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ちんぷんかん
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.1 151件
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この著者の新着情報

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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2007.6
  • 出版社: 新潮社
  • サイズ:20cm/264p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-10-450707-8
  • 国内送料無料

紙の本

ちんぷんかん (「しゃばけ」シリーズ)

著者 畠中 恵 (著)

江戸有数の大店の若だんな・一太郎は、摩訶不思議な妖怪に守られながら、今日も元気に(?)寝込んでいたが、日本橋を焼き尽くす大火に巻かれ、とうとう三途の川縁を彷徨う羽目に…。...

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ちんぷんかん (「しゃばけ」シリーズ)

1,512(税込)

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商品説明

江戸有数の大店の若だんな・一太郎は、摩訶不思議な妖怪に守られながら、今日も元気に(?)寝込んでいたが、日本橋を焼き尽くす大火に巻かれ、とうとう三途の川縁を彷徨う羽目に…。若だんなと鳴家の三途の川縁冒険譚に、若き日のおっかさんの恋物語、兄・松之助の縁談に気になるあのキャラも再登場で、本作も面白さ盛りだくさん!大好評「しゃばけ」シリーズ第六弾。【「BOOK」データベースの商品解説】

江戸有数の大店の若だんな・一太郎は、摩訶不思議な妖怪に守られながら、今日も元気に(?)寝込んでいたが、日本橋を焼き尽くす大火に巻かれ、とうとう三途の川縁を彷徨う羽目に…。「しゃばけ」シリーズ第6弾。【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

鬼と小鬼 5-56
ちんぷんかん 57-107
男ぶり 109-152

著者紹介

畠中 恵

略歴
〈畠中恵〉1959年高知県生まれ。名古屋造形芸術短期大学ビジュアルデザインコース・イラスト科卒業。2001年「しゃばけ」で日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、デビュー。

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みんなのレビュー151件

みんなの評価4.1

評価内訳

紙の本

違う時間を生きる者たちへ

2007/07/22 14:57

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かつき - この投稿者のレビュー一覧を見る

妖(あやかし)たちに守られながら
病弱の一太郎は今日も寝込んでいる。
相変わらず鳴家(やなり)はかわいいし
佐助と仁吉は過保護。

この「しゃばけ」シリーズは
人間の情、小さな幸せがつまっている。
どれもがギュッと抱きしめたくなるような
愛情に満ちている。

「鬼と小鬼」
家事で焼け出された一太郎は三途の川で
石を積む子どもたちと知り合う。
何度積み上げても鬼がやってきて、石は壊されてしまう。
一太郎が黄泉の国から戻ってくるには
やっぱり兄やたちの力が大?

「ちんぷんかん」
『ねこのばば』の表題作で登場した上野の広徳寺。
妖退治の法力を持つ寛朝の弟子秋英は
いよいよ客の相談事に乗るよう、命じられる。
生臭坊主を気取りながら
飄々と客の困りことを判じる寛朝がおかしい。

「男ぶり」
長崎屋の旦那籐兵衛とおたえの馴れ初めを描く。
いい男とは見栄えじゃない。

「今昔」
一太郎の兄松之助の縁談は姉妹ふたりがからまって前途多難。
しかも病弱の姉が式神に祟られ
長崎屋の離れに隠れることになる。
陰陽師vs妖。

「はるがいくよ」
松之助の縁談、栄吉の修行で一太郎の周りは
ひっそりとなりつつある。
そこへ小紅という桜の木の精が現れる。
違う時間を生きるもの同士の悲しみと寂しさを描く。

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紙の本

次は最終回か!?

