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暴風ガールズファイト(ファミ通文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.3 10件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2007.10
  • 出版社: エンターブレイン
  • レーベル: ファミ通文庫
  • サイズ:15cm/315p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-7577-3752-5
  • 国内送料無料
文庫

紙の本

暴風ガールズファイト (ファミ通文庫)

著者 佐々原 史緒 (著)

マリア様が見守る聖ヴェリタス女学院。高等部に進学した麻生広海は、親友との別れによる喪失感と何ら変わり映えのしない高校生活を前にすでに鬱屈していた。ところが!そんな広海の前...

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暴風ガールズファイト (ファミ通文庫)

648(税込)

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商品説明

マリア様が見守る聖ヴェリタス女学院。高等部に進学した麻生広海は、親友との別れによる喪失感と何ら変わり映えのしない高校生活を前にすでに鬱屈していた。ところが!そんな広海の前に吹き荒れる五十嵐千果というちびっこい嵐!巻き込まれるがままなぜか高校ラクロス日本一を目指して立ち上がることに!…っつーかラクロスって何よ?ウチにそんな部あったっけ??汗と涙とド根性!空前絶後の美少女スポ根グラフィティ、待望の試合開始。【「BOOK」データベースの商品解説】

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みんなのレビュー10件

みんなの評価4.3

評価内訳

  • 星 5 (5件)
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  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

変人揃いの女子ラクロス部が巻き起こす激しい旋風! スポーツ青春小説の新たなる傑作シリーズ開幕!

2013/11/20 08:02

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぎわ - この投稿者のレビュー一覧を見る

森絵都の『DIVE!』、佐藤多佳子の『一瞬の風になれ』など、中高生が主人公のスポーツ小説には良作が近年いくつかある。それぞれのスポーツに対して一途にひたむきに取り組む選手たちの美しい姿を描き、丹念な取材に裏打ちされた説得力ある競技や試合の描写を見せ、しかしかつてのスポ根物語(より正確には《「その手の物語」に対する一般的なイメージ》か)ほど視野狭窄を起こしているわけでなく、スポーツ以外の日常的な部分などにも丁寧に目を配っている。漫画で言えばひぐちアサの『おおきく振りかぶって』も同じ流れに属しているように見える。
 そして、本書が第一巻である『暴風ガールズファイト』シリーズも、それら先行作品に引けを取らない輝きを放っていると思うのだ。

 物語は、聖ヴェリタス女学院――幼稚園から高等部までを抱える女子校――の高等部入学式の朝からスタートする。一年生・麻生広海のクラスに現れて入学初日からいきなり騒動を起こした外部入学組の五十嵐千果。ラクロスの盛んなアメリカからの帰国子女である彼女は、ラクロス部に入って日本一になると公言。人数の少なさゆえにすでに同好会へ降格されていたラクロス部の現状に驚きつつも、再度の部昇格を目指してメンバー集めに奔走し出す。自ら「嵐を呼ぶ女」と自称する千果が発生させる強烈な嵐。それに呼び寄せられるように集う、学院内の変わり者やはぐれ者。身近にいた広海も、ラクロス自体に知識も興味も関心もなかったのに、いつしか巻き込まれていく。
 小さな体に破天荒なまでのバイタリティを秘めて突っ走る千果の印象がとにかく強いストーリーだが、語り手にして主人公の広海も実にいいキャラだ。そつのない優等生として毎年のように級長を務めているが、中学卒業間際のある出来事を機に、穏やかだが怠惰な学園生活に微妙な鬱屈を抱えていた彼女。そんな彼女が千果に振り回される中、新たな(あるいは本当の)自分をさらけ出し、次の一歩を踏み出せるようになっていく。情熱で突進する千果に対し、広海は知略(謀略)を担当して、好対照のコンビ。地の文における広海の鋭く的確な突っ込みの数々も、見逃せない作品の魅力となっている。
 他の登場人物も、負けず嫌いのお嬢様やオタクな関西人など、典型的だが類型的ではない多彩なキャラクター。わけても同好会に元々属していた上級生の大西と黒田はこの一巻で力を入れて描写され、マイナースポーツを愛してしまった切なさとか、目標と現実の落差への苦悩とか、空回りする優しさとか、様々なものが二人を通して描かれる。
 また、スポーツシーンの描写も見事。日本ではマイナーでルールを知っている読者も少ないラクロスの面白さを、素人の広海の視点から描くことで、わかりやすく的確に伝えている。

 ライトノベルを読まない読者の場合、レーベルやイラスト混じりの造本に偏見を抱いてしまう恐れもあるかもしれないが、そんなつまらない先入観は抜きに、ただ素直に読んでもらえればと思う。
 ライトノベルのスポーツ小説と言えば二〇〇六年末に全九巻で見事なフィナーレを迎えた海原零の『銀盤カレイドスコープ』が思い浮かぶ。そちらは文句のつけようもない完璧な締めくくりによって名作として完結したが、『暴風ガールズファイト』も同様に作者が納得の行く形で完結できるまで続いて欲しいと、切に、切に、願う。

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紙の本

ラクロスをやろう、と思えるまで

2009/05/30 23:56

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

 お嬢様たちが通う聖ヴェリタス女学院に高校から入学してきた帰国子女、五十嵐千果。その嵐のごとき常識外の行動に翻弄されつつも、魅力を認めて集まってくる仲間たち。女子中高生による、日本一を目指すラクロス部の創部物語です。

 同好会に落ちぶれたラクロス部しかない学校に、何故かハイスキルの少女が入学して来て周りを巻き込みつつラクロス部を盛り上げていく、と言うありがちなストーリーなのだが、舞台を女子高にした効果か、ガチガチのスポ根ものよりも心理描写に重点が置かれている。みんな頑張りました、と言う以前に、これまではやらなかったのに何故これからは頑張れるのか、と言う様な、きっかけ部分を丁寧に描いているのだ。
 おかげでその分、創部までの道のりが長く、スポ根ものの中心にあるべきライバルとの対決の様な部分まで辿り着かないという欠点はあるかもしれないが、素直に応援したくなる物語ではある。

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2008/04/14 16:57

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2011/02/07 13:06

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2013/10/28 03:49

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2010/10/30 10:37

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2012/11/24 17:10

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2011/06/26 10:47

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2011/03/06 10:40

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2011/09/15 00:06

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