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デッドライン仕事術 すべての仕事に「締切日」を入れよ (祥伝社新書)
著者 吉越 浩一郎 (著)
「デッドライン仕事術」とは、すべての仕事に締切日を入れるという、簡単な仕事手法。これを実行するだけで、仕事効率は驚くほど上がる。トリンプを19年連続増収・増益に導いた、吉...
デッドライン仕事術 すべての仕事に「締切日」を入れよ (祥伝社新書)
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商品説明
「デッドライン仕事術」とは、すべての仕事に締切日を入れるという、簡単な仕事手法。これを実行するだけで、仕事効率は驚くほど上がる。トリンプを19年連続増収・増益に導いた、吉越式仕事術のすべてを開示する。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
吉越 浩一郎
- 略歴
- 〈吉越浩一郎〉1947年千葉県生まれ。上智大学外国語学部ドイツ学科卒業。トリンプ・インターナショナル・ジャパン代表取締役社長等を経て、経営コンサルティングの分野で活躍。著書に「革命社長」等。
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生産はあがらない。
2009/06/07 23:51
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:リーマン・シスターズ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「2・6・2」の法則。著者も認めている通り、下位レベルの2割を削減したところで、残った者のなかから、新たに「2・6・2」の割合になる。
この二割は必要コストと捉えるしかない。人間の集団で有る以上、それは必然的に発生するのかも知れない。
または、上位2割を生み出すための投資という考え方もできる。
経済構造が大きく転換する時、それまでの白が黒だったりすることが、平気でおこる。そのときの代案役を最後二割が果たし、会社を救うことがあるからだ。
さて、その他大勢の6の部分が、今回のデッドライン仕事術のターゲットだ。
上下2の部分は、明らかに仕事ができる、できないがハッキリしているが、この6の部分は、とりあえずパソコンを打っていれば、電話をしていれば、会議をしていれば、そして残業していれば、仕事をしているように見える。
そこで時間制限を強制してしまうというのが趣旨。社長だからこそできる技には違いないが、パーキンソンの法則を思い起こさせる。
同じ質、量の仕事を2時間後までに完成と指示すると、2時間かかり、1時間と指示すると1時間で仕上げてしまう。
つまり、周りに合わせて、かける時間を調整できるのである。
「上司がいるから、帰れない。部下が残っているから帰れない。」日本のあちこちでトンチンカンな風景が今日も繰り広げられている。生産性が上がらないのは至極当然だ。
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大きな能力向上は難しくても、効率は訓練次第で向上できる
2009/02/10 00:11
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MtVictory - この投稿者のレビュー一覧を見る
全体的には「「残業ゼロ」の仕事力 」とほぼ同じ内容。トリンプ社が「残業ゼロ」に出来たのも全社員がタイトルにある「デッドライン」を意識して仕事をするようになったから。デッドラインを決めることで限られた時間の中で集中して、スピーディに仕事をする。ダメな場合でも結果がすぐに出て、リカバリーも早くできる。変化の早いビジネスの世界ではやってみなければ分からないことが多く、行動しながら考えたほうがいい、というのが著者のスタンス。
本書の仕事術のポイントは2つだけ。毎日、お尻の時間(デッドライン)を決めて仕事をする(残業禁止)ことと、全ての仕事に締め切り日(誰が何をいつまでに)を決めること。デッドラインの基本は「明日」で、ドンドン前倒しでやる、仕事は発生した瞬間に始めるのが一番効率が上がる(仕事の優先順位で悩むのは無駄)と言う。
著者は「仕事のアウトプット=能力×時間×効率」だと捉えているが、大きな能力向上は難しくても、効率は訓練次第で向上できると考え、スピードアップ、効率アップを重視している。