2008/01/06 01:07

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:空蝉 - この投稿者のレビュー一覧を見る

このシリーズもいよいよ大詰め、きっと次回は最終回・・・そんな気がする終わり方だった。
まず本書は・・・病弱ゆえに大事に過保護に育てられた、回船問屋の若旦那、一太郎。彼は大妖怪の血を引くために妖を見話すことだけはできるが、何の力も無い非力な「人間」だ。個性豊かな鳴家や小鬼、やたら甘やかす保護者役の妖怪、兄やたち。彼らのユニークな助けを借りて、平和な江戸で起こるちょっとした事件を解決して成長していく一太郎の微笑ましいシリーズ。

今回はとうとう地獄の三途の川まで足をつっこんだ若旦那。やっとのことで戻った現世で、今度は若旦那の両親の馴れ初めの話。さらに梅の精?小梅のあっという間の一生。短編でどれも読みやすく軽いタッチで面白い。「小梅」の段は、どうにも切なく悲しく、今後の展開をも暗示する締め方だ。
兄や達妖怪は人間と違い悠久を生きるモノであり、彼らの長いスパンからすれば若旦那の一生はあまりに短い。
梅の咲く季節だけで生まれ育ち生を全うしてしまった小梅との、あまりに悲しい別れを経験し、自分も妖怪達からすれば同じようなものなのだ、いつかは別れが来るのだと気がついてしまう。小梅を死なずに=永遠に梅を咲かせるために奔走する若旦那だったが、小梅はどうやらとっくに悟っていて、次に生まれ来る生のために死を受け入れる。
兄やたちは若旦那を永遠の生の世界へと提案するが、さて、若旦那の決断やいかに???
今回若旦那はどうにもならないことがあるということ、自分はそれでも少しだけ「特別」でどうにかなれる立場にあるということ、つまり、二つの世界を見ているのだということ。いろいろと思うところが出来た・・・さ、次回はそれらにどう決着をつけていくのか・・・楽しみでもあり寂しくもあり。

好きな作品にはずっと続いて欲しい、と願って止まない本好きの私には共感するものがあったりする。

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紙の本

新たな展開の長編へと繋がっていく伏線か?

2007/09/06 21:04

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:萬寿生 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ファンタジーノベル大賞優秀賞「しゃばけ」シリーズの短編集。 三途の川の賽の河原での子供の亡者の石積み、お祓い坊主寛朝の弟子の秋英の妖対決、母親お妙の恋物語と父親藤兵衛との結婚の経緯、桜の古木の花びらの精の短命と人の寿命の儚さ。火事による 店の再建と兄松太郎の結婚話と一抹の寂しさ。一連の短編のなかから、新たな展開の長編へと繋がっていく伏線のようなものが感じられる。この短編集に続く長編をも期待したい。

