紙の本
子供が言葉を学ぶのと同じように学ぶ
2008/12/27 12:44
7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MtVictory - この投稿者のレビュー一覧を見る
私は仕事で忙しい中も英語を上達させたいと思っている一人である。本書は私がこれまで学んできた間違った英語勉強法を根底から覆す本だ。しかしそれは画期的でもなく、言われてみればなるほどと思われ納得できるものである。それはネイティブスピーカーが母国語を学ぶ方法であり、子供が言葉を学ぶのと同じように学ぶだけなのだ。
タイトルの「逆から学べ」というのは日本の英語教育とは逆の学習法だからだ。日本ではまず文法から教えるが、著者の主張では文法は最後の最後なのである。本書の学習法はすべての外国語の学習に応用可能という。言語のクリティカルエイジ(8~13歳)を越えても問題ない。
「見る・聴く」から始めるその方法は言葉を学ぶのであってもの視覚情報を重視している。音だけでは臨場感を感じられないからだ。イメージや文脈(状況)を大切にしているのだ。高い教材は不要。英語のドラマや映画のDVDを使う安上がりの勉強法だ。
本書では脳を「英語モード」にするために徹底的に日本語を排除する。従来の英語学習方法は「日本語を使った日本語による英語の学習であった」と書かれているように、それは英語を学んでいるのではなく「英語について学んでいるだけ」という指摘は文部科学省には耳が痛いだろう。これを読んで思ったのは、それは語学学習だけではない話だということ。仕事で必要になる専門的な知識や技術の学習も同じ問題を抱えていて、より実践的で効果的な学習方法を採らなければ身には付かないということだ。著者が五感を使えというのもよく分かる。学んだつもり、分かったつもりでは脳には定着しておらず、使える知識・技術にはなっていないということだ。
付属のCDには自己実現力・記憶力・IQ(問題解決力)を高める音源が収められている。聴いただけではイージーリスニング系の音楽だが、そこには記憶を司る脳の「海馬」組織を高める音源が埋め込まれているという。海馬が情報の出し入れをしやすくし、記憶力を高めることができるそうだ。また、IQを高めることで抽象度の高い思考ができる、という。学習効果を高めてくれるらしい。
紙の本
外国語学習に
2017/10/17 23:26
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投稿者:匿名 - この投稿者のレビュー一覧を見る
外国語学習に「臨場感」が重要なウェイトを占めているのは前から感じていました。同感で最もだと思います。
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自分自身が脳機能科学の分野で研究していたことがあったので、冒頭から半分くらいの説明を流し読みしてしまったのですが、普通はここの部分を含めて興味深い話が多いと思います。もっと原理を知りたくなるくらい面白かったです。英語(言語)学習についてこういうアプローチでの解釈ができるとは・・・。修行時代の教授陣の頭の古さを改めて実感します。苫米地さんは凄い。早速実践してみたいと思います。
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カーネギーメロン大学博士の著書
チョムスキーの生成文法や、臨界期を元に、ソープオペラの聞き流しが効果的であるという説を唱える。
内容はありきたりで信憑性に欠けるような印象を持ったが、
言語を学ぶことは多重人格になることであるという視点に共感した。
そして、多重人格を防ぎ、英語脳と日本語脳を獲得するためのCDが気になった。
脳科学者の視点が面白い。次を見据えて、という点でヴィゴツキーの影響がみられる箇所もある。
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これはちょっと失敗かな。
CDも うさんくさい。どこまで効果があるのか。
逆から学べというのもリラックスして、英語をあかちゃんのように音から学べ
そのためには海外ドラマを字幕なしで聴いて、ということだけどさ。
海外に留学中はみんなそれを実践するわけよね。
一定レベルまでは 耳がなれるけど、それ以上 私が求めるレベルの本じゃなかったです。残念。
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http://blog.livedoor.jp/daimon27/archives/703093.html
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苫米地氏は脳機能学者であり、カーネギーメロン大学博士であり、またオウム真理教信者の脱洗脳を手がけられた著名な方。 同氏の本は何冊か読んだが、かなり抽象的な話ばかりで今ひとつ何をするれば良いのかが見えないという印象を持っていた。
言われている内容は直感的に正しいと思うが、それを実感として獲得するには余りにも説明不足という感がぬぐえなかった。
その様な既成概念を持っていたにも関わらず本書を手にした理由は以下の2つ。
