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ホルモー六景
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.1 386件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2007.11
  • 出版社: 角川書店
  • サイズ:19cm/291p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-04-873814-9
  • 国内送料無料

紙の本

ホルモー六景

著者 万城目 学 (著)

このごろ都にはやるもの、恋文、凡ちゃん、二人静。四神見える学舎の、威信を賭けます若人ら、負けて雄叫びなるものかと、今日も京にて狂になり、励むは御存知、是れ「ホルモー」。負...

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ホルモー六景

1,404(税込)

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商品説明

このごろ都にはやるもの、恋文、凡ちゃん、二人静。四神見える学舎の、威信を賭けます若人ら、負けて雄叫びなるものかと、今日も京にて狂になり、励むは御存知、是れ「ホルモー」。負けたら御存知、其れ「ホルモー」。このごろ都にはやるもの。元カレ、合コン、古長持。祗園祭の宵山に、浴衣で駆けます若人ら、オニと戯れ空騒ぎ、友と戯れ阿呆踊り。四神見える王城の地に、今宵も干戈の響きあり。挑むは御存知、是れ「ホルモー」。負けたら御存知、其れ「ホルモー」。古今東西入り乱れ、神出鬼没の法螺試合、若者たちは恋謳い、魑魅魍魎は天翔る。京都の街に咲き誇る、百花繚乱恋模様。都大路に鳴り渡る、伝説復古の大号令。変幻自在の第二幕、その名も堂々「ホルモー六景」、ここに推参。【「BOOK」データベースの商品解説】

このごろ都にはやるもの、恋文、凡ちゃん、二人静。四神見える学舎の、威信を賭けます若人ら、負けて雄叫びなるものかと、今日も京にて狂になり、励むは御存知、是れ「ホルモー」。2006年刊「鴨川ホルモー」の続編。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

万城目 学

略歴
〈万城目学〉1976年生まれ。大阪府出身。京都大学法学部卒。「鴨川ホルモー」で第4回ボイルドエッグズ新人賞を受賞し、作家デビュー。ほかの著書に「鹿男あをによし」がある。

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みんなのレビュー386件

みんなの評価4.1

評価内訳

紙の本

ホルモーを越えるか!

2013/02/26 20:55

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みなみみ - この投稿者のレビュー一覧を見る

鴨川ホルモーとの絡み合いが面白く番外編以上の感がある!

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紙の本

鴨川ホルモー外伝、次回は是非長編を

2008/01/08 23:41

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:つきこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

初期設定に成功すると、柳の下には二匹も三匹もドジョウが居るという好例。ほめてます。
「鴨川ホルモー」続編、というよりは外伝とでもいった趣でしょうか。「六景」のタイトルが示す通り今度は全六編から成る短編集です。
短編ということで、前作のホルモーって何さと一心に頁を繰るような爆発力には欠けます。けれど、ここまで大風呂敷広げちゃったよとホルモーワールドをこれでもかと掘り下げてくれます。

凡ちゃんに”イカキョー”高村君と京大青竜会の面々はもとより、京産大玄武組に龍谷大朱雀団、立命館大白虎隊におまけに同志社大黄竜陣と京都ホルモー界のオールスター(?)を揃えての恋模様。
恋愛よりホルモー合戦を読ませろという気がしないでもないのですが、きっとこれは箸休め。
意外な場所を舞台にした大ホルモー合戦は近日公開乞うご期待!なのかもしれないと早くも次回作が待ち遠しくなりました。ここまでホルモーワールドを掘り下げておいてこれでお終い、はあんまりですから。

壇ふみと阿川佐和子の友情を彷彿とさせる「鴨川(小)ホルモー」に、本好きなら胸を締めつけられること必至、落としどころはこう来たかと不覚にも落涙しそうになった「もっちゃん」。そして時空を超えた恋を描く「長持の恋」まで。突き抜けるほど馬鹿馬鹿しいばかりでもない万城目学の懐の深さを知りました。ですがやっぱり遊び心いっぱいで楽しい一冊です。恋というシバリがなければもっと大きく羽ばたけたのではないかとそれが残念でもあります。

北山のイノブンなど元京都生活者のツボを押しまくってくれるので、星の大盤振る舞いをしたいところをぐっとこらえ、期待が高い分点は辛めとなり星三つです。

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紙の本

ちょっと一休み?

