紙の本
ダブルダッチ
2016/08/05 23:59
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投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ダブルダッチというスポーツはこの本で初めて知りました。
技名もいろいろ出てくるけど覚えられない…。
メインは友情?
家のことにも悩みつつもダブルダッチに夢中な主人公はいい風に進めていると思う。高校でもダブルダッチがんばれるといいね。
お兄ちゃん、本当に妹ちゃん、お友達とくっつくかもよ?
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主人公は優等生二人と不良一人にあと一人。
一見不釣り合いな、この四人が一緒にダブルダッチ(縄跳び)のチームを組む。
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主人公の朋花(ともか)は中学2年生。
家にいたくなくて、苛立つ心にまかせて自転車を暴走させていた夏休み、
朋花は「ヤツら」と「ダブルダッチ」と出会う。
何かと悪い噂の多い問題児玲奈と、学年一の完璧な優等生美咲。
この二人が一緒にいるだけでもあり得ないのに、
二人は縄を2本使う複雑な縄跳びをしていた。
朋花は次第にダブルダッチに夢中になり、
玲奈、美咲、玖美と、少しずつ距離感を縮めていく。
ダッチと仲間を通じて、少女たちは、
知らなかった自分に気づき、
見ようとしなかったものに向き合い、
力をたくわえ、成長し、新しい世界を開く。
評判に違わず、さわやかな上質のYAに仕上がっていて、
とっても面白かったです!
それにしても、
鮮やかな子どもたちの成長に比べて、
親というのは硬直してなかなか変れない人種のようです。
子どもが体を張って教えてくれてようやく、という感じです。
かく言うわたしも、
子どもに鍛えられてなんとか親をやっているクチですが。。。
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優等生の美咲、言葉遣いが粗くすぐ人をはたく不良と噂される玲奈、そのパシリだという玖美。勉強その他いずれもそこそこの主人公朋花。同じ学校に通いながら接点のなかった四人が縄を二本回す中を跳ぶ「ダブルダッチ」を通じて育む友情を描いている。この作者の作品を読むのはこれが最初だが、結構好み。
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とてもいい作品と出会うことができた。
読んでよかった!って、本当に思った。これは今年のナンバー1かも。
玲奈・玖美・美咲・朋花。ダブルダッチを通してつながった4人の中学2年生。
それぞれ性格もまったく違う4人が、お互い違いをもったままでつながっている姿がとてもステキだった。
不安定な中学生時代に、まるごとの自分でぶつかっていける関係ができたことが、彼女たちのものすごく大きな力になっていく。
そんな4人のつながりと悩みとダブルダッチの疾走感がとてもすばらしい作品です。
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出たときからおもしろそうだなーと思ってた本。
ちょっと興味のあるダブルダッチの話なのです。
主人公の高校生のお兄ちゃんが家出してしまったり、友人のおじさんで、ひそかに憧れている人が「女の人を愛せない」人だったり、ちょっとしたエピソードがやりすぎで現実感が薄れてしまうのですが、家族との関係、友達との関係、自分のこと、進路のことなどに悩む少女の気持ちはよく描けていると思いました。
やっぱりダブルダッチやってみたいなー!
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ダブルタッチに取り組む4人の中学生女子の話。親との関係は、そうそうあったあったとリアル。文化祭ジャックのシーンが緊迫感があってよかった。
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中二の朋花は、気分転換に自転車の遠乗りに出たところ、隣町の公園であり得ない組み合わせのクラスメイトと出会う。
彼女たちの手に握られていたのは・・・なわとび?
これが朋花とダブルダッチとの出会いだった。
濱野さんの小説を読むと、「青春ええなぁ」て思わされるのよね。
今回も、ダブルダッチ(というか、それにダンス要素を加えたフュージョン)にのめり込んでいく朋花に激しく感情移入。
大学のサークルでダンスやってたから、舞台に向けての猛特訓とか、舞台直前の緊張感とか、終わった後の爽快感とか、仲間とのすれ違い&それを乗り越えた後の深まる友情とか、
めっちゃ覚えがあるっちゅうねん!!
