「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
観光文化は真正か非真正か? この論争は地域住民や観光客、地方政府や内外の研究者までを巻き込んだ大規模なものに発展している。中国を例に、真正性がどのように獲得されるのかを検討し、真正性とは何かについて考える。【「TRC MARC」の商品解説】
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
ご案内
2008/10/07 15:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:東北大学出版会 - この投稿者のレビュー一覧を見る
なぜ人は「ほんもの」を求めるのかー。
観光地が「ほんもの」と見なされるには、様々な条件が必要である。現代中国においてその基軸となるのは、「歴史文化」と「愛国主義」である。この基軸は固定されているのではなく、「経済発展」「民族風情」などの新しい基軸を取り入れつつ、時代背景によって変化してきた。本書は、この価値観の変遷と、観光地が「ほんもの」になるプロセスを検証する。広大な中国の歴史と民族を、豊富な写真を用いながら読み解く意欲作。
《目 次》
序 章
第I部 歴史文化と愛国主義の相克
第1章 愛国主義と民族―「中国民族史」の分析を通して
第2章 エスニック・イメージの連続性―ミャオ族の事例から
第3章 歴史の語り―トゥチャ族の事例から
第II部 歴史文化の再評価と愛国主義の再構築
第4章 イデオロギーの転換
第5章 具体化される中華民族―エスニック・テーマパークの事例から
第6章 経済発展の重要性―重慶市の事例から
第III部 経済発展と歴史文化への回帰
第7章 山水の消費―張家界の事例から
第8章 歴史文化からノスタルジーへ―鳳凰古城の事例から
第9章 「民族風情」の表象―民族村の事例から
終 章