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世界文学全集 全24巻セット
  • みんなの評価 5つ星のうち 5 2件
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  • 発行年月:2007.11
  • 出版社: 河出書房新社
  • ISBN:----
  • 国内送料無料

紙の本

世界文学全集 全24巻セット

世界文学全集 全24巻セット

税込 62,647 569pt

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みんなのレビュー2件

みんなの評価5.0

評価内訳

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紙の本

ぼくがこの作品を選んだ理由(池澤夏樹) 第1集全12巻  河出書房新社パンフレットより転載

2007/08/03 12:09

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ビーケーワン* - この投稿者のレビュー一覧を見る

1-1 オン・ザ・ロード  ケルアック
自由というのはこんなに楽しいものか。二十世紀半ば、『オン・ザ・ロード』は若者の解放宣言だった。男二人、ニューヨークからメキシコ・シティーまでのおしゃべり過剰の、気ままな、行き当たりばったりの旅にぼくたちは同行する。

1-2 楽園への道 バルガス=リョサ
文学はいつも反逆者の味方だ。フランスを捨てたゴーギャン、男性社会の偽善を糾弾したフローラ。彼らの反逆は今に通じている。この二人が孫と祖母の仲なのだから、作家にとってこれほど魅力的な設定はない。

1-3 存在の耐えられない軽さ クンデラ
静かな生活に政治が暴力的に介入する。満ち足りた日々は抑えきれない欲望に乱される。派手なストーリーに人生についてのしみじみと深い省察が隠れている。ぼくはテレザともサビナとも暮らしてみたい。

1-4 太平洋の防波堤 デュラス
仏領インドシナのけだるい風土がまず主人公だ。そこでは欲望もけだるくしか動かない。美しい娘とその兄と母という家族。性と富の曖昧な交換の物語に読者であるぼくたちは身を沈める。ぬるい風呂に浸るように。

 愛人(ラマン)       デュラス
まず、これは蒸留された『太平洋の防波堤』だと思った。貧しいフランス人植民者の娘と富裕な中国人との、恋にまでなりきらない性愛の仲が淡彩で投影される。それを回顧して語る声がものすごくエロティック。声が聞こえる小説はいい小説だ。

 悲しみよこんにちは サガン
十九歳でなければ書けない小説があるのだ。若くて、才気があって、まだ人生に無知なゆえに残酷。場所は南仏、時期は夏、美貌の人々、テーマは愛と策略と死……もう完璧ではないか。

1-5 巨匠とマルガリータ ブルガーコフ
時として小説は巨大な建築である。これがその典型。奇怪な事件や魔術師やキリストの死の事情などの絵柄が重なる先に、ソ連という壮大な錯誤の構築物が見えてくる。この話の中のソ連はもちろん今の日本であり、アメリカであり、世界全体だ。

1-6 暗夜   残雪
残雪が書くものはどの話でも、「私」の身にいろいろなことが起こる。不条理で、混乱していて、読む者はとまどうばかり。登場する他者には親しみのかけらもない。幻想と悪夢の世界。ところが、読み進むうち、世界は本当にこんな風かもしれないという気がしてくる。その時がいちばんショックだ。

 戦争の悲しみ バオ・ニン
戦争は文学を生む。大岡昇平が『野火』を書いたのでもわかるように、兵士の中から作家が生まれる。ヴェトナム戦争が生んだいちばんいい作家がバオ・ニンだ。この話では登場する女性たちの運命が哀切で、自分の国が戦場になることの底に見えない恐ろしさが伝わる。

1-7 ハワーズ・エンド フォースター
違う文化を出自とする人間たちが出会い、愛し合うようになる。しかし人と人の間で文化は衝突し、愛は苦戦を強いられる。フォースターはそういう状況を書くのがすごくうまい作家だ。異文化の中に身を置くことが多かったぼくには、このテーマは人ごとではない。

1-8 アフリカの日々 ディネーセン
なんといってもアフリカ。ジャングルではなく、ケニヤのさわやかな高原。一人のデンマーク女性のこのメモワールは、ヨーロッパ人とアフリカ人の出会いが最もうまくいった例だ。一九七八年、ぼくはこれに惹かれてケニヤまで行った。

 やし酒飲み チュツオーラ
現代人であるぼくたちの中に古代人が住んでいる。森や異界に畏怖を感じながら、駆け引きを使ってその畏怖の相手から宝物を得る。恐い夢を見ているようだが、でも読者はその恐い夢をずっと見ていたいのだ。

