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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2007.5
- 出版社: 草思社
- サイズ:19cm/213p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7942-1594-9
紙の本
長男が危ない! 熱心な母親ほど要注意
著者 杉山 由美子 (著)
“長男・はじめての子”は、親の期待が大きいぶん、干渉やプレッシャーが強くなりがち。叱られることの多い長男がいま、さまざまな問題を抱えている。多数の取材からその実態を探り、...
長男が危ない! 熱心な母親ほど要注意
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商品説明
“長男・はじめての子”は、親の期待が大きいぶん、干渉やプレッシャーが強くなりがち。叱られることの多い長男がいま、さまざまな問題を抱えている。多数の取材からその実態を探り、長男の子育てを成功させるコツを紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
杉山 由美子
- 略歴
- 〈杉山由美子〉1951年静岡県生まれ。早稲田大学文学部卒業。『日経ウーマン』編集部などを経て、フリーランスライターとなる。著書に「間違いだらけの塾選び」「見えない虐待」など。
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紙の本
長男はなぜに様々な問題を抱えるのか?
2007/08/06 19:18
7人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夕顔の丘 - この投稿者のレビュー一覧を見る
非行、登校拒否、ひきこもり、いまや社会化現象にもなっている少年問題。その
陰には、熱心な母親像が浮かび上がる。だが、驚きはそれだけには留まらない。長
男・初めての子が、最も危ないのだと言う。あなたはこの現実を即座に信じられま
すか? 多数の取材を通して、長男子育ての伝授を紹介。
親の期待が大きいほど、プレッシャーに押しつぶされかける長男。捌け口さえ見
えだせない胸中はいかばかりだろう。さまざまな問題を抱えながら、暗中をさまよ
い、社会問題を引き起こしてしまう実情には思わず目を覆いたくなる。正常では考
えられない事件を、いとも簡単に起こしてしまう少年たち。彼らを救う手立てはな
いのか、頼りとする親までが、方向転換してまで真実を隠しとおす現実。「あれも
これも、子育てが遠因」になっていることには、生きた言葉は返せなかった。
ショッキングな題名だが中身は濃い、さまざまな問題を抱える長男たちは、赤裸
に語りかけてくる。その言葉の重みは我々親たちに、≪子育てとは、教育とは≫な
にか安易な考えかたを、押し付けているように感じていたが、<まったく違ってい
た>。彼らの歪を埋め尽くす配慮欠けていたのが起因かも、≪共働き、家庭崩壊、
愛情のかけすぎ≫これだけが責務とは言わないが、家庭の温かみは最大の救い、鋭
い一石を受け止める手のように。