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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2008.5
  • 出版社: 三修社
  • サイズ:20cm/334p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-384-04107-1

紙の本

世界の測量 ガウスとフンボルトの物語

著者 ダニエル・ケールマン (著),瀬川 裕司 (訳)

知の歴史に偉大な足跡を残した天才、ガウスとフンボルトを主人公とした哲学的冒険小説。【「BOOK」データベースの商品解説】博物学者・地理学者アレクサンダー・フォン・フンボル...

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世界の測量 ガウスとフンボルトの物語

税込 2,090 19pt

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商品説明

知の歴史に偉大な足跡を残した天才、ガウスとフンボルトを主人公とした哲学的冒険小説。【「BOOK」データベースの商品解説】

博物学者・地理学者アレクサンダー・フォン・フンボルトと数学者・天文学者・物理学者カール・フリードリヒ・ガウスという、知の歴史に偉大な足跡を残したドイツ人ふたりの哲学的冒険小説。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

ダニエル・ケールマン

略歴
〈ダニエル・ケールマン〉1975年ミュンヒェン生まれ。ウイーン大学で哲学と文芸学を学んだのち、小説の執筆を行う。文芸学者、批評家。マインツ大学などで講師を務める。クライスト賞など受賞多数。

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著者/著名人のレビュー

博物学者・探検家で地...

ジュンク堂

博物学者・探検家で地理学者の、フンボルト。
そして天文学・物理学・数学者、「ガウス分布」の科学者・ガウス。

二人をつなぐキーワードは「測る」。測り続けて、科学の目に照らし、
さまざまな法則を発見していく姿が描かれます。
外に飛び出すフンボルト、ひたすら自分自身の中で考え続けるガウス。

二人の対照的なこと!

【折々のHON 2010年6月3日の1冊】

みんなのレビュー20件

みんなの評価4.0

評価内訳

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  • 星 4 (4件)
  • 星 3 (8件)
  • 星 2 (0件)
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紙の本

知られざる世界を可視のものにしていこうという、地理・博物学者のフンボルト。世界を成り立たせている不可視のものの仕組みを明らかにしようという、数学・物理・天文学者のガウス。豊かな着想と情熱で「知」の世界を切り拓いた曲者たちの伝記風小説。

2008/11/26 15:47

8人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:中村びわ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 まず、『世界の測量』という題名に目が釘付けとなる。
 土地や山、川ではなく、「世界」を測量するとは一体どういうことなのか。何かとてつもないロマンを匂わせる題名で、通り過ぎることなどできない。
 帯を見れば「ドイツ国内で120万部の売上を記録」とあり、「『ブリキの太鼓』『香水』と並び賞される」という宣伝文句も気になった。コンパクトなこの1冊に、そういった傑作小説と同じものが込められているのか。第一、これ、小説なのか。
 そして、「ガウスとフンボルトの物語」という副題。どちらの名前も聞いたことはあるのだ、学校時代に……。ガウスは物理か何かの法則名にあったと思うし、フンボルトは「フンボルト海流」と「フンボルトペンギン」だよね、とその程度だけれども。

 近代において、人間の認識や世界観を変える発見をした2人のドイツ人の仕事を絡ませながら、未開の地を探索する冒険、さらに2人の思弁を入れて伝記小説風にまとめられた1冊である。
 知られざる世界を可視のものとしていくこと、その世界を成り立たせている不可視のものの仕組みを明らかにしていくことを、それぞれにもくろんだ2人の巨人の視点を疑似体験させてくれる、まさにロマンあふれる内容だ。
 となれば、もっと仰々しく分厚く、どんとした存在の大巻になりそうなものだけれども、行間も読みやすく空いていて、300ページ程度の読み物にまとめられている。それでいて、読み終われば、2人の生きていた18世紀後半から19世紀半ば過ぎという時代の、発見や発明という近代の夜明けの新しい風に吹かれながら良い旅をしてきた気分にさせてもらえる。

