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評価内訳
2013/09/19 01:40
投稿元:
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猫町読書会 課題図書副読本 読了。CHINTAI「いい部屋みつかっ短歌」コンテストの応募作に対して、枡野浩一が 1ページずつコメントをしていくという一冊。短歌の鑑賞者としての楽しみ方を披露しつつ、短歌の作り方について簡単なアドバイスを与えていて、まあそれなりに面白い。 もっとも、「素人の短歌に対して、歌人がコメントをする」という体裁の類書としては歌壇 猫又の『短歌はプロに聞け』(2013年『短歌はじめました』に改題)という本があり、個人的にはこちらに一票を上げたい。『一人で始める…』は、枡野浩一が一人でその主観を披露するに留まっているのだが、猫又では二人の歌人 穂村弘と東直子がお互いの主観をぶつけあって、時に共感し、時に矛盾して葛藤するところが、短歌の解釈の幅の広さを示していて、面白いのだ。まあ、1対2だから、この比較はフェアじゃないけどね。猫又は、そのシリーズで続巻『短歌があるじゃないか』(未読)が出ているようなので、これも読む。 ちょっと褒め過ぎかもしれないが、従来は俳句や川柳が募集されることの多かったこのような企画において、ごく自然に短歌が取り上げられるようになったのは、現代口語短歌を積極的に紹介してきた枡野浩一を含めた現代歌人の功績だと思う。短歌甲子園とかも。
2010/09/26 12:58
一般公募した作品の中から百首を選び、それぞれの作品について枡野さんがアドバイスしたり、感想を述べたりしたものです。 ある企業が企画したコンテストのための公募なので、広告のキャッチコピーみたいな作品が多いような気がしました。初心者向けに書かれた本だそうですが、それにしても少々物足りない思いがしました。
2007/06/29 03:32
短歌を作りたい人じゃなくても、色々な短歌が読めるので(なにせ百首+α!)楽しいと思います。てか、枡野さんの文章が好き。
2008/06/02 23:13
発「枡野短歌を知るために借りた本、枡野読めずに他人の短歌」 概「色々な詠み手の短歌 枡野解説 一人で詠む あなたも詠む」 得「わかったぞ、説明的の解決策 今歌詠み 明日も歌読む」 結「たくさん読んで、たくさん詠んで、その上でたくさん試行錯誤する」
2010/09/18 10:59
『石川くん』の著者、プロ歌人(プロって?)枡野の短歌入門。ちょうどCHINTAI「いい部屋見つかっ短歌」コンテストの審査委員長をつとめたそうで、「借りた部屋」「一人ぐらし」などをテーマにした歌ばかりなのはそのせいだ。 パパの横取り合い泣いた三姉妹 今では一人一部屋ほしがる(福岡県 傍観ママ、p.216) 私も三姉妹だが、横を取り合って泣いた記憶はないな~ ▼うそをついてでも面白くしましょう。 面白い短歌というのは、「面白い出来事をそのまま詠んだ」から、面白いのではありません。「ふつうの出来事を面白く詠んだ」とき、初めて面白い短歌になるのです。 伝えたい本当の気持ちが、短歌を詠むことで「うそ」になってしまっては台なしです。しかし、本当の気持ちを伝えるために、うそを上手に利用することも考えてみましょう。(p.13) これはわかるなあと思う。「面白い出来事」も、それを話す本人がうひゃうひゃ笑って自分で面白がっていても、聞くこっちはちっとも面白くなかったりする。 「穴があったらいれたい、という男の本能」とか、はあぁ?と思うコメントもあるし、ヘテロやなあとも思うが、短歌についてはおもしろく読む。 母が、ワープロという機械の助けを借りても長く書くことが難しくなっていったときに、短歌の本を読んでいたことがある。自分がなんとか書ける短い字数で、自分の思いを表せるものにならないかと考えていたようだ。母の詠んだ歌はあったのかどうか。(こんど探してみるか)
2011/02/14 22:09
単純に、自分でも作れるかな思いながら読んで、さらっと楽しんだ。気軽な感じで楽しい。作るモチベーションまではもっていけなかったけど、そういう気持ちになれたら作ってみたい。
2013/03/12 22:12
加藤千恵さんの講座の課題図書(?)その2。枡野さんは昔から知っていて割と好きなので、その考え方とか受け取り方とかが垣間見れて良かった。「かんたん短歌のつくりかた」も是非読んでみたい。最近、短歌を真面目にやろうかと思っているので、とても参考になった。
2023/11/25 06:06
枡野さんの歌集、『毎日のように手紙は来るけれどあなた以外の人からである』あるかなぁと下調べもせず棚を覗きにいったら、探していたものではなかったけど、この本があったので借りてきた。 CHINTAI「いい部屋みつかっ短歌」コンテストの審査員をされたときに出会った短歌たちとのこと。 引っ越しや部屋に関するテーマで詠われた短歌たち。 「ドラえもん」のときはそんなに感じなかったけれど、同じテーマで一冊集められるとやや飽きる。 ○○○○のレッスンと銘打たれた章が10章並ぶが、実際には筋道立った手ほどきといった感じではなく、各歌に対しての解説、枡野さんの読み、評価ポイントが1ページ程のエッセイ風に添えられている。 初読して「あ~あるある」と思う歌もあるが、解説があって「なるほど~、そういう読み方するのか~」と思う歌もある。 ただ枡野さんご本人の歌というわけではないので、それも詠み手の真意かどうかもわからない。 実際、枡野さん自身も「~でしょうか」とか、「わからないがゆえにあとをひく」とすら言っているものもある。 自分で感じたことを楽しむこと、他の人の解説を聞いて楽しむこと、読者としてはどちらも楽しいもの。 