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紙の本

願わくば、花の下にて春死なん

2008/06/04 11:35

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:菊理媛 - この投稿者のレビュー一覧を見る

テレビ番組にもなった人気シリーズのお話なので設定の説明は不要でありましょう。
正直、作品を重ねるごとにインパクトが薄くなってきているなという印象は払拭しきれず、なんとなく読み進めたような感じだったなというのは読み終えての感想。
「鬼と子鬼」は、いつ死んでもおかしくないほど病弱な主役の若旦那が、ついに行ってしまった賽の河原でから生還するまでのお話。あの世の一歩手前という賽の河原で石を積んでいる子供でさえ、己の不幸と他人の幸せを羨む心があろうとは、いや、だからこそ河原で石を積んでいるのかなと思いもするけれど、なんとも人間という生き物は哀しいなという感情が残った。まぁ、鬼さえも辟易するような薬を毎日飲まされていて、苦い薬を飲む事に関しては一番のツワモノであったというくだりは「なるほど…」と笑わせてくれるあたりには、やはりシリーズの「のほほんとした温かさ」だなと、ちょっとホッとした。
「ちんぷんかん」は、書名になるのも頷けるほど、一番シリーズらしかったように思う。ただし、主役の若旦那が脇によけて、サブ・レギュラーの寛朝僧師弟(特に弟子の秋英さん)が奮闘する。難を被るのが若旦那ではないので、若旦那至上主義の大物妖怪である兄やたちは見て見ぬ振りかと思いきや、最後の最後で、とばっちりを食った若旦那がコブをつくるというなりゆきで、いつものように大団円を迎えることになる。また、ここで臭わせた若旦那の兄の縁談話が、後ろの話の序曲となっている。
「男ぶり」は、今なお美しい長崎屋の女将、若旦那の母であるおたえさんの娘時代のお話。これまで、妖を見られるのは若旦那だけで、両の親はわが子可愛さに周囲の異様にも気付かないのかと思っていた。若旦那は大妖の孫だから、たいした力も無いけれど、妖とお友だち。二人の兄やは祖母であるお吟さまの遣わしたお守役。「娘のおたえさんが普通で、孫の若旦那の周りに妖がうようよと集まっている。こういうのを隔世遺伝というのだな」などと思っていた。ちょっと変だよねという思いが、なんとなくはあったのだけれど、おたえさんも鳴家と遊び、屏風覗きとも話し、守り狐が付いていたというくだりをよんで、「あ、やっぱり?」と得心がいった。その点でいえば、個人的にはとても読みたかった一遍といえる。
「今昔」は式神を操る陰陽師が登場する。こいつがまた、イケ好かない陰陽師で、式神のイメージを悪くしてくれた。わりと昔読んだ本などの影響で好きだったのになと、残念に思った。以前登場した貧乏神がいい味を出している。しかしながら、貧乏神にとりつかれた陰陽師というものの末路が想像しにくい。いろいろ不運に見舞われるようになるということか。もともと下位の陰陽師であるのが不満と言っているので、大して裕福でもないだろうから、失う財産もないだろうにと素朴な疑問をもった。
さて、「はるがいくよ」だ。個人的には秀逸だと思った。死なないものは無い。それぞれの天寿がある。そして、死に行くものより、残されたものの方が辛いのだろうという、当たり前の事実を改めて突きつけられたような気がして、散る桜の美しさは儚いからこその美しさだと、古来、日本人が愛でつづけてきた風景に乗せて、やさしく語られた気がして哀しくなった。
新刊が出たら、きっとまた買うのだろうなと、思った。

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2007/08/09 17:21

投稿元:ブクログ

 いつものしゃばけシリーズに比べ、人と人との縁の不思議さ、出会いと別れ、人の命の儚さについて考えさせるしみじみと深い話ばかりだったように思う。畠中さんの筆冴えわたって、上手くなったねえ! 若だんながえ?三途の川を!?の冒頭の「鬼と小鬼」の若だんなが見せる思いやりにしんみりし、「男ぶり」で描かれるおたえと藤兵衛の馴れ初めに、ほろ苦さを感じながらもほっこりし、「はるがいくよ」で、、、(涙)。人間て短い命しかないけど、昨日よりも今日、今日よりも明日と、絶えず変わりながら日々懸命に生きていて、そのことが切なくも愛しい存在なのだなあと思った。小紅へかける若だんなの思いを、にいやたちも常日頃感じていたのね、、、。 それにしても鳴家の可愛さよ(笑)。変化があっての次巻が、どんな展開になるのか楽しみ。冬吉の再登場はあるのかっ!

2013/01/07 17:08

投稿元:ブクログ

しゃばけシリーズ。第6巻。短編集。鬼と小鬼・ちんぷんかん・男ぶり・今昔・はるがいくよ。
若旦那が三途の川まで行ってしまう「鬼と小鬼」、寛朝御坊の弟子秋英が主人公「ちんぷんかん」、若旦那の母おたえの回想録「男ぶり」、陰陽師登場「今昔」など。
しゃばけシリーズを読み進めいていくと、常に過る不安が「はるがいくよ」に集約されている。命の長さはそれぞれ違うと言うのが胸を締め付けるほどに切ない。死にやすい若旦那をあの世に行かせまいとする手代の仁吉や佐助の心痛もさることながら、寛朝御坊のお説教が分かり易くて読者もなだめられている感じ。せめてこのひとときが楽しく愉快であれと思ってしまう。やなりが場も心も和ませてくれるのがいい。

