紙の本
かさどろぼうは一体だれ?
2018/06/19 21:10
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投稿者:佐々木 なおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
スリランカのお話です。
ある島の小さな村の人たちはまだ傘を見たことがなく、
雨が降ったら,葉っぱや袋や布や籠をかぶっていました。
この村に住むキリ・ママおじさんは、生れてはじめて街へ出かけて、
傘の存在を知りました。
「なんて きれいで べんりなものだろう。
どら、わたしも いっぽん かっていかえるとしようか」
キリ・ママおじさんは大喜びで傘を持って村へと帰ります。
でも、おじさんはその傘をちょっと置いていたすきになくなってしまいました。
それからおじさんは何度も何度も町へでかけて傘を買ってくるのですが、
いつもなくなってしまいます。
かさどろぼうは一体だれ?
最後の最後で明かされる真実に、思わずにっこり。
傘がなかった村に、カラフルな傘が花のように咲く場面がとっても印象的です。
紙の本
雨の季節に
2019/04/08 08:15
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投稿者:coco - この投稿者のレビュー一覧を見る
雨の季節に合いそうな、優しいお話。
傘を買っても買っても、毎回盗まれて何本も失くしてしまった、おじさん。
一計を案じて、ついに失くした傘を見つけます。
おじさんのポジティブシンキングが本当に素敵。
ラストの傘どろぼうの正体にも、ほっこり。
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24p 30cm
主線がくっきりとしている絵だった。
登場人物の服だけでなく、周囲の雑貨や模様も日本のものとは違った異国が漂っている。その点でも楽しめる絵本。
他の村人へ見せびらかせるために買ってきたはずのかさが、かさどろぼうと出会ったことで、かさを知らない村人に売るためのかさになる。心の描写はほとんどされていないが、確かに変わっていった心の移ろいがあたたかかった。
<幼時から小学校初級向き>
*****
絵がとても好みでした。
アジア的要素が全面に出ています。おおきな葉の傘が印象的。
最後の、傘におさまった猿はとても可愛かった。
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8分くらい。
スリランカのお話。キリ・ママおじさんは、町で初めて傘を見て、これは珍しいと買って帰ります。ところが、コーヒーを飲んでいる間に、傘は盗まれてしまいます。おじさんは、また傘を買いに行きますが、やっぱりコーヒーを飲んでいる間に盗まれます。何度も何度も繰り返すうちに、おじさんは、傘の中に細かく切った紙切れを詰め込んでおきます。そして、その紙切れを追っていくと、大きな木に今まで盗まれた傘がずらっとぶら下がっていました。
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町で、うまれてはじめて かさをみたおじさんは、「なんてきれいで べんりなものなんだろう」と、よろこんで 村へ かってかえりました。でも、なんどかさをかっても、そのたびに ぬすまれてしまうので、おじさんは どろぼうを つかまえてやろうとおもい…。さいごは、いがいなどろぼうに、みんなにっこり!
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表紙がかわいくて手に取った本
色遣いがいいなあ
スリランカのひとの本らしい!
ポディマハッタヤさんは元気かなあ・・(もういなかったらどうしよう)
町で傘を買う→コーヒーを飲んで世間話→傘がなくなる!
