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おめでとう(文春文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 3.8 23件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2007.12
  • 出版社: 文藝春秋
  • レーベル: 文春文庫
  • サイズ:16cm/205p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-16-763105-5
  • 国内送料無料
文庫

紙の本

おめでとう (文春文庫)

著者 川上 弘美 (著)

いつも束の間の逢瀬しかできない2人。年末の一日、初めて過ごした2人だけの長い時間。鍋を準備して、「おかえり」「ただいま」と言い合って(「冬一日」)。ショウコさんと旅に出る...

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おめでとう (文春文庫)

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商品説明

いつも束の間の逢瀬しかできない2人。年末の一日、初めて過ごした2人だけの長い時間。鍋を準備して、「おかえり」「ただいま」と言い合って(「冬一日」)。ショウコさんと旅に出る。電話の最中に「なんかやんなっちゃった」と声が揃ってしまったのだ(「春の虫」)。いつか別れる私たちのこの一瞬をいとおしむ短篇集。【「BOOK」データベースの商品解説】

収録作品一覧

いまだ覚めず 9−30
どうにもこうにも 31−41
春の虫 43−68

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みんなのレビュー23件

みんなの評価3.8

評価内訳

紙の本

美しい日本語で綴られた幻想譚

2009/10/10 02:00

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ジーナフウガ - この投稿者のレビュー一覧を見る

川上さんの文章を読むと気持ちが柔らかく揉みほぐされて行くのを実感する。
多分それは、川上さんの文章に、我々が普段の生活の、あらゆる場面で、何気なさ過ぎる為か、

つい見落としている様な物が、さりげない言葉で書かれて在るからなのであろう。
それまで、なんとなく感覚の外側で把握していた事柄も、言葉で理解すると、

『あぁ、こういう訳だったのか!』深い感慨を伴ってストン、腑に落ち、心身の内側で、
納得出来る様になる。つまりは、世界と自分とは地続きなのだ、

と思える安心感を読者に提示して見せられる所が、川上文学の魅力だと思う。
この世の中の、ありとあらゆる存在を分け隔てなく、1つに繋がった世界の隣人として

捉えているのも独特の面白みがある。12の短編を収録している本作品もやはり、
川上弘美さんだなぁ、うれしくなるなぁ!、そう思える言語表現に溢れていた。

『いつぞやはあたしのことをあいしていたはずなのに、知らない男と結婚してしまったタマヨさん』。
以来十年以上音信不通の関係だったが、ひきだしからタマヨさんの写真が出てきて、

まだタマヨさんがだいすきだということがわかり、長年の強情をさっぱりと捨てて、
タマヨさんに会おうと思った、あたし。お互いの十年、大昔ではない、けれど、

年月の経過を思い知るには充分な程、昔。恋に酔いしれる思いは、
すれ違ったまま【いまだ覚めず】。共に家庭を持つ身である、トキタさんと私。

いつもは待ち合わせの喫茶店でお茶を飲む間も惜しみ、一時間半の逢瀬を重ね続けて来た。
そんな2人が、いつもと違う時間、いつもと違う場所で過ごす、特別な一日。

2人切りで鍋を囲むクリスマス、大人の事情を静かに受け入れつつ、
それでも最大限に相手を思いやる関係。トキタさんが呟く

『百五十年くらい生きてれば、あなたといつも一緒にいられる機会もくるだろうしさ』って
言葉が切なく響いてくる【冬一日】西暦三千年1月1日のわたしたちへ向けての手紙。

現代から千年も先の世界では、人々の数もごく僅かになり、トウキョウタワーも近くに行くと
ぼろぼろに朽ち果てているのだけど、遠くにいる人々には変わらない、きれいな姿を見せ続けている。

そんな世界にあっても人々は、月日を数えたり、言葉を喋ったりするのをやめてはいけないと、
懸命に生活を守り生き抜こうとする。そんな中、寒くなるとやってくる新しい年。ときどきくる、

今のことを、今までのことを、これからのことを、忘れないでいよう、
と決意する新しい年の始まりの一日。【おめでとう】。

他人だった2人が、恋人になり、かけがえのない時間を共有する縁の不思議について、
バリエーション豊かに書かれているので、きっとお気に入りの作品が見つかると思いますよ、

オススメです!。

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恋というものは・・・

2017/01/03 08:34

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

恋という言葉に無条件に発熱していた時代が人生の中にはあるが、そういう時期を過ぎて何十年もすれば、川上弘美のこの物語のような静かな恋のたたずまいに心が休まる気配がする。
 静かなといっても何やら奇妙な世界はどうやら川上弘美の好んで描く異界のようなもので、12篇の短編を集めたこの本の表題作にもなっている「おめでとう」は、いたってシンプルなタイトルであるが「西暦三千年一月一日のわたしたちへ」とあるように、遠い未来の私たちに向けた結構ハードな終末劇が描かれている。
 これを恋の情景というにはハードなSFだが、川上弘美的にはここと真直ぐにつながる地平に送られる恋のメッセージといっていい。

 12篇の中にはそれほど異界ではない恋の情景を描いた作品もある。
 やはりそういう作品の方が読みやすいし、心が添えやすい。
 その一つが「冬一日(ひとひ)」。
 ともに家庭を持ちながら逢瀬を繰り返す、トキタさんと私の、冬のある日のお話。
 この日、二人は初めて少し長い時間をトキタさんの弟の留守宅で向かる。
 だからといって何ごとが起こるわけでもない。
 そんな劇的なものをこの作品に求めてはいけない。
 求めるとすれば、二人の会話の、触れそうで触れない、触れないけれどしっかり交わる、そんな妙味であろう。
 こういう作品を味わえるほどの大人になれたら、どんなにいいだろう。

 恋という言葉に無条件に発熱はしないが、ほっと立ちのぼるそんな気配にいつまでも心ときめく人でありたい。

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2008/07/18 16:17

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2015/01/11 01:03

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2009/05/21 18:18

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2007/12/19 12:02

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2008/07/26 23:59

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2015/04/20 12:25

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2011/07/31 09:36

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2014/01/07 16:14

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2012/01/12 17:38

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