2008/01/09 21:09

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:さあちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

 あの「鴨川ホルモー」の続編ということで飛びついてみたが、今回はホルモーの話ではなく懐かしの登場人物も顔をだすいわば外伝とでも言うべき作品か。
 それはそれで面白かったのだが前作にみなぎっていたパワーは感じられずなんだか優しい短編集になっている。あのハチャメチャホルモーワールドを期待する人にはちょっと期待はずれかな。
 でも文章はさくさくして楽しめるし独特な文体も健在だ。ホルモー・鹿男とパワーに溢れた作品を読んできて今回の作品に対する期待度が高すぎたのかもしれない。
 しかしコーヒーでも飲みながら一読するのには最適だと思う。次回はどんな世界をみせてくれるのかが楽しみである。

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紙の本

この本から読み始めた人には、やっぱ「ホルモー」ってなんだかよく分かんないと思うんですよ。ま、朧には分かるんですけど。でも楽しめる、そこが強さかな・・・

2008/03/01 19:09

8人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

イラストレーションが石居麻耶さんだから手にした、なんて書いたら万城目さん、怒ります?でも、本当だから仕方がありません。だって、私と石居さんとの付き合いは藝大で彼女の卒展の出品作を見て以来だから、長いんです。って言ったって、五年にもならない短いものではあるんですが・・・

で、実は2006年に石居さんからは彼女がイラストを担当したということで『鴨川ホルモー』を頂いたんです。でも、ごめんなさい、まだ積読のまま。だって『ホルモー』ってワケワカンナイシ、千葉県在住の身とすれば『鴨川』って、あのシーワールドのある?ダッセー!なんて思っちゃったわけですよ。でも、『鴨川ホルモー』が評判になっているのは知っていました。いつも書店に平積みになってるし・・・

そこで、今回、『ホルモー六景』には即、飛びついたわけですよ、『鴨川』積読のまま。石居さん、万城目さん、本当に御免なさい。近いうちに必ず読みますから。でもねえ、やっぱワカンネー、です「ホルモー」。朧げには分ります、なんていうか『陰陽師』にでてくる式神みたいなものでしょうか。こればっかりは『鴨川』読まないと、だめかも・・・

ただし、それでこの本が楽しめないかといえば、サニアラズ。面白い。まず、舞台はイルカやシャチが空舞う千葉県シーワールド近辺では全くなくて、その地に住んでいない日本人であれば誰もが一度は暮らしてみたいと憧れる京都で、勿論、加茂川なんですね。本が売れるわけだわ・・・

カバー折り返しの言葉は

このごろ都にはやるもの、
恋文、凡ちゃん、二人静。
四神見える学舎の、威信を賭けます若人ら、
負けて雄叫びなるものかと、今日も京にて狂になり、
励むは御存知、是れ「ホルモー」。負けたら御存知、其れ「ホルモー」。
このごろ都にはやるもの、
元カレ、合コン、古長持。
祗園祭の宵山に、浴衣で駆けます若人ら、
オニと戯れ空騒ぎ、友と戯れ阿呆踊り。
四神見える王城の地に、今宵も干戈の響きあり。
挑むは御存知、是れ「ホルモー」。負けたら御存知、其れ「ホルモー」。
古今東西入り乱れ、神出鬼没の法螺試合、
若者たちは恋謳い、魑魅魍魎は天翔る。
京都の街に咲き誇る、百花繚乱恋模様。
都大路に鳴り渡る、伝説復古の大号令。
変幻自在の第二幕、その名も堂々「ホルモー六景」、ここに推参!

です。読みながら森見登美彦『有頂天家族』が何度も脳裏を過ぎったのは、舞台が共通していることもですが、人間と人にあらざるものが、相手のことを殆ど気付かずに共存しているという設定にあるのかもしれません。ただし、「ホルモー」は登場人物の多くが大学生である、という点が違っていますし、破天荒という点では『有頂天家族』に及ばない感があります。ま、これは好みでしょう。


各話について、初出とともに簡単に紹介しましょう。

・プロローグ(書き下ろし):高村と阿倍の口から、大学のサークルやホルモーが語られる前振り

・第一景 鴨川(小)ホルモー(「野生時代」2007年3月号):京都産業大学玄武組の強さの源は定子と彰子の二人静に代表される鉄の結束。そこに綻びが生まれれば・・・

・第二景 ローマ風の休日(「野生時代」2007年4月号):高校生の僕のことを「少年」と呼ぶその人は、自分から声を発することの無い地味めの楠木ふみ、大学で数学を学ぶ女性だった・・・