 天才とはそういうものなのだろう。ガウスもフンボルトも、かなりの奇人、思い込みや熱意の向くままに行動した人だと描かれている。
「ああ、この奇矯な人物たちの描き方!」とふっといくつかの小説が思い出された。ナボコフの『ディフェンス』、スーザン・ソンタグの『火山に恋して』、そして佐藤亜紀『バルタザールの遍歴』である。曲者を曲者が面白おかしく饒舌に、しかし情をかけて書いている。時に、その楽しさが自由な空気として漂ってくるような類いの小説。風が抜けていく快楽。
『世界の測量』には、現代小説にありがちな、残酷な結末が用意されていないのも良い。
 ただ、物語をパターンや得心に落し込み、カタルシスの出口を結末に求めるような小説読みの人には向かないだろう。ちょっとした「知の遊び」要素で、同時代人として生きたガウスとフンボルトを結びつける仕掛けがなされているので……。
 また、章ごとにガウスのことが書かれていたり、フンボルトのことが書かれていたり、その上、時代が巻き戻されたり進められたりしているので、そうした断片をはぎ合わせて、ここに繰り広げられる世界の見取り図を描いていく作業に参加しようという覚悟ができない人にはしんどいかもしれない。
 マニュアルの手順に従って読ませてもらえる。そして、クライマックスで感動を受け取って、「気持ち良かったでしょう。お気をつけて」と送り出されるという小説ではないのだ。フンボルトの探検旅行のように、標本を1つひとつ集めながら、自分なりに世界に思い巡らせることに楽しみを見出すことが求められる。さらに言ってしまうなら、小説とは真に完結しないものであるということに納得できる人が読む方が楽しめる。

 作中、フンボルトが次のように話す場面がある。
――芸術家は自分たちの課題を忘れてしまいがちです。つまり、事物の本質を提示するということです。芸術家は他者との相違点が強みであると考えていますが、捏造されたものは人々を混乱させるし、様式化は世界の質を低下させてしまう。たとえば、紙でできていることを隠そうともしない舞台の書き割りとか、背景が油漬けにされてぼやけてしまっている英国の絵画とか、著者が馬鹿げた思いつきを歴史上の人物の名前と結びつけようとするあまり、ひたすら虚構のおとぎ話に没頭してしまっている小説といったものがその例です。(P239)
 長くなるが、次の1行も加えた方がいいだろう。
――まったく吐き気をもよおしますな、とガウスは言った。

 上の引用内容を元に、両者が評価するのは「自由な逸脱」ということで、それが豊かな発想力に結びついていき、世界の測量へ至るという考えなのだが、面白いことに、どちらも「自由な逸脱」をひょうひょうとこなすというよりは、厳格なまでの頑固さで、ばりばりと勇み進んで行く。
 訳者あとがきによれば、作者自ら、それを「ドイツ的」としてテーマの1つに据えたということなのだが、その「ゲルマン魂」は、いかつく無骨なまでのあの「絶対あきらめない」サッカースタイルを思い起こさせる。
 水を失ったというのに、喉の渇いたクルーをせき立て火山の噴火口を目指したり、オリノコ奥地で手に入れたとんでもない標本を持ち帰ろうとしたり……。そういったフンボルトの奇行とも取れる猪突猛進さがアームチェアートラベラーたる読者にとっては特に愉快この上ない。
 彼らのような特異な「着想」と「情熱」が、いかに文明に新たな光を当ててきたのか、そして、多くの「知」を獲得した現代において、いかに「着想」「情熱」を大切にしていくべきか――刺激を受け、ちらと、そのようなことも考えさせられる。

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紙の本

知的興奮、知的エンターテェイメント。

2009/08/10 20:14

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:読み人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 この本、めちゃ面白っ!。
 なんだ、この面白さは!!。
理系的、知的興奮なんですが、分量的には、比較できませんが、
リチャード・パワーズの「舞踏会に向かう三人の農夫」に近いものがありました。

