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赤めだか
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.4 223件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2008.4
  • 出版社: 扶桑社
  • サイズ:20cm/283p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-594-05615-5

紙の本

赤めだか

著者 立川 談春 (著)

【講談社エッセイ賞(第24回)】サラリーマンより楽だと思った。とんでもない、誤算だった−。笑って泣いて胸に沁みる、「家族以上」の師弟関係。17歳で天才・立川談志に入門した...

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赤めだか

税込 1,466 13pt

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商品説明

【講談社エッセイ賞(第24回)】サラリーマンより楽だと思った。とんでもない、誤算だった−。笑って泣いて胸に沁みる、「家族以上」の師弟関係。17歳で天才・立川談志に入門した談春が落語家前座生活を綴った、破天荒な名随筆。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

立川 談春

略歴
〈立川談春〉昭和41年東京都生まれ。59年立川談志に入門。平成9年真打昇進。「林家彦六賞」「国立演芸場花形演芸会大賞」等多数受賞。落語CDに「20年目の収穫祭」「来年3月15日」がある。

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みんなのレビュー223件

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評価内訳

紙の本

落語に興味も知識もない読者でも、きっと熱い読書ができる一冊です

2009/02/21 19:14

8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:yukkiebeer - この投稿者のレビュー一覧を見る


 著者が高校を中退して立川談志の弟子となった昭和59年頃から、真打昇進を果たした平成9年くらいまでを綴った半生記です。
 私は寄席に足を運んだことは数えるほどしかありませんが、本書は昨年出版されて話題となっていたのを耳にしていたので、手にとってみました。

 まず、噺家に弟子入りをするということがどういうことなのか、二つ目、そして真打へと昇進する上での厳しいプロセスとはどんなものなのか、落語に関する知識が全くない私にとっても、プロフェッショナルの世界をのぞき見る楽しさを、実に軽快かつ平易な文章で差し出してみせる著者の筆遣いに驚きます。

 著者の師匠である立川談志といえば強面(こわもて)で喧嘩っ早そうな噺家、落語協会と対立して脱退した一匹オオカミ的な存在だというイメージしかありませんでした。
 本書で綴られる談志師匠は、確かに弟子に厳しい面はあるものの、意外や意外、想像以上に弟子を深く愛するよき上司的存在です。落語界という縦社会の伝統と因習を自らはねつける形で生きてきた談志師匠であるからこそ、ある意味現代っ子的な著者たち若い弟子を前に、その伝統と因習を逸脱した形で深い理解と愛情を示すのです。そこに、談志師匠の爽やかな“粋”を感じます。

 そしてなんといっても最終章が圧巻です。
 著者は自らの真打昇進をかけた会のゲストに小さん師匠を呼ぶことを決意します。小さん師匠といえば談志師匠の師匠にして、談志師匠が協会を離れる経緯で絶縁関係となった人物。よりによってそういう人選を著者がなぜしたのかは本書にあたってもらうとして、小さん師匠の孫である柳家花緑と著者との根回しの過程は、大変緊迫感あふれるドキュメントになっています。小さん師匠のゲスト出演までの一部始終は、まず垣間見ることのできない舞台裏を綴っていて、人間関係の美しい機微と同時に悲しくも現実的な限界を見せてくれた気がします。

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紙の本

落語が聞きたくなる本

2008/10/22 17:50

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:arayotto - この投稿者のレビュー一覧を見る

テレビを見ていると、お笑い関係の番組にいろいろな落語家が登場している。名前を見るだけで、この人は落語界(出身)の人だとすぐ分かる。それだけ落語家は身近で、落語そのものも近い距離にあるものだと思い込んでしまっていた。

でも、よくよく考えてみたら、私は真剣に落語を聞いたことがない。寄席に足を運んだこともない。熊さんはっつあん寿限無、という断片的な単語しか知らない。

立川談志?もちろん、名前は知っている。
でもそれは落語とは離れた分野でだ。毒舌とか破天荒とか、そんなイメージだ。
だから、そのお弟子さんの談春さんのことも知らなかった。

