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  • みんなの評価 5つ星のうち 5 2件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2008.4
  • 出版社: 平凡社
  • サイズ:19cm/707p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-582-83395-9

紙の本

石油!

著者 アプトン・シンクレア (著),高津 正道 (訳),ポール・ケート (訳)

カリフォルニア油田開発を巡る、果てしなき闘争を描く大河小説の金字塔、80年ぶりの復刊。【「BOOK」データベースの商品解説】石油王、労働運動リーダー、金融家、ソビエトのエ...

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石油!

税込 2,640 24pt

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商品説明

カリフォルニア油田開発を巡る、果てしなき闘争を描く大河小説の金字塔、80年ぶりの復刊。【「BOOK」データベースの商品解説】

石油王、労働運動リーダー、金融家、ソビエトのエージェント…。カリフォルニア油田開発を巡る果てしなき闘争を描く大河小説。映画「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」の原作。〔昭和5年刊の改訂〕【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

アプトン・シンクレア

略歴
〈アプトン・シンクレア〉1878〜1968年。ニューヨーク市立大学、コロンビア大学に学ぶ。作家・ジャーナリスト・社会活動家。ピュリッツアー賞受賞。著書に「石炭王」など。

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みんなのレビュー2件

みんなの評価5.0

評価内訳

  • 星 5 (2件)
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紙の本

「蟹工船」の次は「石油」と「ジャングル(精肉工場)」!

2008/08/23 00:07

14人中、11人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:sheep - この投稿者のレビュー一覧を見る

アプトン・シンクレアという人を全く知らなかった。映画化されたことも知らなかった。webで読んだある「マスコミ論」書評で、90年も前にマスコミの根本的問題を論じたアメリカ人がいるのを知った。残念ながら他の本は容易に手に入らない為、入手しやすい本を読んでみたというわけ。

本書、書かれたのは1927年。翻訳は1930年。同じ平凡社から出されていた。
アメリカで最近映画化されるくらいだから、軽い本だろうと思って読み始めたが、さにあらず。面白さに引き込まれ、眠れなくなった。なお原作と映画は、全くの別物のようだ。それで当面は映画を見る気にはなれない。

騾馬馭者から、独立石油会社社長にまでなった、やさしい父親アーノルド・ロスと、その息子バニーが、自動車で進むドライブの場面から話は始まる。二人で石油掘削用の土地を借りる契約交渉に出かけた先で、バニーは偶然ポールという青年と言葉を交わし、以来、終生の友となる。

土地の取得から、採掘、事故、労働運動、石油経営者と政治家のつながり、大統領選挙への関与、労働運動、新興宗教教祖となったポールの弟イーライの出世、バニーの大学生活、華やかな恋愛体験と、広範な話題をもり込み、壮大なスケールで、石油をめぐりアメリカ社会の姿が描かれる。

息子バニーは、大金持ちの息子ながら、労働者への暖かい眼差し、正義感を捨てられず、苦労している経営者の父親の足元を堀崩すような労働運動に、父親からもらう金をつぎ込んでしまう。

労働運動の姿を描いた「蟹工船」の著者、若くして、特高の拷問により殺害されたが、本書の著者は、ナチス台頭を描いた「龍の牙」でピューリッツアーを受賞。晩年、1967年には、ホワイト・ハウスに招かれ、ジョンソン大統領とならんで食肉缶詰新法の誕生に立ち会っている。結婚は三回。そうした著者の経歴を反映してか、ロマンス、陰謀と、盛りだくさんだが、時に笑いながら読める。

バニーの濡れ場シーン描写の過激さから、発禁になったことがあるという。だがなにしろ80年前のこと。今は話題にもならない描写。著者、サンドイッチマンのように、身体の前後にイチジクの葉を描いたプラカードをつけ、濡れ場のページに、イチジクの葉を印刷した特別本を、発禁に触れないとして売った。その光景が新聞に載り、売り上げが大きく伸びたそうだ。ただし、この「発禁」自分で持ちかけたのだとある本にあった。「ジャングル」を巡ってマスコミと戦った著者、利用も上手かったようだ。

石油会社経営者の長男バニーも、大人になるにつれ、厳しい現実に直面するようになるが、それでも理想のままに生きようと努める。一方、労働運動弾圧の中、我が道を進んだポール、右翼の暴力にあえなくたおれる。

労働者の国を目指したソ連、建前は立派だが、内実は大変な抑圧的国家だったことが、広く知られている今では、ロシアを理想郷のようにみて情熱的な活動をするポールの姿は痛々しい。

