現代アートビジネス （アスキー新書）

投稿元：

レビューを見る

ざっくりとし過ぎている事と、あまりにも常識的な事（場所や時間で価格差が生じるが故に転売によるキャピタルゲインが発生する等）が多くを占め、少し物足りなかった。

投稿元：

レビューを見る

日本の現代アートを海外に広めることに貢献した人の一人なのだろう。特に村上隆、奈良美智が海外に出ていったバックグラウンドを知るために役立った。ただ、おそらく両アーティストと個人的に関わってきたせいもあるだろうし、同じ世代ということもあるのだろうが、両アーティストや松井みどりさんの考えと同調した「仲間内」的な視点が強く、批判的な視点に欠けているかもしれない。

投稿元：

レビューを見る

日本における現代アートビジネスの概要が掴めた。
また今後、ビジネス視点ではなく、アートをきちんと盛り上げていくためには、
健全なマーケットを築かなくてはならないことを認識できた。
もう少し踏み込んだところは、実際自分の足で動くしかないのだろうか。

投稿元：

レビューを見る

新しいアートが世の中に受け入れられていく過程とは、今までまったく存在したことがないものに、どうやって価値を見出していくか
日本では売るのが難しいと言われる作品ほど売ってみたいし、売ることを楽しんでいる
売るための文脈をつくる
アーティスト名と同じく、イメージの認知度が高ければ高いほど、ブランドとしての価値が上がる。

投稿元：

レビューを見る

201007
ギャラリーの経営システムがなんとなくわかった気がする。
なにより大事なのは、作品の後ろにはアーティストの生活があるんだということ。
そこを忘れてはいけない、と何度も書かれていた。

投稿元：

レビューを見る

2023.01.08 リアリティがあって面白かった。少し古い本なので、約10年後の現在はどうなったのかを知りたいと思った。

投稿元：

レビューを見る

2009/5/4
一般人には良く分からなかった業界の仕組みが垣間見れて面白かった。ギャラリーに足を運んでみようと思いました。

投稿元：

レビューを見る

ギャラリストという言葉を知らなかった。アーティストとコレクターをむすぶ現代美術のコーディネーターだ。マーケティングができない世界だともいう。アートビジネスという世界産業の一端に触れた。

投稿元：

レビューを見る

2009年1月30日
A thriller!これまであまり足を運ばなかったギャラリーに是非ともたくさん行きたくなった。

投稿元：

レビューを見る

アートがどういう世界で価格が決まる（＝価値が決まる）のか、これを読んで初めて知りました。偏った相場での評価になるのは商業ベースに乗っていないから。でも商業ベースに乗せると本質から外れた価値が付与されてしまうのかも。難しい。。。

投稿元：

レビューを見る

この本の主題
アートは作品であると同時に商品ですが…、
アートという商品には、必ずアーティストという生身の人間が関わっているということ。
つまり工場のように大量生産したりできないし、同様に大量消費もできない。
マーケティングも成り立たないし、安定して供給し続けることも保障できない。
ということを忘れてはいけない。

投稿元：

レビューを見る

大学の課題用に読んだもの。
現代アートの中でも特にギャラリー運営とかにまつわる話がメインでした。最後の日本の今後のアートビジネスに対する展望の章がよかった。
宣伝おつーなところもちらほらですが。

投稿元：

レビューを見る

著者は奈良美智や村上隆を世に送り出した仕掛け人！今けっこうアツいのがアートビジネスだと思う。近年活発になってる現代美術界の状況がよくわかる。
アンディ・ウォーホルの作品に80億円もの高値が付くのはなぜか?
そもそも、現代アートの「価値」は、誰が、どうやって決めているのか?

芸術と相反しそうな広告の世界だけれど、アートは企業、国家の最大の最大の広告塔にもなりうる！かもね。

村上隆のくだりは読んでみてもおもしろいと思います。
徹底した自己ブランディングにびっくり。「いわゆる芸術家」のイメージを覆されます。

果たして研究局にアートビジネスが気になる人がいるのか分かりませんが、息抜きにでも。

≪かたおか≫

投稿元：

レビューを見る

未所有
読済

ギャラリーを運営する小山氏による現代アートの
ビジネス動向に関する本。

アートの基本はリアルの鑑賞による経験。
アーティストが１年でオリジナルを作れる枚数は
決まっており、そこに付加価値を見いだしながら
ギャラリー側と成長していく点が難しい。

アートは飾られる場所（家や施設内）で見ることも
カギ。空間全体で演出される。

投稿元：

レビューを見る

現代アートのビジネス的側面からの考察は比較的少ない中、導入に適した入門書。
ただ著者は物書きではないため、一ビジネスマンの走り書き、ということに留意する必要はあるか。