詠み手としては出来るだけ31文字で汲み取ってもらえる方が嬉しいのだとは思うが、日常生活でも察しの悪い自分は答えを聞けると安心する。 歌の技術的なうまさを論ずるところよりも、枡野さんがどこを評価ポイントとして捉えているかの人間性が出ていて、あぁこの人の感性いいなと思う。 「短歌に限らず、あらゆる表現は、孤独の中でうまれ、熟していくものです。」だったり、あとがきに添えられている「つ た え ら れ る」の文章は前述した「わかる」、「わからない」問題に対して、厳しめの言葉にも感じるが、実は詠み手へのエールのようにも思えて、こんな気概を持って生まれた作品に対してはたとえわからなくても、リスペクトを持って接したいと思った。 以下、ちょっと長いが、「つ た え ら れ る」より。 「伝わる! と本気で信じて書いた言葉も実際には伝わらないケースの方が多い。 いや伝わらないのが基本かもしれない。 かといって「きっと伝わらない」と先回りしてあきらめることは絶対許されない。 本気で伝わると信じて全体重をかけないと、奇跡的に伝わるという瞬間など永遠に訪れない。」 以下、気になった歌。 ※は枡野さんのコメント。 ◎特に好きだった歌 ○ドアが開き私に気づきすぐ閉めるお隣さんよモグラたたきか ※余裕がある歌は、「読者に届く」 ◎球場のどよめき風に乗ってくる部屋から二人始まりました ※耳や肌など五感に訴える言葉が、さりげなく詠み込まれている。わざとらしいところの一切ない、姿勢のきれいな歌だと思います。 ○新しいキーホルダーを買いに行く 合鍵くれた彼とふたりで ※ポジティブなことを堂々と書いて、それでいて読者を白けさせない作品というものを評価するようにしています。 ○ワンルーム泣きたいときに泣けなくて 今日のメニューはハンバーグです ○隣人運 吉と出たけどお隣さん あなたはどうです このわたくしで ※「お隣さん 私はあなたを気に入った あなたのほうはどうなんですか」という風に書いてあったら、ちっとも面白くありません。 ○隣人の顔も名前も知らないがベーシストということだけわかった ○ここを出てどこか越さなきゃいけないの うちへ来いって言ってもいいよ ※実際に口に出すことはできず、心の中でつぶやいただけのセリフなのかもしれませんね。そのように想像すると、いっそう切ない歌です。 ◎父親と引っ越す前に一度だけゆっくり食べた定食がある ○鼻毛切りバサミとハサミが同じ場所 単身赴任の父と暮らせば ○深夜のトイレ流すか流さないか迷った末やっぱり流し気分爽快 ○今回の帰省理由はどうしよう ただ会いたいじゃ気恥ずかしいし ○あっカレー! かと思ったらドライカレー 新生活はうんまぁまぁよ ※わからないがゆえに、あとをひく・・・・。 ◎パパの横取り合い泣いた三姉妹 今では一人一部屋欲しがる
2016/05/01 22:14
歌人の桝野浩一さんgあいろんな人の短歌を評価してくれる短歌を始めたい人のための本です。 ちょっと物足りないけど、結構参考になります。
2012/02/26 09:47
企画もの。とはいっても、題材が限定されている面白さもある。 地味なテーマでありながら、はっとさせられる短歌もあり、おもしろかった。
2014/01/26 22:41
短歌をちょっとかじってみようかなと思い、とりあえず買ってみた本。 CHINTAI「いい部屋みつかっ短歌」コンテストの応募作に筆者がコメントしていくという内容なので、掲載の短歌については「部屋探し」「一人暮らし」についてのものが多い。 気に入った歌としては、「あの頃の通学路沿いに引っ越して制服の君にまた振られたい」「一人でも生きていけると思うのはひとりではない証拠なのです」「パパの横取り合い泣いた三姉妹 今では一人一部屋欲しがる」など。 “入門”というにはやや物足りないが、読みものとしてひとしきり楽しめました。
2023/10/14 18:29
最初は5・7・5・7・7のルールだけって、言ったのに…! 短い詩だからこそ、言い回しや、一文字が肝になることがよくわかりました。 どれもそれも「部屋」をテーマにした百首ってところも面白い。 短歌コンテストに寄せられたのは8709首!だったそうだけど、採用されるにはまず、類想(同じような発想)が少ないことがいちばんだなと感じました。 ライバルが少ない分目に留まりやすい。 そんなアイデアが湧いて出るような私ではないので、難しいです。 あとはおなじ感情、情景でも、切り口を変えて考えてみる。 あと、ペンネームについて。 「月」という漢字は室井佑月さんくらいルックスとキャラクターが必要と書かれている。 穂村弘さんも「月」という漢字を入れるのはおすすめしない、というエッセイがあって、「月」という漢字が入ったペンネームのわたしは結構、気に病んだ。 でも、悩んでいたら、そのうち、無性に腹が立ってきて、最終的には、行っちゃる!このままのペンネームで行っちゃる!と、覚悟ができたので、お二方には、ありがとう、と、お礼を言いたい。
2019/01/14 07:32
短歌の入門書を期待して読んだのだけれど、そういう丁寧なガイドブックではなく、読者が詠んだ短歌を桝野がひとつひとつ添削していくという構成。従ってタイトルに偽りあり。興味深く読んだのだけれど、枡野はあまりエッセイやコラムは感心しない。彼が作る歌の方が遥かに魅力があるように思われる。それは多分桝野が喋り過ぎる類の人間だからではないか。余計なひと言が多過ぎるのだ。短歌だと切れ味良く言葉を切り詰められるので……本書に話を戻すと、入門書ではない。面白い本ではあるが、読者との馴れ合いを読まされているような気もしてしまう
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