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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2007.4
- 出版社: 京都大学学術出版会
- サイズ:22cm/232p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-87698-705-4
- 国内送料無料
紙の本
イタリア語の起源 歴史文法入門
著者 ジュゼッペ・パトータ (著),岩倉 具忠 (監修),橋本 勝雄 (訳)
ラテン語からイタリア語への歩みを、文法的記述と歴史的観点の両面から明快に解き明かしていく。ラテン語を学んでいない読者も想定し、基礎からすべてを提供する、日本初の歴史文法入...
イタリア語の起源 歴史文法入門
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商品説明
ラテン語からイタリア語への歩みを、文法的記述と歴史的観点の両面から明快に解き明かしていく。ラテン語を学んでいない読者も想定し、基礎からすべてを提供する、日本初の歴史文法入門書。【「TRC MARC」の商品解説】
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ご推薦をいただきました。
2007/06/18 13:47
7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:京都大学学術出版会 - この投稿者のレビュー一覧を見る
出版元の京都大学学術出版会です。田中克彦先生(一橋大学名誉教授)から下記のようなご推薦をいただきましたので、ご紹介します。
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ことばは望まなくとも必ず変化する。その変化のすじ道をたどってみることは、ことばの研究の中でも、最もおもしろいテーマだ。こうした変化のドラマのあとをいきいきと再現して見せてくれるのが、イタリア語、スペイン語、フランス語などのロマンス諸語の歴史である。なぜなら、それら共通の出発点が、ラテン語というかなりはっきりした形で残っているからだ。
本書はそのラテン語がローマの小さな一角を脱して、広い地域にひろまり、文字を知らない民衆の口に話されて俗ラテン語となり、次いでイタリア語へと発展して行く過程で、もとはなかった冠詞を生み出し、新たな文法秩序を作り出したありさまをすっきりと描き出している。
言語変化を研究するモデルとして、本書を、ことばの研究にたずさわるすべての人にすすめたい。