 あんまり耳にしない版元となんか専門書みたいな表題ですが、本書は、小説です。
ガウスとフンボルトという18世紀から19世紀にかけて活躍した
ドイツ人の二大巨頭の評伝的小説です。

 数学者にして天文学者のガウスと貴族にして、地理学者、冒険家のフンボルトの
生涯を代わりばんこに描いていくのですが、
 兎に角、全編知的ユーモア、知的好奇心、知的発見、知的センス、
(もう知的に続く言葉が語彙として思い浮かばない)にあふれていて、
とても面白いです。
劇中でフンボルトが洞窟に入るのを渋る現地ガイドに叫ぶ、
「暗いということは、明るさをさすのでない、知らないということをさすのだ!!」
がよく言い得ています。
 正確には史実に即さないところもあるそうですが、これだけ面白いとこれでいいです。
(だから評伝というより小説です)
知的、知的と書くとだから難しい本かというと全然そうじゃない、めちゃくちゃ読みやすいです。
 読みどころは、やっぱりちょっといっちゃっている、マッドサイエンティストとしての
ガウスとフンボルトの二人なのですが、これは、作者のケールマンによると
没頭すると客観性を失い、周りが見えなくなる典型的なドイツ人そのものだとか、、。
 
 面白エピソードとしては、
気球に乗り、殆ど地面と激突したガウスが感じる、
「そうか、平行線は交わる」というフィーリング。(これは、読んでいて爆笑しました)
(交わらないのを平行線といいます)
又、フンボルトの、高高度に置ける低酸素状態での幻覚を見る場面。
(全然知的じゃないんですが、なんかへんなやり取りが爆笑でした)
フンボルトがアメリカに赴き、南米について意見を開陳しているとき
最初、仲間に注意しろ!と足を蹴られ、次に更にもっと過激な意見を言ったところ
机の下でアメリカの外交官に脚を蹴られるところも爆笑でした。

 作者ケールマンが語る、どうしてこの二人をいや、この時代を選んだかかについてですが、
このころが、丁度、知的な知るという行為が、あるいは科学というものが、
人間の生活を純粋によくするために信じられていた最後の時代だからというのは、
どこか物悲しすぎます。
 ガウスとフンボルトの二人は、ある意味でとても幸せな時代を生きた二人なのです。

兎に角、この著者のケールマンはすごい書き手。
もっと書いて欲しい!!。
そして、ドイツ語なんて全く理解できない私。
もっと翻訳して欲しい!!。

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紙の本

世界を測るアプローチ

2015/09/25 15:59

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

地理学者アレクサンダー・フォン・フンボルトと数学者カール・フリードリヒ・ガウスの半生を交互に描きながら、ついには出会うまでの軌跡を描いている。あくまで物語であるため、事実と虚構が入り交じっており、また、間接話法をそのまま日本語訳しているため、妙に途切れなく会話文が続いていて、個人的には読みにくい。
 実地で世界中を歩き回り世界を測量したフンボルトと、あくまで国内にとどまり、主には頭の中で世界を測量したガウスは、そのスタンスが大きく異なる。個人的には物事の本質は雑味を削り抽象化することで見えてくる部分もあると思うので、単に観測しただけでは物足りないと感じてしまう。はっきり言ってしまうと、主観はいらない。

 フンボルトは世界の様々な事象を異常な集中力で観察しながら、しかし人間、特に女性にはその洞察力が全く働かない鈍感な人物として描かれている。一方でガウスは、世界の姿を一瞬に察する明敏な頭脳をもち、他者を愚鈍と蔑みながらも、魅力的な女性に対しては興味津々な人物として描かれている。
 だがこの設定から作者が何を語りたいのかは、ついぞはっきりしなかったように思う。もちろん、読者が察せられることは多々あるのだが、作者が首尾一貫して通したい主張のようなものは見受けられなかった。結局この本は、誰をターゲットに、何を目的として書かれたものだったのだろう?

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2008/10/25 00:00

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2009/07/15 23:48

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2009/11/28 12:49

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2010/02/14 01:19

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2010/05/16 14:53

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