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読割 50
紙の本
悲桜餅 (ハルキ文庫 時代小説文庫 料理人季蔵捕物控)
著者 和田 はつ子 (著)
義理と人情が息づく日本橋・塩梅屋の二代目季蔵は、元武士だが、いまや料理の腕も上達し、季節ごとに、常連客たちの舌を楽しませている。が、そんな季蔵には大きな悩みがあった。命の...
悲桜餅 (ハルキ文庫 時代小説文庫 料理人季蔵捕物控)
悲桜餅 料理人季蔵捕物控
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商品説明
義理と人情が息づく日本橋・塩梅屋の二代目季蔵は、元武士だが、いまや料理の腕も上達し、季節ごとに、常連客たちの舌を楽しませている。が、そんな季蔵には大きな悩みがあった。命の恩人である先代の裏稼業“隠れ者”の仕事を正式に継ぐべきかどうか、だ。だが、そんな折、季蔵の元許婚・瑠璃が養生先で命を狙われる…。料理人季蔵が、様々な事件に立ち向かう、書き下ろしシリーズ第二弾、ますます絶好調。【「BOOK」データベースの商品解説】
収録作品一覧
椋鳥飯 | 5−63 | |
---|---|---|
焼きみかん | 64−124 | |
悲桜餅 | 125−175 |
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料理の話と同時に捕物話も楽しめるので、何しろ”一粒で二度美味しい“感じでお得感ありです。
2016/11/24 10:15
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投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
3冊目にしてこのシリーズの魅力が分かった。文庫本の場合、1冊が4つの小話に分かれており、その一つ一つに料理(食べ物)を推理する楽しみと、事件を解決する楽しみの2つが用意されていることである。その点では、387:和田はつ子『時そば 料理人季蔵捕物控 [6]』(時代小説文庫、2009年12月8日、角川春樹事務所)は、料理(食べ物)を推理する楽しみは4つあったが、事件は1冊を通して一つというある意味では異例な構成だったようである。
さて、“捕物”の方は余り謎めいた展開にはせず、一般庶民に近い“小悪“ではなく、奉行所でも手を付けにくい”巨悪“を料理人季蔵が始末していくという定型パターンであり、それを奉行である烏谷椋十郎が影から支えるという形で、必殺仕事人の雰囲気です。料理の話と同時に楽しめるので、何しろ”一粒で二度美味しい“感じでお得感ありです。