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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2007.9
  • 出版社: 筑摩書房
  • レーベル: ちくま文庫
  • サイズ:15cm/157p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-480-42360-3

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紙の本

いのちと放射能 (ちくま文庫)

著者 柳澤 桂子 (著)

〔「放射能はなぜこわい」(地湧社 1988年刊)の改題〕【「TRC MARC」の商品解説】

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いのちと放射能 (ちくま文庫)

税込 616 5pt

いのちと放射能

税込 550 5pt

いのちと放射能

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評価内訳

紙の本

「防護壁を作るまで原発を止める」「原発が使えるようになるまで節電する」というのでは、原子力発電の根本的な問題を隠してしまう。放射能が今生きている生物、生まれてくる生物にとっていかに危険か、なぜ大人より子どもが危険なのかが分かりやすく説明されている本書を読み、さらなる対策を考えていくべきなのだろう。

2011/05/10 17:20

10人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:中村びわ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 原子力発電について検討するのに、信頼できるバランス感覚で書かれたものが何かないかと探しているとき、この本に出会えた。原発の問題を考えていく上で欠かせない「放射能が生命に及ぼす影響」について分かりやすく書かれている。
 著者名を見ると、日本エッセイストクラブ賞に輝いた『二重らせんの私』で知られる柳澤桂子さんだった。この方の書くものなら確かで、思慮深く心のこもった深い文章のはずだと、心が浮き立つ一瞬があった。

一人の人間の存在の重さは、死によって深められる。
 それに引き換え、私のおなかの中で育っている生命は、か弱くしかも光り輝いている。誕生は喜びであり、神秘であるが、「いのちの重さ」という感覚とは密接にはむすびつかないのではないだろうか。しかし、自分のからだの中で、別のいのちが育っていくという体験は、私の生命観を大きく揺るがせた。最初に感じたかすかな胎児の動きに胸はときめいた。
(『二重らせんの私』ハヤカワ文庫・P199)

 将来を嘱望された研究者として、子育てをしつつ発生学の研究に第一線でいそしんでいた柳澤氏は、30代に原因不明の難病にかかり、社会的な死(本人の表現)を体験する。闘病の中でサイエンスライターとしての仕事を始め、60歳になってようやく回復を遂げた。

 2007年9月にちくま文庫版として出された本書は、この4月で第3刷になった。元は1988年、氏が三菱化成生命科学研究所を無念ながら退職して5年後に、地湧社から『放射能はなぜこわい――生命科学の視点から』という題名で出された本である。

 1986年4月のチェルノブイリ原発事故の後、著者は原子力問題における一番の悪者は誰なのかと考える。それは自分だったのではないかと気づき、りつ然としたのだと「はじめに」で吐露する。
 放射能が人体に及ぼす影響も、放射性廃棄物の捨て場が問題であることも知りながら、原子力発電の恐ろしさについては十分に知らなかった。しかし、スリーマイル島事故につづくチェルノブイリ事故で、その恐さがはっきりしたのだから、生命科学を研究してきた立場で、生き物にとって放射能がいかに危険なものなのかを分かりやすく解説すべきだと感じたという。
 柳澤氏には、先天性異常を研究する中で、放射性物質を使った実験を行ってきた経験もある。

 文庫版には、国内の原子力発電所で相次いだ事故隠し、志賀原発のある能登半島で2007年3月に起こった震度6強の大地震に触れ、長いあとがきが添えられている。さらに、「三陸の海を放射能から守る岩手の会・世話人」である永田文夫氏の解説も加わっている。永田氏は、六ヶ所村核燃料再処理工場から垂れ流される放射性廃液が死活問題になるという、漁業者たちの工場稼働反対運動を支えてきた高校の化学の元教員である。

 放射能がいのちにとっていかに危険なものなのか。その解説は、「私たちは星のかけらでできています」という章から始まる。
 宇宙の始まりの大爆発から星間物質という「星の芽」となるものが飛び散り、そこに私たちの生命の元になる分子も含まれていた。生き物の最初のいのちができるまでに10億年の歳月が流れている。そういう壮大な広がりの中から、じっくりと腰を落ち着けた説明が起こされている。
 ただ1つの細胞だった生物が高等生物になっていくのに気の遠くなるような時間がかかってきたこと、地球45億年の歴史を一週間に縮めれば、人間の歴史はわずかに最後の3分間でしかないことが指摘される。その上で、長い時間の積み重ねの中で連綿として伝えられてきたDNAが、どれだけ複雑な構造を持つものなのか、生き物の存在にとってどれだけ大事なものなのかが述べられていく。
 そこから、細胞のガン化だけではなく、突然変異を引き起こす放射能の恐怖について徐々に話は運ばれる。
 細胞レベルの話から始められたからこそ、体内で細胞分裂が活発につづいている子どもたちにとっての突然変異がどれだけ重大なのかが分かる。母親のお腹の中の胎児が放射線を浴びれば、流産となったり奇形児となったりする可能性もあるし、表面に表れないDNAの傷が子孫に伝えられていくこともあるという。

 「少量の放射能でも危険です」という章に、次のような記述がある。これを私たちはどう受け止めるべきか。

このように便宜上きめられた放射線の量を許容量と呼んでいますが、これは、
「それだけの放射線を浴びても安全ですよ」という値ではなく、
「それぐらいまではしかたがないでしょう」という値です。
 もっといろいろなことがわかってくると、そんなに放射線を浴びてはいけなかったのだといって、許容量が引き下げられる可能性もあります。(P71)

 この注意点の後、チェルノブイリ事故で出された放射能の量、放射性廃棄物というものが、それまでの化学物質とは段違いの汚染を地球にもたらしたことを説明し、原子力発電を否定する。そして、私たち一人ひとりのエネルギー利用を見直すよう、訴えている。
 放射能と生物をよく知る科学者が書いた本であるが、専門的なことを分かりやすく筋道立てて伝えるだけではない。詩人たちの作品を引用し、原子力依存という問題の原因を「こころ」できちんと解決していくように求める。「便利だ」「快適だ」と、生活の質の向上を図る私たちが、40億年の進化の過程で形成されてきたものを壊してしまうような放射性物質を次々と生み出している。それを「こころ」で受け止める必要があると主張しているのだ。

 原子力発電所は、それが誘致された地域の経済や人々の暮らしと密接に結びつくものであり、電力供給先の産業や市民生活と密接に結びつくものである。したがって、すべての発電所を一気に止めてしまうわけにはかないだろう。
 しかし、放射線を数万年も出しつづける物質を地球の中に埋め続けるわけにはいかない。節電は停電を防ぐために行うというだけではなく、エネルギー利用を減らしていくため、1基でも多く原発を止めていくためにこそ実践していかないといけないのである。

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2010/12/24 20:29

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2011/04/13 18:34

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