・第三景 もっちゃん(「野生時代」2007年5月号):もっちゃんが恋をした、相手は同志社大学の隣の女子大に通う学生、思い切って告白した結果は・・・

・第四景 同志社大学黄竜陣(「野生時代」2007年6月号):私がその大学を選んだのは英文学の桂先生がいるからで、京大に通う元カレがいるからじゃあない・・・

・第五景 丸の内サミット(「野生時代」2007年7月号):榊原がが合コンの相手に選んだのは、大手アパレルのOL、場所は丸の内。誘われた康がそこで会ったのは・・・

・第六景 長持の恋(「野生時代」2007年8月号):お金がないから食事もままならない立命館大学白虎隊の細川珠実。彼女がバイト先に選んだのが賄いつきの料理旅館。泣き虫おたま、と呼ばれるようになった彼女は・・・

前作との比較ができないので、この本だけの印象ですが、あんまり「ホルモー」が前面に出てきません。そのせいでしょう、「ホルモー」が性格には分らないながらも、気にせず読むことができます。好きな話は第一景 鴨川(小)ホルモー、第二景 ローマ風の休日、第四景 同志社大学黄竜陣、第六景 長持の恋、でしょうか。

なんだ、殆どじゃん・・・。そう「大ヒット不思議青春グラフィティ、今度のテーマは「恋」だ!!」っていうのがよく分ります。年齢、性別、時間を超えた様々な恋。でも、軸足は大学に置いている。若者にとって、苦かろうが甘かろうが、恋はいいです。ちなみに、石居さんのイラスト、画廊などで発表しているものとは全く異なり、予想外!なものでした。

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紙の本

「鴨川ホルモー」読者は、一見の価値アリ

2008/12/27 17:05

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:YO-SHI - この投稿者のレビュー一覧を見る

 出版社のWEBサイトによると18万部を突破し来春に映画公開が予定されている著者のデビュー作「鴨川ホルモー」、の続編ではなく、外伝的な短編集だ。前書の登場人物や周辺人物を主人公とした6編が収められている。それで「六景」。2007年に「野生時代」に毎月掲載されたものだ。

 今回、主人公となったのは、京都産業大学玄武組の女性2人、同志社大学の女性、京都産業大学玄武組と龍谷大学朱雀団のOBとOG、立命館大学白虎隊の女性、昔の京都大学の男性2人、そして我らが「凡ちゃん」の6組。女性が多いのは「ホルモー」という一種異様な競技とのミスマッチがドラマになりやすいからかもしれない。
 前書を読んだ時に、主人公の他2,3人以外は、人物像が殆ど描かれていなくて、ちょっと薄味に感じた。主人公が所属する京都大学青竜会に対する他の大学にも、魅力的なキャラクターの1人や2人いそうなのに、と思った。その点からすると、本書は「我が意を得たり」という感じだ。
 また、著者は本書ではいろいろな趣向を凝らしている。甘酸っぱい青春小説であったり、昭和初期の文豪を登場させたり、400年の時を越える思いを描いたり。著者の引き出しには、まだまだどんなアイデアが出番を待っているのだろうと、読み進める程に期待が高まる。

 だけれども...。読み終わって真っ先に思ったのは「もっと、青竜会の面々の話を読みたかったなぁ」だった。さっき「我が意を得たり」と書いた(言った)、舌の根も乾かぬうちにこんなことを書く(言う)のは、我ながら滅裂だとは思う。
 たぶん「本編で登場したあの人」の話の方が思い入れを持って面白く読めるのだろう。あの人にはこんな隠された物語が..とか、あの事件はこういうことだったのか..とか。だから、本書の私の一オシは、「凡ちゃん」が登場する第二景「ローマ風の休日」だ。「鴨川ホルモー」読者は、この1編だけでも読む価値アリ、オススメだ。

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紙の本

京都の雅ここに・・・あらず(笑)

