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紙の本
スターダスト (角川文庫)
著者 ニール・ゲイマン (著),金原 瑞人 (訳),野沢 佳織 (訳)
あの流れ星を手に入れたら願いが叶う。恋に焦がれる青年と、王国の相続を狙う三人の王子、そして永遠の命を求める魔女が、掴んではすり抜ける星を巡って大騒動。だましあいにすれ違い...
スターダスト (角川文庫)
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商品説明
あの流れ星を手に入れたら願いが叶う。恋に焦がれる青年と、王国の相続を狙う三人の王子、そして永遠の命を求める魔女が、掴んではすり抜ける星を巡って大騒動。だましあいにすれ違い、不思議な国を舞台に壮大な旅物語が繰り広げられる。競争相手を出し抜いて、最後に幸せを手にするのは誰?多くの文学賞を総なめにし、世界中で愛されているストーリーテラー、ゲイマンが描く胸躍る冒険ファンタジー。話題の映画原作。【「BOOK」データベースの商品解説】
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紙の本
ニール・ゲイマンの初期作品
2008/10/27 00:15
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:読み人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初、文庫の装丁からノベライゼーションかと思っていたのですが、
なんと、ニール・ゲイマンのオリジナルということで、読んでみました。
ちなみに、映画のほうは、みれていません。(泣)
一応、イギリスの昔の話となっていますが、
村をめぐる壁の穴から妖精の国へいけるという設定なのでファンタジーだと思ってください。
さいしょに、主人公のお父さんの話がありまして、
これは伏線なので覚えておきましょう、、。
で、主人公トリスタンの星との恋を中心とした冒険ファンタジーが語られていきます。
で、敵役に王位継承権をにぎる三人の王子と声だけで登場する亡くなった兄弟たち。
そして魔女なんかも出てきます。
本書は、N・ゲイマンとしては、わりと初期の作品であとがきでも書いてあるのですが、
ゲイマン度は低めだと、、、。
確かに、最近のゲイマンの作品に比べると、
どっちに転ぶか判らない球乗りのようなストーリーテリングは、若干おとなしめですが、、。
それでも、ゲイマンです。
えもいわれぬような、(どっちに向かうか判らない)ストーリーテリングは健在です。
それに、設定などから、ファンタジーの王道を踏襲しているようで、
ゲイマンですから、それもわりと簡単に無視して、自分の筆の赴くままに書いている感じです。
ラストの展開が映画と小説では全然違うそうですが、
これなら、そうだろうと、、、。
カタルシスという意味では、ラストとして存在するわけですが、
映像的には、少し地味だろうと、、。
初号試写を見て、映画をわかっていない悪徳大物プロデューサーが
「おい、画面に動きがないぞ!!。」とでもいいそうです。
でも、小説としては、充分です。
ニール・ゲイマンってどんな感じなの?という
ゲイマン入門書として最適ではないでしょうか、、。