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書かれたのが10年前
2017/09/12 11:56
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投稿者:mistta - この投稿者のレビュー一覧を見る
ということで、話題の鮮度が・・・。
その後法改正あり、時代の変化有りで、
内容が色褪せている感は否めない。
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有価証券報告書を見て会社の実態を知ろうという本。決算書速読というタイトルの割にはかなり野次馬的な見方をしていてのに違和感を覚えるんだけど、有価証券報告書を見るとここまで会社の事業内容をすることができるとは知らなかった。上場企業へ転職するときなんかは、面接前に有価証券報告書に目を通しておくといいかも、、、なんて本の内容とは関係のないことをちょっと思ったり。あんまり会計の勉強にはならない内容なのがちょっと不満ではありましたが。
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事例もあって読みやすかった。小宮さんの本の方が納得できた。
●有価証券報告書を使った営業戦略
⇒ その顧客からどれくらい受注できるか?
?経営指標の推移・セグメント情報(投資予算がありそうか?)
?従業員の状況(どれくらい売れそうか?使いそうか?)
?主要な設備の状況(どこに売るか?どこで売れそうか?)
⇒ 子会社の従業員数・面積の数字をみて具体的な判断材料に・・・
?役員の状況(どの拠点に投資能力があるか? ⇒ どの役員がどこで出世してきたか?)
?財務諸表の中の無形固定資産(ソフトウェア)の金額 ⇒ IT投資が活発か?
?関係会社の状況(子会社で営業を横展開することができるか?)
?どの拠点、どの会社が投資予算を持っているか?
●IT予算は一般的に売上の1%程度
●営業利益と資本的支出(固定資産の設備投資)が多いところがターゲット
●説得力のある数字を使って具体的なビジョンを示さないと、いい返事は返ってこない。
●決算書のプレビュー(トレーニング)
・「業績等の概要」と「財政状態及び経営成績の分析」の部分をコピーする
・「経理の状況」の中にある「連結財務諸表等」の中から、貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書、セグメント情報の部分をコピーする。
・上記を着き合わせながら決算書に数字を書き込んでいく
●ファンドに狙われやすい企業(財政状態分析)
・会社の財務状況が健全(自己資本比率が高い)
・安定したビジネスがある
・経営効率が悪いため、ビジネスプロセスを改善すれば、企業価値を上げることができる
・換金可能性の高い優良資産を保有しているが株価に反映されていない
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有価証券報告書をどのようにビジネスに役立たせるか、という視点で書かれた本。
有報のどこを読むと何がわかるか、という解説をしてくれるため、
会計の基礎を身につけていると、その先の理解が進む。
また、話題になった企業の実際の有報を使っているため、それらの企業についても
学ぶことができて、一石二鳥。
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現役の公認会計士が有価証券報告書をどう読むかを解説。
決算書の数字をどう読んでいくかの補助線として有価証券報告書
(企業のIR情報)を使えるということを実企業の例で勉強できる。
有価証券報告書と財務三表(etc.)から生身の人間が行っているビジネス
をいかにして立体的にとらえ、分析するかのヒントになった。
目からウロコ!的な感動はなかったけど勉強になったな、という感じ。
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「自分が知っている情報を変化の激しい先の見えない現実にぶつけて成果を生み出したときに、はじめて価値が生まれると思います」
タイトルの通り、有価証券報告書の速読についての書。
有価証券報告書それぞれに何が書いてあるかを知っていても、企業分析の際に最低限どの情報を活用すればいいかが分からなければ時間がかかってしょうがない。
全てを分析することは、一見凄いようで誰にでもできる。
本書は、いくつかの業界に属する企業の分析において、どういった情報があれば分析が可能なのかを指南してくれる。
会計の入門というより、会計をある程度理解した上で読むと著者の意図が非常によく伝わってきて得る物の多い一冊。
・ITメーカーの営業時代に意識していた7つのポイント
-経営指標の推移・セグメント情報(投資予算がありそうか?)
-従業員の状況(どれくらい売れそうか?)
-主要な設備の状況(どこに売るか?どこで売れそうか?)
→子会社の従業員数・面積の数字を見て具体的な判断材料に
-役員の状況(どの拠点に投資能力があるか?)
-財務諸表の中の無形固定資産(ソフトウェア)の金額
→ソフトウェア資産が増えていると、IT投資も活発と判断できる
-関係会社の状況(子会社で営業を横展開することができるか?)
-どの拠点、どの会社が投資予算を持っているか?
