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プルートウ 豪華版(BIG COMICS SP) 8巻セット
- 税込価格:13,096円(119pt)
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商品説明
【文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞(第9回)】【手塚治虫文化賞マンガ大賞(第9回)】【星雲賞コミック部門(第41回)】【「TRC MARC」の商品解説】
▼第32話/記憶の傷跡の巻▼第33話/勝者、賢者、生者の巻▼第34話/神の選択の巻▼第35話/応答せよゲジヒトの巻▼第36話/憎悪の追跡の巻▼第37話/悲しき訪問者の巻▼第38話/60億の混沌の巻▼第39話/獄中の王の巻●主な登場人物/ゲジヒト(ユーロポール所属の特別捜査官。人間そっくりの外見を持つロボット)、アトム(日本の科学技術を結集させた、高性能の少年型ロボット)●あらすじ/アドルフ・ハースの護衛任務中であるゲジヒトは、セーフハウスへの護送中、彼から「俺の兄貴を殺したお前は、人殺しの機械だ」と罵られる。セーフハウスへアドルフをひとり残し、“人工知能矯正キャンプ”へやってきたゲジヒトは、そこであやふやだった「人を殺した」記憶を確かめようとするのだが…(第32話)。●本巻の特徴/闘神VS冥界の王!! ロボット同士の“殺し合い”の行方は果たして? 一方、アドルフ・ハースの護衛任務を遂行中のゲジヒトもまた、反ロボット教団の襲撃に遭い…!? 雑誌と同じB5サイズで各巻刊行中の“豪華版”が本巻も登場。通常版と同じ収録話の本編には、連載時のカラーページを完全再現&一部追加!! さらに、小学館新人コミック大賞受賞作『Return』の完全版&別エンディングバージョン等を収録した別冊付録つき!!●その他の登場人物/ブランド(トルコの格闘ロボットで、ヨーロッパ・チャンピオン)、ヘラクレス(ギリシアの格闘ロボットで、世界チャンピオン)、お茶の水博士(日本の科学省長官でアトムの後見人)、ウラン(アトムの妹でロボット)、エプシロン(ゲジヒトやアトムと並ぶ高性能ロボット)【商品解説】
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アトムがいなくても十分楽しめるエピソード
2008/05/03 23:53
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る
事態は急展開!!
とまではいかないけれども、確実に次の段階へ進んだと思わせてくれる第5巻です。
前半は、ゲジヒトの過去を知らしめてくれるエピソードであり、後半にはこのマンガそのものの抱えている問題(と言うのをテーマと言うのでしょうが)に迫るエピソードが描かれています。
もとが手塚治虫の「鉄腕アトム」の1挿話なので、ついそちらと比べてしまいますが、表現には40年の差がありながらテーマは変わっていないということに気づかされます。もっとも浦沢がこれを描こうとした時に意図していたことでしょうから、テーマが変わっては意味がないのですし、同じテーマを浦沢がどう表現するかこそが、このマンガの最大の注目点であり、魅力になっているところだと、改めて思います。
そして、ウランが出てきて、伴俊作が出てきて、お茶の水博士が出てきて、天馬博士が出てきて、という楽しみも十分味あわせてもらえるのが、このマンガのもう1つの魅力だというのも改めて思います。
某サイトでは賛否両論のある付録ですが、今回の"RETURN"完全版(?)は、本編とも若干関係ありそうなテーマを持った浦沢の初期作品の完全版と言うことなので、前巻、前々巻よりも楽しめました。
それにしても、あとどんな付録をつけてくれるのでしょうね。本編が完結した時に、実は付録の意味も新たにわかるという気もしないではないのですが。