2009/09/22 18:34

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:空蝉 - この投稿者のレビュー一覧を見る

第一作『鴨川ホルモー』も映画も水にいきなり2作目から挑む私もたいがい無茶をしているが、この作品自体「理解」何ぞする必要がないのだから結果オーライというものだ。もちろんけなしているわけではないし、理解する価値がないと行っているわけでもまったくない。
正直、面白い。何が面白いのかといわれれば、常識外れの設定とかなり変わったキャラたちと、彼らの生き生きした青春劇が
あほらしさを満開にしていて、面白いのだ。
おそらくは森見登美彦の作品の愛読者と万城目愛読者はかなり被ると思われる。
両者に共通しているのは京都を舞台にした物語であり、かなり常人ズレしている突っ込みどころ満載の若人たちが、アホらしさ満載の展開を、突拍子もない設定の上に繰り広げているということである。

平安京を思わせるきらびやかかつ情緒豊かな「古都京都」は失礼ながら、ここにはない。いや、あるのかもしれないがそうした美しきたおやかな静けさを彼らとホルモーの鬼たちに求めるのは酷というもの。
そこかしこに飛び回る身長20cmほどの小鬼たちはラブレターを握り締め句k濃する男や悩める苦学生、男を憎む親友たちの間を飛び回り、私たち読者は時に彼らの活躍に目まぐるしくつき合わされ、時に彼らの影を横目に青春ドラマにどっぷりはまる。
どこか懐かしき昭和の風情をたたえ、観光地なぞそっちのけ、まさに地域密着型、地元民の生活観がここかしこに醸し出す。 強気女子も無骨モノもダサダサなメガネっ子もさえない男も、ここに登場する彼彼女らはみな、京都に学生時代という青春を過ごした若者たちであり、微笑ましくも面白おかしいその青春の数ページ?にはまるのだ。

ホルモーなるモノはまだまだ謎に包まれているが今わかること。
京都には大学生たちが子鬼たちを何千何百と使役し意味不明の奇声(鬼語というらしい)を上げ、定期的?に大合戦を繰り広げる、知る人ぞ知る行事があるらしい。
そのホルモーをして一度は敗れた友情を取り戻す猛者(注:女)もあり、そんな彼女らの咆哮を耳に、「大志を抱け!」と心に唱える女学生もあり。ようはホルモーなんぞやはり理解できなくても面白いのだ。彼らの青春劇は。

京都で青春を過ごし、己の情けなさ、非力さ、憐れさ、未熟さに向き合いなんとか活路を見出さんと必死こく、そんなかっこ悪くも微笑ましい青春劇がここにある。

なかなか面白いぞ、ホルモー!
この1冊を全て読み終えた今でも、ホルモーなるモノがなんなのか、イマイチ解らないのだが、これは第一巻『鴨川ホルモー』から読めば解決される問題なのだろうか?とりあえず、次に読むことがここに決定したわけだ。

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紙の本

彼は「物語」が書きたいのだ。

2009/12/22 09:10

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:拾得 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 今年には映画化もされた人気作『鴨川ホルモー』の外伝として編まれたのが本書です。本編を読んでからの方が、より楽しめるのは確かです。ただこちらのほうが、テーマを「恋」(もしくは「出会い」としておきましょう)にしているせいか、より快く楽しめるのではないでしょうか。
 『鴨川ホルモー』の奇天烈な舞台設定が印象深かったせいか、著者のイメージがそちらのほうに流されているような気もします。そうしたイメージを知ってて、本編と合わせたネタを著者はふんだんに繰り出してきます。読者サービスと申しましょうか。ですから、保証付きで楽しめるわけです。が、本書を読んでいますと、「ああ、この人は心底、物語が好きなのだなあ」と感じます。もちろん、6編それぞれで「ホルモー」が重要なスパイスになっていることは否めませんが、どうやら様々な物語からの「本歌取り」を隠し味にしているようです(全部とはいいませんが)。表紙イラストにもなっている「ローマ風の休日」はいわずもがなです。「もっちゃん」などは、最初は「何の話だろう」とよくわからないのですが、半分以上読み進めてはじめて、ある人物の姿を鮮やかに示してくれます。
 逸品は最後の「長持ちの恋」でしょう。たいへん素敵な小説になっています。「そういえば似た話が・・・」と、ある有名な作品も思い起こしました。「なるほど、この人の場合はこうきたか」と楽しみがもう一つ増えました。ネタばれになるので詳細は避けますが、これを真似と言っては野暮でしょう。知っていても両方とも楽しめるのですから。

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2008/08/26 23:31

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2007/12/23 18:39

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2013/07/12 17:16

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2009/03/20 09:57

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2010/05/06 18:45

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2009/05/09 04:27

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2008/01/23 23:09

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2008/04/10 15:22

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