普通ならば手にしないジャンルだが、あまりにも評判がいいので読んでみた。

結論。面白い、ではないか。

エッセイというかドキュメントというか、修業時代から真打ちになっていく過程が面白おかしく綴られている。

はじめは、本書にもある名言

「修業とは矛盾に耐えること」

を体験していく単なる青春ものかと思っていたが、ところがどっこい、師匠との関係(単なる師弟なんて関係じゃなく、愛と憎の関係)や、弟子同士の関係(嫉妬ややっかみ)が、赤裸裸に描かれている。
おいおいそこまで書いていいのかよ、と心配になるほど正直に、しかし面白く書いている。


最終章にチラッとしか出てこない偉大なる人間国宝のお二人とのエピソードは、落語(落語界)に詳しくない私でも背中に電気が走るほど、感動してしまった。
これは事実の力なのか、談春さんの文章力なのか、ああ、いいものを読ませていただいたって感じだ。
この人の落語を無性に聞きたくなる。


まだ10代の修業時代、談春さんに師匠(談志)が語る、この台詞が印象的だ。

以下、一部抜粋。

型ができていないものが芝居をすると型なしになる。メチャクチャだ。
型がしっかりした奴がオリジナリティを押し出せば型破りになれる。
(中略)型をつくるには稽古しかないんだ。
語りと仕草が不自然でなく一致するように稽古しろ。
(中略)進歩は認めてやる。進歩しているからこそ、チェックするポイントが増えるんだ。

以上。



伝統的な技の世界に、「守破離」という言葉がある。

伝統(型)を守り、破り、そして離れる。

ああ、ひとつのことに抜きん出た人の語る言葉は重い。

落語界ではないが、私も陶芸界の人間国宝の方と一緒に仕事をさせていただいたことがある。
その方の口からも、そんな言葉をいただいた。

そういう言葉をさらっと口に出せ、似合う人間になりたいと、今さらながら思う一冊であった。満足満足。

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紙の本

正面が切れない芸人にはなるな(p65)。

2008/12/17 20:37

7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:和田浦海岸 - この投稿者のレビュー一覧を見る

立川談春著「赤めだか」(扶桑社)を読みました。
落語家立川談志に弟子入りした十七歳の成長物語。
なんせ、ご本人が書いた弟子入り修行の顛末。
しかも、十五分の落語一席を覚えるのに一か月かかった本人が、
御自身の経験を書きこんだのがミソ。落語修業と落語それ自身とが不即不離になって、落語のテンポが、いつのまにか、この本のリズムを刻んでゆくのが圧巻なのです。ああこの人は落語を生きているのだと、その肝心の立川談春の落語を聞いてもいないのに私は思い始めてしまうのでした。
題名の「赤めだか」の意味は、早々に明かされます。
ほとんど同時に弟子入りした二十七歳の男が、辞めてゆきます。
「二十七の男が、脱サラして、覚悟を決めて、その覚悟がたった半年で崩れる」(p56)。その名は談秋。
その談秋の弟子入りエピソードがさまざま語られる中のひとつでした。

「『おい談秋、金魚にエサやっとけ。麩がある場所はわかるな』
『はい』
庭の水がめに飼っている金魚は、金魚とは名ばかりで、いくらエサをやってもちっとも育たなかった。僕達は、あれは金魚じゃない、赤めだかだ、と行って馬鹿にしていたが、大きくならないところも談志(シショウ)好みらしく可愛がっていた。出かける仕度を整えて・・・庭へ出ると、談秋はまだエサをやっている。水がめを見て談志は目をむき、僕達は息を呑んだ。談秋、麩一本丸ごと指先でつぶして、全部水がめの中に入れていた。膨張して層になったお麩の中で金魚がピクピクしている。お麩の中で溺れる金魚を僕は生れて初めて見た。談志(イエモト)が笑顔で、ものすごく優しい声で、
『談秋、金魚はそんなに喰わねェだろ』
と云った。肩をふるわせて『申し訳ございません』と小声でつぶやきながら、談秋は手でお麩をすくって捨てている。わけがわからなくなっているのだろう。お麩と一緒に、金魚もすくって何匹か捨てている。それを見ないフリをして談志(イエモト)は門を出て大通りへ向かって歩いてゆく。僕達三人も黙ってあとをついてゆく。僕が一度だけ振り返ったら、談秋はまだ水がめの中に手を突っ込んでいた。」(p51~52)

