビュー一覧を見る
10年前の作品だが、とても面白かった。
まだスマホやiPhoneが生まれていない時代の話だが、著者の仕組みを考える発想はとても興味深いものだった。
紙の本
何か取り入れられるものがあれば儲けもの
2023/07/18 14:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぶんてつ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本を読んで年収が10倍にならなかったからといって批判めいたことを書く人の気持ちが知れないが、自己啓発の本としては、いたってまともなものだと思う。
全部取り入れることは私には無理だし、もちろん年収が10倍になったりはしないが、モチベーションが上げられて勉強に取り組めるなら、この手の本としては文句なく良書だと思う。
自己啓発本を読んで満足してしまい、知識だけ増やしても何もならないのである。
実際にいくつやってみるかが問題であり、やった上で自分に効果があるか検証し、さらに他の自己啓発本に手を伸ばす。勉強し続ける「習慣」を身に付けることが目的なのである。
もうずいぶん昔の本なので、紹介されている内容も古い感じがするが、この本で紹介されている「勝間式勉強法の神器」は次のとおり。
1.無線 LAN つきのノートパソコン
2.MP3(MD)プレーヤー
3.速読術
4.親指シフト
5.マインドマップ
5番目のマインドマップに、専門の本まで読んで取り組んだのは、今となっては良い思い出である。
他の人がどんな努力をしているのかを知るためだけでも、読んでみるべき一冊。