って流れを何回やったのかと思って
傘数えてみたら30本近くあったよ・・
おじさん30回もこの流れやったんだなあ・・笑
盗まれてよかったポジティブシンキングはすばらしいと思う
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題名と表紙の雰囲気から手に取りました。
スリランカを代表する絵本作家が、小さな村を舞台にのびのびと描くとってもかわいらしい、ほのぼのとするお話です。絵が民族的で好きです。
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傘を持っている人がいなかった村のおじさんが、ある日町へ行き、めずらしいものを沢山見て、傘というものを初めて知った。あまりに綺麗だし、便利なので気に入って買って帰る。暗くなった帰り道の途中でコーヒーを飲みに立ち寄った店では、明日明るくなってから皆にみせびらかした方が傘が綺麗に見えていいだろうと外の壁ぎわに傘を隠して傘の事はいっさい話さずにおく。ところが、店から出ると傘はなくなっている。おじさんは次の日も町へ行き、傘を買うが、やっぱりコーヒーを飲み終えて店を出ると傘はない。それが何日もつづく。いったい誰が傘をぬすんでいるのか?結末はほのぼのとしていてとてもいいです。
福音館の表紙にはシビル・ウェッタシンヘになっていて、中表紙や奥付は・・・シンハなのが?だったけれど、なるほどこういう綴りなのかぁ。読み聞かせにも向きます。読み聞かせしてもらうと、絵が綺麗でいいです。文が多くておじさんの顔だけのところも、堪えられる長さです。
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図書館所蔵【929WE】
おじさんが町で買ってきたステキな傘を、全部盗んでしまったのはいったい誰!!
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かさのない村に住むおじさんの目に映った傘の素敵さの気分にはこちらまでうきうきするような気持ちになりました。
とってもかわいらしい傘どろぼうが登場します。
とってもほのぼのしたお話でした。
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スリランカ独特の色彩と 力強い画のタッチに見入ってしまいます。
そして、どろぼうの正体とは・・・
最後のページの「かさどろぼう」の
かわいらしさといったら・・・・!
とっても楽しい絵本です♪
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2019年度 5年生
かさの無い村に住むキリ・ママおじさんが町でかさを買って帰り、コーヒーを飲んでいる間に盗まれてしまいます。
何度買ってもその度に盗まれてしまい、その泥棒を捕まえようと工夫をして、みつけたその泥棒はなんと「・・・」だったのです!
スリランカの村を舞台にしたユーモラスで楽しいお話でした。
「最後の『かさどろぼう』が子ザルというところが面白かった!」と、男子が感想を言ってくれました。
2017年度 6年生
スリランカを代表する絵本作家が小さな村を舞台に描いた絵がとても綺麗な絵本です。
かさのない村に住むキリ・ママおじさんが町でかさを買った帰り、コーヒーを飲んでるうちにかさを盗まれてしまいます。
何度買ってもその度に盗まれてしまいますが‥‥
そのかさどろぼうはいったい誰だったのでしょう。
最後の結末にみんなほっこりと微笑むことができるユーモラスなお話でした。
2012年度 3年生
2012年度 2年生
表紙の中の傘に隠れたさるを見つけてくれたり、
最後まで、とても興味深く一生懸命聞いてくれました。
2012年度 6年生
スリランカの昔の農村を舞台にしたお話。
絵はやや暗めのタッチですが、可愛らしい結びです。
最後まで聞き入ってくれました。
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舞台はスリランカのとある村。それまで傘の存在を知らなかったキリ・ママおじさんが町で色とりどりの傘に出合い、「なんてきれいで、べんりなものだろう」と買って帰ります。ところが、村に帰ってお店でコーヒーを飲んでいるうちに、かさは誰かに盗まれてしまいました。何度かさを買って帰っても、全部盗まれてしまったキリ・ママおじさんは、ある時、どろぼうを捕まえようと、作戦を立てます。
キリ・ママおじさんの大らかでやさしい行動が、やがて村の人たちに感謝されることになります。村にキレイな傘があちこちに開き、花が咲いたようになったシーンでは、とても幸せな気分に。「どろぼうがかさをぬすんでくれて、よかったなあ」というキリ・ママおじさんの言葉を聞いて、肩の力が抜けてとても楽しい気分になれました。
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独特の色遣いで綺麗でした。かさを知らない村のおじさんが、町に行って傘を買ってきて、コーヒーを飲んでいたらいつのまにか傘がなくなっている。
また傘を買ってきてもなくなってしまう。かさどろぼうは一体誰なのでしょう?
一ページに文字が多いところがあり読み聞かせには難しいか!?
かさ、どろぼう、新しいもの
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たのしい!絵の色使いもすてき。
こんなかさどろぼうがいたら許しちゃうかも。
いつか、雨の季節に読み聞かせしたいな