あぁ、やっぱり学生時代には何かを思いっきりやっておくとよいがな。
読みながらノスタルジーに浸る三十路女なのでした。
話の展開も無理なくよかったですね~。
朋花のお兄ちゃんの家出云々も、うまくかみ合わせてたと思います。
ラブ要素が薄いのがワタクシ的にはやや難だったのですが、その部分はあれこれ深読みして補完する事にしますww。
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中学生の少女がダブルダッチと出会うことで新しい世界を開き成長していく物語。
熱中できるもがなにもない勉強も出来るけど自分から何かをすることがなかった物静かな少女が唯一自分を解放できるのが自転車。その自転車に乗って町を疾走して行き着いた学区からは遠く離れた公園で思いもかけない光景にでくわす。たかが縄跳びと本人は思うダブルダッチとの出会いがきっかけとなり少女の単調な日常に変化がおこっていく。学校でみせる同級生の違う一面を発見しながら、いままで付き合いのなかった同級生と一緒にダブルダッチの魅力に魅せられて行き、やがて自分のやりたいことを見つけていく。
男子にも読めるけど、主人公が女子中学生なので、スポーツ好きな子むき。文化祭ジャックをするところはドラマチックで読み応えあるけど、それ以外は淡々とストーリーが進んでいく。
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予備知識なしで、何気なく借りた本。
でも、一気に読んでしまった。おもしろい。
思春期特有の、この感覚。
懐かしくもあり、愛おしくもあり。
女の子同士の友情もいい。
自分自身が、こういう友だち関係を気付いてきたので、分かるなぁ。
チビたちが中学生ぐらいになったら読んでほしい。
跳べ!
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おおお!!あたしはかなり好きなタイプの小説だった!!!
話は、わりと何でもできるけど毎日を退屈に過ごしていた主人公の朋花は、親とどうしても分かり合えなくてそのイライラを自転車をかっとばしてはらしていた。
ある日、たまたま公園で学校の優等生美咲と、不良ぽい玲奈、その使いっ走りと噂される玖美が縄跳びをしているのを目撃する。
異色の組み合わせに縄跳び!?と思ったがその凄い光景に心を奪われる。
ひょんなことからその縄跳び、ダブルダッチを一緒にやりはじめ、朋花は変わっていく。
優等生だとおもっていた美咲が意外と嫌なやつだったり、不良だとおもっていた玲奈は実は優しかったり、いつもはにこやかな玖美が先生を火傷させたり…
ううん、青春!ってかんじの話でした。
私の好きな、テーマのわかりやすい小説だった!
もう、多分あたしが好きな本って
高校生以下が主人公+家庭に若干の問題+部活や友情を通して変わる心情の変化=爽やかな希望の見える未来END
みたいなやつだ!!
そしてどんぴしゃなこの作品笑
楽しかったので、他の作品も読みたいと思います。
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不機嫌で憂鬱な中学2年生。
今の自分が本物がどうかよくわからなくって
ほかにもいるんじゃないかって思う思春期の感じでしょうか。
大人に対する思いなんかは
大人の作者が実にわかりやすく書いていて
勉強になりました。
あー、私がうるさいときの子ども達のあの目は
その思いからきているのかもしれない。。。
という感じ。
読んだ息子も異論は唱えなかったので
大人の作者の書く思春期の子の思いは
わりとあたってるんだと思う。
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躍動感あふれる爽やかな物語だった。ダブルダッチ、実際に見てみたい。思春期の不安定な心の機微や、不器用さもうまく描かれてたな。濱野京子さん、小学校高学年の女の子にどうかな〜と読み始めたのだけど、この作品はちょっと早いかな。このあたりの作家さんは小学生向けにはやはり一冊一冊ちゃんとあたって選んでいかないと、だな。でもいい本だった。
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2本の縄に包まれて、高く、軽やかに、跳ぶ。
ダブルダッチって最高!
何なの、これ?何やってんだよ、あいつら。それが、あたしとヤツらの、そして、あたしとダブルダッチの出会いだった――。
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いいなあ。
ダブルダッチを通じて、普通なら関われないタイプの子とだんだん仲良くなっていく、という話。
関わらないだろう、と思っていた人とのほうが関係が長く続いたり、大切な人になったりする気がする。