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冷たい校舎の時は止まる 下 (講談社文庫)
著者 辻村 深月 (著)
学園祭のあの日、死んでしまった同級生の名前を教えてください—。「俺たちはそんなに薄情だっただろうか?」なぜ「ホスト」は私たちを閉じ込めたのか。担任教師・榊はどこへ行ったの...
冷たい校舎の時は止まる 下 (講談社文庫)
冷たい校舎の時は止まる(下)
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- 税込価格:2,090円(19pt)
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商品説明
学園祭のあの日、死んでしまった同級生の名前を教えてください—。「俺たちはそんなに薄情だっただろうか?」なぜ「ホスト」は私たちを閉じ込めたのか。担任教師・榊はどこへ行ったのか。白い雪が降り積もる校舎にチャイムが鳴ったその時、止まったはずの時計が動き出した。薄れていった記憶、その理由は。第31回メフィスト賞受賞作。【「BOOK」データベースの商品解説】
【メフィスト賞(第31回)】【「TRC MARC」の商品解説】
第31回メフィスト賞受賞作!
いとおしくなるほどの懐かしい記憶
「こんなことはいつか終わりになればいい」
――大丈夫、いつか、絶対に大人になれるから――
学園祭のあの日、死んでしまった同級生の名前を教えてください――。「俺たちはそんなに薄情だっただろうか?」なぜ「ホスト」は私たちを閉じ込めたのか。担任教師・榊はどこへ行ったのか。白い雪が降り積もる校舎にチャイムが鳴ったその時、止まったはずの時計が動き出した。薄れていった記憶、その理由は。【商品解説】
目次
- 第十章 「不幸自慢」
- 第十一章 「CRAZY FOR YOU」
- 第十二章 「スカーレット」
- 第十三章 「あたしはここよ」
- 第十四章 「HERO」
- 第十五章 「カウントダウン」
- 第十六章 「解決編」
- 第十七章 「冷たい校舎の時は止まる」
- 第十八章 「雪の終わり」
- 第十九章 「ひとつだけ」
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紙の本
一気読み必死!!
2013/09/07 18:53
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:よしの - この投稿者のレビュー一覧を見る
寝る間も惜しんで今まででは考えられないくらいのペースで読んでしまいました(笑)
衝撃的なラストでした!全く予想もしなかった展開に「やられたっ」って感じです。よく考えられているなってつくづく思います!辻村さんの作品はこれが初めて読んだ作品なんですけど、どんどん他の本も読みたくなりました!これは絶対に“読まなきゃ損”です!!
電子書籍
全部予想が外れて、ただもうため息が出た。感動…!
2018/06/30 23:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:avocado - この投稿者のレビュー一覧を見る
まさか、まさかの結末でした。
そういえばそうだった…やられた〜!と思い、また上巻から読み直したくなりました。すっかり虜です。
紙の本
いよいよ辻村氏のミステリー最終章です!
2017/10/02 09:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、辻村深月氏のデビュー作であり、傑作のひとつです。ある雪の降る寒い朝、校舎に閉じこめられた8人の生徒。彼らは学園祭の最終日に自殺した生徒の精神世界に閉じこめられたと想像していましたが、実は、そうではありませんでした。いよいよ自殺者とその精神世界の「ホスト」が明らかにされるミステリーの最終章の幕開けです。
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最後がびっくり
2016/10/25 18:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Apolo11 - この投稿者のレビュー一覧を見る
辻村さんらしい本で、だんだん人が減っていく怖さと面白さが最高です。
この本の世界を操っている人が最後とてもびっくりしました。あと、ある人の正体も・・・。とても面白くておすすめです!
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一気になぞ回収
2019/12/22 23:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:りり - この投稿者のレビュー一覧を見る
メインの自殺したのは誰なのかという謎だけでなく、あっと驚くことも明かされて、最後にはまた読み返したくなる、そんな物語です。
紙の本
現実とファンタジーの境目の難しさ
2019/02/09 16:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白くない訳ではありませんが、先日読んだ『スロウハイツの神様』と、どうしても比べてしまい、長さの割には終盤の迫力に欠けるかなぁという印象でした。どうしても設定が設定だけにファンタジー色と現実との境目がボヤけてしまい、どっちつかずになっている感があり、そこが残念だったかなぁと思います。でも上巻で高校生が煙草をスパスパ吸うのがイヤとの感想を書きましたが、そう来るとは!?この辺のもっていきかたは流石です。
電子書籍
動き出したのは時間だけじゃない
2015/03/26 09:05
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:september - この投稿者のレビュー一覧を見る
一気読み。自殺者が特定できずに伏線はちょいちょい確信ありという謎解答をもって解答編に挑みましたが無事撃沈。そんなところまで伏線が張り巡らされていたとは。しかし冗長に感じたのも事実。全員を懇切丁寧に取りあげるのも嫌いじゃないけどもう少しメリハリが利いてた方が好き。動き出したのは時間だけじゃないんだよ。
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謎が解消されてスッキリ
2018/12/25 02:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:chieeee - この投稿者のレビュー一覧を見る
後半には、あっと驚く伏線回収が続きまくって、どう回収されるのかと思ったらなるほど〜。
辻村さんらしく爽やかな終わり方。
ちょっとサスペンスで、そしてホラー感もあり、ファンタジーでもあって、何でも詰め込み感はあるけど、これがデビュー作なんて凄い!
ズンと心に重くのしかかる内容だけど、最後は爽やかに終わって辻村作品らしい。
けど、人ひとり死んでる事はしっかりと伝わる内容。
なかなか読み応えはあった作品。
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重い
2018/05/07 20:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この世界の「ホスト」はみんなに自殺した生徒を思い出させ、責任を感じて欲しいようですが… 果たしてこの「ホスト」とは誰なのかーというサスペンスたっぷりのミステリー小説です。
ただ、彼ら彼女らが対峙する過去の体験やそれに対する心情、自責の念や自己否定感などのテーマは重く、結末は一応ハッピーエンドと言えるでしょうが、そこに至るまでに重さにめげてしまう人もいるかもしれません。
また、エピローグで鷹野博嗣(たかの ひろし)が深月を苦しめた角田春子の姿を遠い西の街で見かけるというくだりはなんだか納得がいかないシーンです。それの意味するところは何か、と不信感しか抱けませんでした。残念。