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コミック

紙の本

漂流教室 1 (BIG COMICS SPECIAL)

著者 楳図 かずお (著)

▼第1話/ゆれる教室▼第2話/おびえる目▼第3話/とざされた世界▼第4話/狂気を呼ぶパン▼第5話/6年3組の挑戦▼第6話/862人の墓標▼第7話/死の遠出▼第8話/母の願...

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漂流教室 1 (BIG COMICS SPECIAL)

税込 2,780 25pt

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紙の本
セット商品

漂流教室(BIG COMICS SPECIAL) 3巻セット

  • 税込価格:8,33975pt
  • 発送可能日:1~3日

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商品説明

▼第1話/ゆれる教室▼第2話/おびえる目▼第3話/とざされた世界▼第4話/狂気を呼ぶパン▼第5話/6年3組の挑戦▼第6話/862人の墓標▼第7話/死の遠出▼第8話/母の願い▼第9話/壁の中からの叫び▼第10話/いけにえ▼第11話/一枚の木の葉▼第12話/新リーダー・女番長▼第13話/大和小学校国の門出▼第14話/せまりくる大怪虫▼第15話/捨て身の挑戦

●主な登場人物/高松翔(大和小学校6年3組。いたずら好きで勉強の苦手な明るい少年。朝寝坊し、母親に八つ当たりして登校するが…)、高松恵美子(翔の母親。ささいなすれ違いで翔とケンカし、そのままケンカ別れに)、川田咲子(通称・咲っぺ。翔と同じ大和小学校6年3組の生徒で、男勝りなしっかり者)
●あらすじ/ある朝、大和小学校6年生の高松翔は、寝坊したにも関わらず起こしてくれなかった母親と大ゲンカ。「もう二度と帰ってこない!!」と言い放って家を飛び出す。学校への道中、友人の信一ともども給食費を家へ忘れてきたことに気付いた翔は、家へ取りに帰る信一を尻目に学校へと急ぐが…(第1話)。
●本巻の特徴/ある日、轟音と共に忽然と姿を消してしまった大和小学校。果たして彼らは、どこへ行ってしまったのか…? 天才・楳図かずおの代表作とも言われる傑作が、雑誌掲載時の扉絵や単行本未収録ページを新たに加えた完全版で登場!!【商品解説】

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みんなのレビュー23件

みんなの評価4.8

評価内訳

  • 星 5 (17件)
  • 星 4 (3件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

漂流教室

2008/10/02 22:48

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:helmet-books - この投稿者のレビュー一覧を見る

全三巻 全十四センチ

この「漂流教室」には、
人間に必要なモノが全部詰まってた

というより、人間の目の前にズラリと並べられた
テーマと言うテーマを盛りだくさんに内服していた

例えば
本当の意味でのモラルや、
地球に対する考え、時に悪は本当の正義となるのか?

目に見えないモノを空想する力、
非現実を現実として受け入れられない大人たち

後ろめたさからくる暴挙
文明の紙一重さ、

団体形成(政治)の難しさ
宗教感の違いからくる争いなどなど

内容は、
ある小学校だけが大地震をきっかけに
未来の地球に飛ばされてしまった

その未来の地球と言うのが、
絶望的な砂漠地帯であった それは現代人の仕業か

そして新人類と戦いながらも、
現在で待つ父母のところへ帰ろうと必死になる
小学生たちのSF話

helmet-books

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紙の本

楳図パーフェクション版。

2024/02/04 15:19

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:L療法 - この投稿者のレビュー一覧を見る

造本に凝っていて、正直読みにくいところも。
数多い代表作のうちの一つで、長編としては一番有名かもしれない。

突然のタイムスリップで遠未来に吹き飛ばされた大和小学校。
大人たちは早々に物語から退場させられ、子供たちの話に切り替わる。
少年サンデーコミックス3冊分くらい収録されてるので、だいぶ話が進む。
のちに、『14歳』で、プリクリエルが描かれるが、悪夢的状況が続く。
リアリズムよりも、悪夢的なことに力を置いているので、映像化は非常に困難だろう。
映画版は怖くて見ていない。

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紙の本

この長編マンガは学校を舞台にした少年少女のサバイバル冒険マンガであり、SF的でもあるが、母と息子の愛の物語、そして恐ろしい得体のしれない複数の怪物が登場するホラーでもある。