だから第3章では「教育で人材なんか育たない」と言い切る。少し暴論すぎるが、社外研修なんかに短期間行って来ても本人の意識が変わらなければ効果がないことは私も感じている。人材の育成はどこの会社も重要な課題であろう。誰もが「仕事ができる」と認めるような「優秀な人は自分で仕事のやり方を身に着けてきた」という言葉に共感する人は多いかも知れない。あえて反論するなら、部下が育つのを待つだけでは非効率だ。「背中を見せる」だけでは見てもらえない可能性もある。何とかして暗黙知を(形式知にまではしないまでも)共有し、継承していく努力はしていかねば組織全体として能力を向上できないし、世の中の変化のスピードについていけないだろう。しかしトリンプ社の場合は「早朝会議」が育成の場となっていることは想像に難くない。
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正論だが、実行するのは難しい
2011/08/26 12:07
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:テレキャットスター - この投稿者のレビュー一覧を見る
残業ゼロ、早朝会議、「がんばるタイム」の導入など、大胆な取り組みで知られる元トリンプ社長、吉越浩一郎氏による著作。
出社時間はコントロールできるのに、退社時間は日によってまちまち。定時に帰れることは稀で、ほぼ毎日残業している。「とにかく時間が足りない♪」と「すばらしい日々」の歌詞を口ずさむ日々。それを打開するために、本書を読んでみた。
著者自身が認めているように、本書の基本的なポイントは2つしかない。
1. 毎日、「お尻の時間」を決めて仕事をする(ダラダラ残業禁止)
2. すべての仕事に「締切日」を入れる
どちらも「どう見ても正論です。本当にありがとうございました」と言うほかないが、実行するのは難しい。自分でも挑戦してみたが、お尻の時間を決めることはできても、それを死守することがなかなかできない。著者はそれを「もう試験時間の終了を告げるチャイムが鳴っているのに、机にしがみついて答案を書き続けているようなもの」とバッサリ。
しかし、自分で決めたお尻の時間に「試験時間の終了を告げるチャイム」ほどの重みを感じることこそが、実はかなり難しい。本人の意識の変化に任せていたら、いつまで経っても状況は変わらないだろう。毎晩のように遊びや飲み会、習い事などの予定を入れて、よほどの強制力を発動させないと無理かもしれない。お金がかかりそうだ。
さて、本書には「デッドライン系」以外の話題も登場する。個人的に興味深かったのは、リーダーシップに関する内容。著者がリーダーに求める要件のうち、印象に残ったものが二点あった。まず、メンバーに情報共有を行っていること。そして、メンバーに仕事を任せていること。
情報共有はメンバーの「常識」レベルを高めるために行う。それによって、会議でのやりとりも高度化し、各自の判断スピードの向上も期待できる。逆にこのレベルが低いと「サッカーチームが作戦会議を開いているところに、オフサイドのルールも知らない人間が何人も混じっているような状況」を生んでしまうという。
また、メンバーへ仕事を任せるといっても、完全放置ではない。方向性のズレやデッドラインは「チェック」すること。ただし、あくまで「チェック」にとどめ、「コントロール」しようとしてはいけない。メンバーの主体性やモチベーションを損ねることになってしまう。「自分の仕事に手応えを感じている部下にとって、一番の褒美は『上司が何も言わないこと』」というのが著者の意見だ。
ワークライフバランスについても論じられている。「ライフ」が「人生すべて」ではなく「私生活」を表している、という著者の指摘にハッとさせられた。つまり、いくら「ワーク」が充実していても、豊かな「ライフ」に直結するわけではない。「ライフ」は「ワーク」とは別に充実させるべきなのだ。そして、それは「休み」ではなく「遊び」であることが望ましい。
全体を通して、得るものが多かった一冊。だが、実行に移せるかどうかは別問題。なかなか難しいと思う。まずは、毎週一日は「ノー残業デー」にすることから始めたい。
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デットライン仕事術すべての仕事に「締切日」を入れよ
2017/11/20 08:24
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ああ - この投稿者のレビュー一覧を見る
前半は、タイトル通りの仕事に期限を設ける事の大切さに
ついての話がメイン。
ここについては、当たり前であるが再認識させられる内容。
後半は、仕事自体 の進め方や考え方についての話に変わる。
始めは、求めている内容と異なるのでどうかと思うが
それなりに共感する箇所があった。