この本の題名は、どうやらここから来ているようです。
これが、まあ、この本の導入部であります。
ここから、弟子入り修行の修行たる本題にはいるのですが、
う~ん。お後は読んでのお楽しみ。ということになります。

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紙の本

文句なしに面白い。今年の出版界の収穫と言ってもいいだろう。

2008/04/22 02:45

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:katu - この投稿者のレビュー一覧を見る

目黒考二が帯にこう書いている。

「立川談春のエッセイというか自伝というか青春記というか、あのページが早く単行本にならないだろうか。あらゆる雑誌の中でいまいちばん面白い」

ずいぶん大袈裟だなと思うでしょ。ところがこれが大袈裟じゃないんだな。開口一番の「本当は競艇選手になりたかった」に続く一節を読んだだけで一気に引き込まれた。落語が上手いのは知っていたが、ここまで文才があるとは思わなかった。
17歳で高校を中退して談志に弟子入りしてからの修行時代が実に色鮮やかに描かれている。先日の「談志特番」を見ていたのでネタが割れちゃってる話もあったが、あれを見ておいたおかげで随分と情景が頭に浮かぶ箇所もあった(談志が料理するところや、二ツ目昇進試験のところなど)。
落語ファンなら200%楽しめるし、そうでない人も必ずや楽しめると思う。笑えて、泣けて、いい話もタップリ。この本は今年の出版界の収穫と言ってもいいだろう。

k@tu hatena blog

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紙の本

めだか

2008/08/20 23:27

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:helmet-books - この投稿者のレビュー一覧を見る

立川談志のもとに、
弟子入りして落語家への道へ進んだ立川談春

新聞配達と兼任して談志のおつきをやっていた時期もあり、築地で配達の仕事を一年間もやらされていた時期もありと、第三者から見ればただの奴隷のように。矛盾に耐えて耐えて

厳しい言葉や厳しい命令に耐えながら、
落語家としての、男としての生き方のひとつを学んでいった

彼らの師弟という関係には
厳しい反面、絶対に見捨てないぞという愛を感じた

割かしスパルタの元で少年時代を過ごしたボクとしては、
こういったスタイルの人間模様をみるとついツンと来るものがある

「泣ける」「感動する」という部分では言えば、
今年読んだ中で一番だといえる。お勧めです

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紙の本

追悼・立川談志 - 揺らぐ人

2011/12/05 08:13

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 落語家の立川談志さんが11月24日亡くなりました。
 スポーツ紙の見出しをそのまま引用すれば、「談志が死んだ」(この見出しは談志さんが生前「オレが死んだらこの見出しを使え」と言っていたとか)と、最期まで談志流です。その戒名が「立川雲黒斎家元勝手居士」(たてかわうんこくさいいえもとかってこじ)で、こっちの世界もあっちの世界も面白かったらそれでいい。談志さんのつまらなさそうなはにかみ顔が見えるようです。
 落語界のプリンスだった古今亭志ん朝に対して、風雲児だった談志さんはかつてこんなことを言っています。「志ん朝のファンは落語を聞きに来るが、談志のファンは談志を聞きに来るんだ」と。そうはいっても談志さんは落語に対しては至極真面目だったそうです。
 真打ち制度で師匠の小さんさんと袂を分けたのが、1983年。その後、立川流を創設し、家元となったのだが、では立川流での弟子の指導はどのようなものであったのか。
 本書は、今や立川流の四番バッターともいえる立川談春さんによる、つらくもおかしい、抱腹絶倒の「弟子時代」の苦労話、いえ、笑い噺です。

