「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- カテゴリ:一般
- 発売日:2008/04/10
- 出版社: 笠間書院
- レーベル: 【笠間文庫】原文&現代語訳シリーズ
- サイズ:19cm/685p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-305-70422-1
読割 50
紙の本
枕草子 能因本 (笠間文庫 原文&現代語訳シリーズ)
著者 清少納言 (著),松尾 聰 (訳・注),永井 和子 (訳・注)
「枕草子」の言葉は鮮烈なきらめきを放つ…。「三巻本」に比べて、いまでは入手しにくくなった学習院大学蔵「能因本」の本文と現代語訳を収録する。解説、年表、関係系図、校訂付記な...
枕草子 能因本 (笠間文庫 原文&現代語訳シリーズ)
枕草子[能因本]
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
「枕草子」の言葉は鮮烈なきらめきを放つ…。「三巻本」に比べて、いまでは入手しにくくなった学習院大学蔵「能因本」の本文と現代語訳を収録する。解説、年表、関係系図、校訂付記なども掲載。〔「日本の古典 12・13」(小学館 1984年刊)の改題,合本〕【「TRC MARC」の商品解説】
『枕草子』の言葉は鮮烈なきらめきを放つ。
「三巻本」に比べていまでは入手しにくくなった
学習院大学蔵「能因本」の本文と現代語訳を提供する。
●本書は1984年に小学館から刊行された「完訳 日本の古典12・13『枕草子』一・二」を、一冊に改訂して公刊したものです。【商品解説】
目次
- ・凡例
- 本文
- 現代語訳
- ・校訂付記
- ・解説
- ・付録
- 枕草子年表
- 枕草子関係図
著者紹介
清少納言
- 略歴
- 〈清少納言〉康保3年(966)に生まれたものと推定されている。没年は不明。父は清原元輔。中宮定子の許に出仕。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
書店員レビュー
印刷技術の無い時代、...
ジュンク堂書店大阪本店さん
印刷技術の無い時代、人々は「口伝」や写本で「物語」を共有した
その伝播の中で、語り主によってディテールが変化してゆくのは自明の理である(現代日本で例を挙げるなら、落語や講談であろうか)
枕草子にも様々な異本が存在するが、この【能因本】は、時の大納言・藤原行成の取り上げられ方が秀逸である
行成といえば三蹟の一人として数えられるが、彼の藤原道長の懐刀としての、冷徹な政治家の一面が、能因本ではそこかしこに取り上げられている
清少納言の「夜をこめて……」は、小倉百人一首に収録されている和歌として有名であるが、この和歌は行成とのやり取り(というか駆け引きデスネ)の中で生まれたものだ。清少納言の才気煥発な自己顕示性を併せ考えると、この行成の描き方もまた、付き合う男性の地位で自身のヒエラルキーが決まってしまう平安女性社会においての自己主張のあらわれではないかと想像してしまうのである
人文担当