→営業リソースの配分(お金があるところしか発生しない)
・企業概況の【沿革】【事業の内容】を読んで、その企業がどのようなビジネスを行っているか大まかなイメージをつかむ
・【業績等の概要】【財務状態及び経営成績の分析】を読みながら決算書の該当箇所に増減理由を書き込む
・過去5年の売上推移の中で、特徴のある部分を【業績等の概要】等を参考に調べる
・新会社法適用後の自己資本比率の算定方法は、純資産を総資産で単純に割るのではなく、純資産から純資産の中に含まれる新株予約権と少数株主持分を除いた金額を総資本で割るという方法に変更されている
・投資ファンドに狙われやすい企業
-会社の財務状況が健全である(自己資本比率が高い)
-安定したビジネスを持っている
-ビジネスは安定しているが経営効率が悪いため、ビジネスプロセスを改善すれば企業価値を上げることができる
-換金可能性の高い優良資産を保有しているが株価に反映されていない
・本当の統合比率・力関係
-共同持株会社での発行済株式数(=発行済み株式総数×株式移転比率)で比較する
-株式推移比率は一株当りであり、総合的な規模は分からない
・キャッシュ:現金及び現金同等物
-現金:手元現金及び要求支払い預金(使いたいときにすぐに引き出せる普通預金や通知預金等)
-現金同等物:取得日から三ヶ月以内に満期の到来する資産で、価値が変動するリスクが少なく容易の換金可能であるもの
→BSの流動資産に含まれている預金であっても、満期が六ヶ月の預金はキャッシュに含まれない
→BSの現金とCFの現金及び現金同等物の数値が異なる
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再び、決算書系。
こちらは実際の有報がのっていて、さらに実務的に見ていける内容。
スタバ対ドトールはけっこうおもしろかったです!
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■概要
・有報を使った決算書の読み方、勘所を会計士が解説
・有報の事業概要や沿革などとも併せて、売上・各種利益・各種指標から、事業のストーリーを追いかける
・具体例は、吉本興業(セグメント分析)、mixi(株式上場)、ブルドックソース(TOB)、ドトールとスタバ(競合比較)、伊勢丹と三越(合併会社比較)
■レベル(初心者向け)
・決算書の読み方の初歩の初歩
・簿記2級程度の知識を持った上で、「じゃあ実際財務分析ってなにやるの?」という方に
■評価(A)
・基本がコンパクトにまとまっている
・在庫回転率などにも軽く触れており、より詳細な財務分析への橋頭堡となるのでは
・分析結果を営業マンならどう使うのか、分析による仮説を現場でどのように検証するか、といったストーリーも含まれており、分析結果の使い方を把握することができる
■感想
・財務分析をする際に「まず目的を定めることが重要」と何でも強調するなど、基本の徹底を促す姿勢に好感を持った
・コンサルタントになる前、なった直後に読みたかった本
(半年以上経つと当たり前になっていることが、改めてまとめられているという価値もあるが)
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会計初心者におすすめの良作。
下記5つの有価証券報告書の読み方は非常に分かりやすい。
〇吉本興業
〇ブルドックソース(スチールパートナーズの買収劇)
〇mixi(ミクシィ)
〇スターバックス VS ドトール
〇伊勢丹 VS 三越
【2010年5月23日立ち読み】
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参考になる部分も多かったですが、企業分析の部分が少し省略されていて分かりづらいところも・・・。もう少し勉強したら読み直そうと思っています。
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超初心者向けの解説書だったので正直がっかり、半分で読むのを止めた。プロならではの、財務諸表の急所的な視点があるかと期待していたがそうではなかった。この本を読んでタメになるのは、有価証券報告書をはじめて読む、営業マンや初心者の投資家くらいだろう。中堅ビジネスマンとしての自負があって、少なからずとも財務や会計の知識がある人は、あまり得るものがないであろう。
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前半は見るべきものもないが、後半のケーススタディは考え方のステップが面白かった。これまで、ある程度財務諸表を見ることがはできても、どこを見ればいいのかよく分からない場合が多かったが、指針ができたような感じがする。・まずは「企業の概況」中の「沿革」と「事業の内容」をざっくり見ておく・「業績などの概要」と「財政状態および経営成績の分析」の部分を参考にしながら財務諸表の該当部に書き込んでいって、動いた数字について考えるCF表もプラス・マイナスは分かっても、解釈が出来なかったが、基本的なCF表は導入期:売り上げは上がっておらず、設備投資なども必要。株式の発行や借り入れなど、財務活動によるCFのみがプラス成長期:ビジネスが立ち上がってきて、営業活動によるCFもプラスになる成熟期:借り入れの返済、配当により財務活動CFはマイナス。投資も業種によってはマイナスというコースを辿る。
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経理をやっているものの、恥ずかしながらあまりしらなかった有価証券報告書の概要がざっとわかった。読みやすくて良いと思う。
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転活の時に有価証券報告書(有報)を参考にしていて、読み方を勉強したいと思っていました。
会計の前提知識がない為、この本を読んでも雰囲気しか捉えられなかったけど、うまく利用すれば、少ない時間で、ある程度ビジネスの対局を理解できるレベルになれるのではと思った。
とは言っても、そうは簡単ではないと思うけど。
大きな武器になると感じた。
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「決算書の速読」って、まさしく今自分がやるべきことでしょう!
ということでちょっと古い本ではありますが、読んでみました。
事例は古いものの、ぶ厚い決算書(有価証券報告書)の
どこに目をつけるべきなのか?
あるいはここに書かれている情報はどう利用したらいいのか?が
事例を使ってわかりやすく書かれています。
採用されている事例も、
・吉本興業はどんなビジネスで儲けているのか?
・ブルドックソースはなぜ買収されそうになっったのか?
・スタバとドトールはどちらが儲かっているのか?
と興味深いネタが選ばれています。
楽しく決算書の読み方が勉強できる良書です。