 本書では「談志」に「イエモト」とルビが振られていて、談志さんの徹底した教育ぶりがうかがえますが、築地魚河岸での一年に及ぶ修業や談志さんと初めて行ったハワイ旅行など、これ全編落語の根多かと思えるくらい笑わせます。
 本書を読むと、落語家というのはお気楽にみえて実に厳しい世界だといえます。その厳しさを笑い飛ばせてやっていけるかどうかが、落語家として大成できるかどうかの別れ道なのかもしれません。
 それでいて、終盤、談志さんと小さんさんとの裏噺など人情落語を聞いているかのようです。
 談志さんは師匠である小さんさんと袂を分けましたが、「談志(オレ)の心の中には、いつも小さんがいる」と胸を張っていったことがあるそうです。
 師匠と弟子、の関係とはなんとも計り知れない太い糸があるのでしょう。

 談春さんはそんな談志さんを評して「揺らぐ人」と表現しています。
 談志さんはその破天荒な行動でさまざまな誤解を生んできたと思います。しかし、その実は、いつもいいものを追い求める「揺らぐ人」でもあったのです。
 この本にも、師匠とその弟子の、あたたかな血が脈々と流れているのです。

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紙の本

立川談春「赤めだか」はあまりにあまりにおもしろすぎる!

2012/02/02 14:46

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オクー - この投稿者のレビュー一覧を見る

 連載当時、あの北上次郎が「あらゆる雑誌の連載の中でいまいちばん
面白い」とほめちぎり、福田和也が「プロの書き手でもこの水準の書き
手はほとんどいない」とまで言ったこの才能!落語家立川談春の「赤め
だか」、いやぁ、とにかくおもしろい。たぶん、何度読んでも引き込ま
れるだろう。こういう本はめったにない。

 談春といえば亡くなった立川談志の弟子。この「赤めだか」は、彼が
談志の元に入門し、前座生活をへて、真打ちになるまでを描いた自伝的
な物語だ。おもしろさ、というのにもいろいろあると思うがこの本の場
合は、著者の記憶力、観察力、表現力、そのすべてが一体となったよう
な「文章の底抜けのおもしろさ」だろう。本人が何かで書いていたが、
入門時のことは師匠がなんて言ったのか、そのすべてを記憶しているら
しい。そして、人を見る目の確かさ。これはもう怖いぐらいだ。兄弟子、
他の師匠、兄弟弟子はもちろんのこと家元談志でさえ、グサッとやられ
ている。いやはやいやはや。

 ラスト近くの米朝とのエピソード、小さんと談志の話はちょっとすご
過ぎてドキドキする。家元のことをもっと書いてくれないかなぁ。まだ
まだ読みたいぞ、談春!!

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紙の本

人間の業に寄り添う落語を、追い続けてください、談春さん。

2011/12/01 09:17

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:アヴォカド - この投稿者のレビュー一覧を見る

何の道でもそうだけれど、道を極める、その位置に居続ける、というのは、大変なことだと改めて思う。並大抵ではない。
才能、根性、運、人間関係…すべてが上手く噛み合わないとなし得ない。
固い決意で門を叩いても、やむを得ず去っていく人もいる。後からやってきても、追い越していく人もいる。
何を学び、何を得て、修練を重ね、何故辞めずに何を求めていくのか。

小川洋子さんの「みんなの図書室」にこの本が取り上げられていて、面白そうだな、と思い、図書館に予約を入れてちょうど待っている時に、立川談志さんが亡くなった。
順番が来て読み出してみると、8割らくいは談志さんの話で、単なる偶然とはいえ、つい色々と思いながら読むこととなった。

落語の世界のことはよくわからないが、厳しさは充分に伝わってくる。辞めていった仲間への思い、厳しいけれど厳しいだけではない師匠(談志)への思い…。
そして、自分(談春)の芸に、”師匠(談志)の師匠(小さん)”からの芸の「血」が流れていることを知った時の思い。
談志は落語会に言わば反旗を翻した人だが、芸は継がれていく。

脈々と受け継がれ流れていく芸に深さに、素人と、己の一生を賭けたプロとの決定的な違いを感じる。
「落語とは人間の業の肯定である」という談志の言葉は重く、そしてまた救いを感じる。

「除夜の雪」を聞いてみたい。

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2016/06/16 07:32

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2009/01/04 12:24

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2013/01/29 21:40

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2012/04/15 15:33

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2009/04/20 02:28

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2008/05/10 16:01

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2011/09/11 13:07

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