1-9 アブサロム、アブサロム! フォークナー
フォークナーは密度が高い。人と人の距離が近く、愛も憎悪も野心も欲望も強烈。登場人物の人柄はどれも忘れがたい。ぼくにとって『アブサロム、アブサロム!』を精読したことは、どこかの町で一年暮らしたのと同じくらいの重さがある。

1-10 アデン、アラビア    ニザン
若い人間にしかできない断言がある。余計なことを知って墜落する前の断言。この本の「ぼくは二十歳だった。それがいちばん美しい歳だとは誰にも言わせない」という書き出しの言葉を初めて読んだ時、それはフラメンコのギターのように美しく響いた。

 名誉の戦場 ルオー
フランスの田舎に暮らす、一見して仲のいい愉快な家族の背後に、実は戦争が濃い陰を落としている。第一次の方の世界大戦だから祖父の時代。その陰が明らかになってゆくからくりが見事で、しかもこれがデビュー作だというから感心する。

1-11 鉄の時代 クッツェー
差別はすべての国、すべての社会にある。しかしその心理をたいていの人は理解しない。理解するまいと思っている。差別が制度化された南アフリカで、クッツェーは差別がどう人の心を歪めるかを巧妙に書いた。彼の硬い鉄のペンが人の心のいちばん柔らかい部分を描いてゆく。

1-12 アルトゥーロの島 モランテ
舞台は島。主人公は少年で、自分より少しだけ年上の、つまりとても若い継母と共に住み、肝心の父は留守がち。性の誘惑に抗する若い二人の心理戦。これはメロドラマの構図だが、モランテはこの構図に人間の魂の真の姿を巧みに刻み込んだ。

 モンテ・フェルモの丘の家   ギンズブルグ
須賀敦子が文学者としてまだ苗木だった頃、その支柱の役を果たしたのがギンズブルグだった。二人の間には同時代を生きた共感があった。希望から落胆へ、そして改めて希望の種を拾う時期だった。須賀敦子が訳した『モンテ・フェルモの丘の家』にはその種がある。

→「ぼくがこの作品を選んだ理由(池澤夏樹) 第2集全12巻」はこちら

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紙の本

ぼくがこの作品を選んだ理由(池澤夏樹) 第2集全12巻 河出書房新社パンフレットより転載

2007/07/27 14:13

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ビーケーワン - この投稿者のレビュー一覧を見る

2-1 灯台へ    ウルフ

人の心はふだん人が思っているよりはずっと精妙で、複雑な働きをしている。ウルフはそれを読み取り、共感を込めてストーリーの中で再演する。心は地を這いながら、天に一歩近い清澄な段階に達したいと願う。この人間観にぼくは惹かれる。



 サルガッソーの広い海   リース

翻訳が時代ごとに更新されるように、小説が小説によって上書きされることもある。名作『ジェイン・エア』を読んだ者は『サルガッソーの広い海』を読まなければならない(逆の順序でもいい)。なぜならば前者には過去のイギリスがあり、後者には現在の世界があるから。



2-2  失踪者    カフカ

若い男がアメリカをさまよう。『オン・ザ・ロード』のサル、『ライ麦畑で捕まえて』のホールデン、その前に『失踪者』のカール・ロスマンがいた。アメリカを知らないカフカが書いたアメリカは夢のようで、悪夢のようで、それでいてリアルだ。



カッサンドラ    ヴォルフ

惨事が予見できるのは恐ろしい。その予言を誰も聞いてくれないのはもっと恐ろしい。古代のカッサンドラはその運命に怯えたが、現代のカッサンドラは敢えてその運命を選び取る。英雄譚が女たちの側から書き直される。剣と楯の戦いよりずっと深い魂の戦いが始まる。



2-3 マイトレイ   エリアーデ

インドに留学したルーマニアの青年と、寄宿先のベンガル娘との恋。使い古された設定がなぜこんなに新鮮で、胸に迫るのだろう。この主人公は容易に読者に乗り移る。恋の歩みの一段ずつが官能の共鳴を呼ぶ。