?単に添付のCDを聞いてみたかった
(「自己実現力」「記憶力」「IQ」を高めるサブリミナルが仕込んであるとのこと)
?英語勉強法で参考になるアイディアがあるかもしれないと思った。
結論から言うとCDは正解。 リラクゼーションミュージックが好きな私としては好みの音楽であった。同じようなシリーズのCDが発売されたら必ず買うのだが。
英語脳については相変わらず抽象的ではあるが的を得ている内容。 私自身が英語を習得してきた方法と方向性は一緒である。 ただ、難点なのは英語の勉強方方が分からない人にとっては、この本を読んでもわからないだろうということ。 本書は「戦略」は解説しているが「戦術」は説明していない。 その点から言えば「毎日30分は勉強しなさい」の著者が説く英語学習法の方が早く英語が身に付くと思う。(結局は目指す方向は同じ)
本書は英語中級以上の読者に勉強のヒントを与える本であるといえる
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英語を身につけるには、英語で考える思考回路を作らなくちゃならない。それがクリティカルエイジに達する前に出来ていなくとも、まだ充分間に合う。何故なら、脳は使っていない部分がたくさんあるので。。。といったあたりが最新の脳科学といったところでしょうか。
英語脳を作るためには、日本語の活性化をおさえるだの、字幕のない英語のホームドラマにどっぷり浸るとよいなど、多分そういうことなんだろうとは思います。確かにシンプルで判り易いんですが、そういう訓練を継続することはとても簡単とはいえない。そこをどうやって乗り越えるか?なんですが。。。付属のCDを聴きながらやるといいということなんでしょうか?
サブリミナルと言われてももねぇ。。。
あと、「逆から」の意味も今ひとつわかりませんでした。
(2008/5/5)
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一気に読めたのは良かったものの、う〜ん。次に来る単語を予測するというテクニックの要領が今ひとつ把握できません。
日本語は見ないようにしてくださいって繰り返し言ってるけど、じゃあこの本読めないじゃん!!
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・英語体験時間>日本語体験時間→「英語脳」を作る。
・文法は意味ないというか、正しい文法は存在しない。
・新しい言語空間を作る。
・単語の抽象度を上げる。
・できるだけ日本語を排除し、日本語脳を活性化させない。
英語を習得するには、赤ちゃんが学ぶように学べ。ということが書いてある。
つまり、音から文字、文章へと無意識に使えるようにする。
暗記をするのではなく、次の音を予想する。
この本を読んで出した自身の英語学習法に関する結論は、ネイティブレベルになるには、やはり留学するのが一番早いw
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より短期間に、効率よく外国語が学べる方法とう事で早速購入。
CDも付随しており、
・「自己表現力」を高める音源
・「記憶力」を高める音源
・「IQ」(問題解決力)を高める音源
が約30分入っています。これも中々のオススメです。
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♪今日のポイント♪
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絶対やってはいけない英語勉強法
・日本語の説明を聞きながらの勉強
・英和辞典、和英辞典などを使った勉強
・各単語の日本語の意味を暗記する勉強
・英文の音を聴いて日本語の意味を覚える勉強
続きはあとで。
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逆から学べ!の意味がよくわからない。勉強法しかのってないので、内容はそれほどない。勉強法自体はとても興味深いので立ち読みがおすすめw
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これ実践してます^^v
説得力あるし、ぐーたらな自分には合ってる方法だなぁと。
実際、楽しんで勉強…というか、勉強じゃなくて、
ただ吸収してる感じです。
これ一番楽で確実な気がするんだけど どうでしょう?
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文法からではなく、耳から慣れろ!
的な内容です。
確かに言われてみると、すごく納得する内容。
とりあえず、勉強方法は自分と合う・合わないがあるので、
実践してみてから考える。
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sense of rearity. mode of learnig. 息を吐きながら身体をゆるめる。逆腹式呼吸
単語の五感体験訓練、イメージ体験訓練、次の音、単語、文章の予想訓練。シャドーイング
実際にイメージが想起されなければ意味は生まれない。