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愛と復讐の黒騎士 （扶桑社ロマンス）
１４世紀。イングランドの地に立つチャーク城に颯爽と現れた「黒騎士」。彼こそはかつて庶子として蔑まれ、この地を追われたドレイクの成長した姿だった。不屈の意志で騎士の座を勝ち...
愛と復讐の黒騎士 （扶桑社ロマンス）
愛と復讐の黒騎士
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商品説明
１４世紀。イングランドの地に立つチャーク城に颯爽と現れた「黒騎士」。彼こそはかつて庶子として蔑まれ、この地を追われたドレイクの成長した姿だった。不屈の意志で騎士の座を勝ち取り、思い出の地へと帰って来たのだ。彼を迎えるレイヴンの心は千々に乱れる。幼き日に愛した男。彼女への憎しみを隠さない男。そして、挙式を目前に控える婚約者の腹違いの兄…。やがてドレイクとレイヴンは愛憎渦巻く苛酷な運命の荒波へと飲み込まれてゆく。巨匠が贈る中世ヒストリカル・ロマンスの決定版。【「BOOK」データベースの商品解説】
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紙の本
禁断の愛
2008/02/11 14:35
7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：めるる - この投稿者のレビュー一覧を見る
レイヴンの前に「黒騎士」が現れた。その黒騎士こそ、かつてレイヴンが幼き日に愛したドレイクだった。彼はある不祥事から城を追い出され、自力で伯爵位を授けられるまでに。しかし、庶子として受けた偏見と差別により心に傷を負い、非常な騎士として成長していました。
レイヴンには、彼の異母弟のワルドーとの結婚が迫っていました。彼女はドレイクにワルドーと結婚したくないので、何とかしてほしいと頼むのですがすげなく断られてしまいます。
望まぬ結婚をしたレイヴン。その夜、レイヴンの元にドレイクが。彼は、異母弟に対する復讐のため花嫁の純潔を奪いにきたのでした。
この一夜の出来事から、二人は共に運命に翻弄されます。
レイヴンを手放せないと思ったドレイクは、彼女を自分の地所へ連れて行きます。
二人の互いに対する感情や苦悩、葛藤が細かく丁寧に書かれています。そんな情熱的な世界にグイグイと引き込まれていきます。
互いに惹かれあいながらも、それぞれの立場によって、なかかな互いへの思いを口にできません。そんなところにヤキモキさせられ、かつ切ない思いも伝わってきてドキドキさせられます。
次々に降りかかる難問や、二人の心のすれ違い、夫からの逃亡、などなど盛り上がりの場面がたくさんあります。もちろん、作者特有の情熱的なシーンも散りばめられていて、飽きることはありません。最後まで目が話せない展開になっています。
サブタイトルにも注目してみてください！