庭、灰   キシュ

正直に言うと、今の段階ではぼくはこの作品をまだ読んでいない。それでもここに入れたのは、同じ作家による『若き日の哀しみ』と『死者の百科事典』があまりによかったからだ。『庭、灰』は『若き日の哀しみ』に先立つ「家族三部作」の最初の話。だからこそぼくは先物買いを自分に許した。



2-4 アメリカの鳥     マッカーシー

『失踪者』の主人公がヨーロッパからアメリカに渡ったのと逆に、この小説では若いピーター・リーヴァイがアメリカからフランスに渡る。出会うものに驚き、考え込み、自分流の哲学を修正しながら育ってゆく。こんなに魅力のある主人公はめったにいない。



2-5  クーデタ    アップダイク

アップダイクは、アメリカの中流の暮らしを描くのがうまい。だが、海外に出て、少しだけ幻想に寄った話を書くともっとうまい(『ブラジル』とか)。ぼくは自分のアフリカへの憧れに重ねてこの小説を読み、好きになって、訳した。今でもとても好きな話だ。



2-6  軽蔑    モラヴィア

モラヴィアは登場人物のふるまいを綿密に書く。心の動きはちょっとした言葉や手の動きに表れる。小さな行き違いから夫婦の仲が冷えてゆく。妻は夫を軽蔑し、見放し、心の距離は広がる。その過程をこんな風にまざまざと具体的に書ける作家は他にはいない。



見えない都市    カルヴィーノ

小説は時に詩や絵画に近づく。カルヴィーノはその達人である。例えば、この作品の中の天上の都市バウチの記述――「細長い竹馬ようの脚がたがいに遠く距たり合って地面から高くのび雲間に姿を隠しており、これがその都市(まち)を支えているのでございます」。



2-7  精霊たちの家     アジェンデ

物語が作者の手を逃れて勝手に繁茂する。小さなエピソードがどんどんふくらみ、分岐し、それぞれからまた別の物語が簇生する。魔法と幻想がリアリズムの枠内を埋め尽くす。そうやって生まれた一族の大きな物語は、読み始めたら最後まで追ってゆくしかない。



2-8  パタゴニア      チャトウィン

二十世紀の旅行文学はもう冒険の報告ではない。行くべき場所はすべて調べつくされた。すべての旅行は誰かの旅行をなぞるものだ。しかしチャトウィンは、冒険から一歩だけ文学の方に寄り、行く先々で人に会うことによって、無数の小さな物語から成る重層的な旅行記を紡ぎ出す。



老いぼれグリンゴ    フエンテス

尊大で横暴なアメリカ合衆国を相対化しなければならない。そのためにメキシコを見なければならない。例えばこの小説の中のメキシコ。野卑で、猥雑で、人間くさくて、熱い、美しいメキシコ。だからアンブローズ・ビアスはメキシコで幸福に死んだ。



2-9  フライデーあるいは太平洋の冥界     トゥルニエ

『ロビンソン・クルーソー』は哲学小説である。正確に言えば、枠としての漂流記に入れられた中身としての哲学である。ぼくを含む多くの作家がこの枠を利用して自分の哲学を語った。トゥルニエのこの作品はその中でも最も成功した例だ。



 黄金探索者      ル・クレジオ

南の島で海賊が隠した黄金を探す。少年向けの冒険小説のようなこのテーマをル・クレジオは純正な叙事詩として書いた。これは鳴り響く海の物語であり、彼自身の祖父の物語である。あるいは無謀な夢の記憶といってもいい。その夢を作者と読者は共有する。



2-10 賜物        ナボコフ

作家が、自分はいかにして作家になったかを小説の形で書くことがある。ロシアからの亡命青年ナボコフは、作家になるという運命を選び取り、そこから生じる苦労を神からの賜物として引き受けた。文学は充分その苦労に値するのだ。



2-11  ヴァインランド   ピンチョン

ピンチョンは創造する怪物である。この小説は彼が造った恐ろしく大きなお化け屋敷で、そこに八〇年代アメリカのポップな呪物がぎっしりと詰まり、ピカピカぎらぎら光り、うなりを上げて回転している。まったくなんだってこんな国が生まれてしまったのだろう。



2-12  ブリキの太鼓     グラス

社会、あるいは世界、ないし現代史を見る特権的な視点がある。この小説の主人公オスカルは、三歳で身長の伸びを止めることでその視点を手に入れた。彼は戦後の猥雑なドイツを下から見上げながら、斜めに渡るように生きる。こんなうまい設定はない。

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