2010/03/01 21:25

投稿元:ブクログ

若旦那と妖の物語。
今回は短編集。
店が焼けて三途の川へ行ってみたりと大忙しな大旦那でした。

久しぶりにこのシリーズを読んだのですが、
おかみさんが妖の存在を知ってるって若旦那知ってましたっけ?
私の中ではおかみさんはそういう人じゃなかったのでびっくりしました。
読み返さなくっちゃいけないねぇ(若旦那風)

2008/03/12 16:50

投稿元:ブクログ

「はるがいくよ」に、若だんなと妖たちの想いを垣間見てぐっと来ました。

今回も鳴家たちが大活躍!
とっても可愛いです♪

2008/12/17 17:39

投稿元:ブクログ

『鬼と小鬼』長崎屋が火事!?離れで寝ていた一太郎は煙を吸ってしまい、目が覚めたらなんと三途の川のほとりだった。はたして、兄やたちの待つ長崎屋に生きて戻れるのか。『ちんぷんかん』広徳寺の寛朝の弟子になった秋英の話。『男ぶり』一太郎の両親の馴れ初め話。おぎんが若かった頃、お守りの狐と事件を解決だ。『今昔』一太郎が陰陽師のの操る式神に襲われる。どうやら兄の松之助の縁談話にも関係あるようで・・・。『はるがいくよ』離れの庭先に植え替えられた一本の桜の老木。その花びらが赤ん坊になった。見る見るうちに成長していく小紅に、一太郎はその命をどうにかとどめたいと手をつくすが・・・。

2011/11/11 22:03

投稿元:ブクログ

長崎屋が火事に巻き込まれて消失した上に、初っ端から若だんなが三途の川を渡りかけるという衝撃の一冊。実際はあっさり復活なさったが。全体的に切ないお話が多い印象。特に最後の「はるがいくよ」は大事な人の旅立ちと別れを描いているので、このシリーズの終着点を何とはなしに予感させた。

2007/12/13 13:05

投稿元:ブクログ

しゃばけシリーズ6冊目になるのかな?
病弱だけれど、心は真直ぐやさしい若だんな。
三途の川を渡っちゃいそうになってびっくり。今回も、1冊丸々楽しみました。

2014/07/14 17:40

投稿元:ブクログ

あぁそうだった、この雰囲気だ。相変わらず病弱で、甘々の兄さんたちに囲まれてるのね。でも嫌味じゃないんだなぁ。そういえば、お母さんの話ってあんまりなかったから、面白かった。

2007/06/28 04:38

投稿元:ブクログ

「うそうそ」と違って、今回は再び短編集。火事に巻き込まれ、ついに若だんな一太郎は三途の川まで行ってしまった。しかし何人か妖が付いて来ていたものだから、その子たちだけでもなんとか現世に帰そうと奮闘する。もし妖たちがいなかったら、すんなりおとなしく三途の川を渡っていたのだろうか?だとしたら、妖たち、お手柄?

2007/07/04 20:58

投稿元:ブクログ

・しゃばけ第6弾。短編が何本か収録されています。秋英のエピソードが好きだな。視点を敢えて別の人間に据えた話が好きです。・元気に三途の川を渡りかけて、薬に慣れている若旦那が一番元気で笑ってしまった。・あと、若旦那の両親の馴れ初め、桜の花びらの話がありました。花びらの話は切なかった…。・鳴家は泣き声がかわいい。ぎゅんいーとか。

2007/08/15 17:33

投稿元:ブクログ

しゃばけシリーズ第7作〜長崎屋の界隈が火事となり,煙を吸った若旦那・一太郎は三途の川まで来てしまう。付いてきてしまった妖を帰そうと奔走し,生き返る。兄に縁談が持ち上がり,米問屋の次女と結婚することになる。兄は小間物の店を開いて分家することに,若旦那は寂しさを感じる〜この前に読んだ本にも和算の話が出ていたが,江戸時代を描いている人に和算の話は僥倖だったらしい。ネタは佐藤健一という人が提供。江戸時代の陰陽師も気になったらしいね

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