ポールの死の光景で、山本宣二を思い出した。政友会と民政党の二大政党制に戻してはならない、民主主義の死だと、治安維持法糾弾をつづけ、無産者政党議員仲間も次第に転向してゆく中、節を曲げず、右翼団体のテロリストに斬殺された人だ。

巻末エッセイで、柴田元幸氏「シンクレアには社会主義の夢があったのに対して、我々はいかなる夢があるのか?」と書いている。読者には、中田幸子という人の解説の方がありがたいのでは?解説には、「ポールの死の場面は、シンクレアの作品の中の最高のシーンである、といった研究者もある」とある。彼女「ジャングル」の翻訳者&前田河についての本も書いている。

イラク侵略も、アフガン侵略も、はたまた南オセチア紛争も、「石油」をめぐるパワー・ゲームの側面があるが、本書には、キルクークや、ペルシャ等、石油にまつわる地名もあらわれ、現代との連続性を感じさせる。

「宗教の利潤」という本も書いている著者、労働運動家ポールの弟で、宗教家として大成功を収めたイーライを、滑稽なほどこき下ろしているが、彼が新しいメディア、ラジオを活用し、ラジオ説教で大成功する様子をしっかり描いている。最後の急展開も、実はエセ宗教絡み。バニーが人気女優ヴィーと恋愛関係になり、主演映画の公開を見に行った場面での、ユダヤ人活動家レイチェルによる、映画のプロパガンダに対する辛辣な批判は、テレビの本質に対する批判にも通じよう。古いメディアの商業新聞は、ポールの労働運動を、歪曲するか、無視するかのいずれかで、現代と変わるところはない。

久々に「面白くて、ためになる」大作を読めたが、われにかえると、残念なことに、80年もたった現代日本にも通じる要素が多すぎる。「商業マスコミに期待してはならない」こと、体制側のでっちあげによる労働運動弾圧だけでなく、労働運動が左右に分裂、折り合わないところまで、そっくりそのまま。

解説の最後の部分を引用しておこう。
再登場の本書『石油!』に接する日本人が、大海のような物語のなかから何か今につながる問題解決の鍵を発見することがあれば、シンクレアにとってはやはり「嬉しい限り」であろう。

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紙の本

これはアメリカの血であり アメリカの肉である

2008/06/20 00:19

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:星落秋風五丈原 - この投稿者のレビュー一覧を見る

石油をテーマにした映画といえば、ジェームス・ディーンの主演映画『ジャイアンツ』が、まず頭に浮かぶ。家柄も財産も、何一つ持たなかった青年が、石油を掘り当てたことで億万長者になってゆく。でも、今や石油は、一個人が成功する手段ではなく、巨大企業、いや、国が、そのために戦争を起こす目的となったのだ。

現実の石油王をモデルとした本作は、『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』として映画化された。しかし原作は、石油を「手段」として富を築いたJ・アーノルド・ロスの息子バニーを中心に描かれており、そのため、一代で石油王となった父(映画版では名前がプレインビューとなっている)の生きざまをメインに据えた映画とは少し趣きが異なる。例えば、女性が登場しなかった映画版とは異なり、ロスは晩年、降霊を信じる女性との結婚を息子に打ち明けている。また、共産思想にかぶれた息子に悩まされ、陰で人を使って操るようなことをしながらも、最後まで彼を愛し続ける。つまり幾分人間くさいキャラクターとなっており、小説版の父親像の方が、むしろ読者にとっては親しみ易いのではないだろうか?

無学だが世間の理を知っている父。大学にまで進むが、理想と現実の狭間で悩む息子。通常なら、この親子の葛藤を物語の柱として書き進められるが、本作は違う。著者は、親子の葛藤=人よりも、彼等を材として、石油によって変わってゆくアメリカ=社会、時代の方をより描きたかったようだ。とはいえ、バニーのビルドゥングスロマン的要素が全くないわけではない。弟よりも、遥かに生き上手な姉バーティ。幼い頃からの友人だったポールと妹のルース、ポールの兄で聖職者のイーライ、女優のヴィー、石油業者連盟の常務でヴィーの愛人でもあるヴァーノン・ロスコー。彼等との出会いを通じて、「銀のお盆に載せて何でも欲しいものを渡して貰っていた(p251)」バニーは、自分の生き方を選びとってゆく。勿論、複数女性とのロマンスも描かれるが、恋愛描写は現代ものと比べるとややあっさりしている。また、文章がやや硬いと感じる方もいらっしゃるかもしれない。

映画では描かれなかった、もう一人の石油王の生涯。そして彼を成功させ、やがて、のみ込んでいった国、アメリカ。興味を持った方は、是非ご一読を。

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