2009/09/01 20:41

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:本を読むひと - この投稿者のレビュー一覧を見る

 一体、楳図かずおは、どのくらいのページのマンガを描いたのだろうか。1995年に出版された『ウメカニズム/楳図かずお大解剖』に全作品年譜が付されているが、各作品のページ数は記されておらず、正確な分量は把握できない。
 この本では「楳図漫画大解剖」として、時代順に4つのブロックに分けて図解解説しているが、最後の「1972~1995/長編ストーリー作品」は、ほぼ読んでいる。すなわち、『漂流教室』『洗礼』『わたしは真悟』『神の左手悪魔の右手』『14歳』である。
 その前の「1968~1972/キャラクターの登場」も、完全ではないが、ある程度は把握している。『猫目小僧』「高校生記者シリーズ」『おろち』『イアラ』『アゲイン』『まことちゃん』などである。
 だが、「1955~1965/貸本漫画の時代」「1965~1968/恐怖漫画の確立」の時期の作品は、体系的には読んでいない。近年、初期作品がまとめて本になったので読むつもりではいるが。
 代表作といっていい『漂流教室』を再読したが、感想を記すのが難しい。というのは以前読んだときの感動を削がれることが多かったためと、それにもかかわらずパワーあふれる迫力に今回も一気に読まされたためとで、単純に判断できない変な感じなのだ。
 ストーリーを説明すると、ある日、800人以上の児童がいる小学校がまるごと消失し、破壊された未来の砂漠化された時空間にそのまま現われる。先生たちはなすすべもなく死に、子どもたちも怪物の襲撃、仲間割れ、ペスト、たまたま学校にいた悪人等のために次々と犠牲になる。母親思いの高松翔少年は仲間とともに元の時間に戻ろうとするが……
 『漂流教室』は少年SF冒険ものという点で、その後の大友克洋『AKIRA』、望月峯太郎『ドラゴンヘッド』、浦沢直樹『20世紀少年』などに近い。ただ絵の肌合いが古い感じのため、若い世代のマンガのような斬新さはない。
 その代わり、1936年生まれの著者の少年時の戦中体験が反映されたためか(『ウメカニズム』のインタビューでは「戦争の記憶ってあまりないんですよ」と著者は言うが)、日本のマンガ史上かつてない迫力の残虐なシーンが連続して登場する(戦争中の残虐という点で、原爆の悲惨さを徹底的に描写した中沢啓治『はだしのゲン』と比較できるかもしれない)。
 たとえばこの物語最大の悪役である給食運搬人の関谷は、作者と同じ世代に属するらしく戦中時の述懐にふけるし、物語全体にわたり戦争中に子どもたちが教え込まれた竹やり練習を彷彿とさせる、敵を槍状のもので突き刺すシーンが何度も出てくる。
 またこのマンガのなかで最も感動的な、坊っちゃん刈りの少年・防衛大臣の池垣くんが怪物相手に捨て身で立ち向かい倒れるシーンは、敵と戦い死ぬというテーマがインプットされた時代の子どもの脳裡から生み出された壮絶な描写である。
 その一方、異常な世界に隔絶された子どもたちは、戦後民主主義的な発想で、代表を選び、力を合わせて、事態の処理に向かう。いわばこの物語の子どもたちの行動原理には、作者の戦中から戦後にかけての経験や記憶が無意識のうちに混合されて露出している。
 だが作者には、自身を描写に突き動かすものについての冷静な批判的意識は見られない(彼より年上の手塚治虫が苛酷な戦災体験を経て、戦争を主題とした十二分に練られた短編マンガをいくつか描いているのと対照的だ)。
 たとえば、関谷に脅されて子どもたちは唯々諾々と従いながら、続いて彼に命令されて怪物に次々と体当たりして死ぬ。読むものは、死ぬ勇気があるのなら、関谷に大勢で立ち向かえばと思うが、これは日本の戦争時の、ある種の縮図でもあろうかと推測しもする。
 だがもう一方で、主人公の高松翔や池垣くんは恐ろしいほどの勇気をもって怪物に立ち向かい、あるものは死ぬ。また関谷に対しても協力して立ち向かい、彼を捕らえる。この命令されて敵に立ち向かう子どもと自発的に戦うものをともに描きながら、作者は読むものに、日本人は何かについての啓発的なヒントを与えてくれない。あるものは勇気があり、あるものは命令に従って死ぬ、というふうにしか読みとれない。
 とはいえ極限状況のなかで私はどのようなことができるのかと、ふと反省を強いるだけの描写力が、このマンガにないわけではない。
 おそらく『漂流教室』の最も重要なモチーフは、誤解から喧嘩した状態で引き離されたままの母と息子のあいだにある強烈な愛、であろう。それが楳図かずおの生にとって、どの程度に切実なテーマであるかは措くとして、とりわけ消えた子ども・翔を必死で探し、救おうとする母は、すべての楳図かずおマンガのなかで最も感動的な造型をなしている。
 楳図かずおは、『イアラ』所収の短編のなかで多くの成人男女の愛を描いているが、ボルテージの高さは感じられても、切実さはそこにない。その点では『わたしは真悟』の子ども同士の愛が、その強さにかかわらず、リアリティを感じられないのと同じだ。
 ところで翔の母親の必死の愛は、彼女が子どもたちと同様に走るところから来ているように思う(実際はいつも走ってはいないが、なんとなくそう感じさせる)。
 実際このマンガでは多くの登場人物たちが走る、走る。同じ作者の『まことちゃん』のように。邦画全盛期のころ、なかでも隆盛を誇った東映のスタジオでは歩いている人がいなかった、誰もが走っていた、という有名な逸話があるが、『漂流教室』では確かにみんなが走る、走る。
 楳図かずおの初期マンガにふれて荒俣宏は、登場人物が実によく「倒れる」ことを指摘している(『ウメカニズム』)。『漂流教室』には、その倒れた人物の頭や体を踏んで走るシーンが多いようにも思った。楳図的なアクションと言えるだろう。


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